みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

香港1997premium 銀座

2016-09-30 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

香港1997premium」 再訪。→(前回:2016/09/24ブロマガ)

某日は香港迷さんとのランチで、席のみ予約。

電話口の話によると、現在ランチ等は平日・休日ともに提供内容は同じとのこと。

右手側のダイニングに案内され、メニューを広げ確認すると、やはりまだ、ランチコース蘭桂坊(2,800円)の

料理内容も大きく変化なし。

そのため、自身は前々から興味のあったランチセット(麺・飯)から海南鶏飯をチョイス。

当該セットには

是日補身老火湯(本日の香港土鍋炊き込み健康スープ)
是日小菜(本日の小菜)
是日甜品(本日のデザート)がついています。

また、グランドメニューから是日蒸點心(本日の日替わり蒸し餃子)@900を追加しました。

是日補身老火湯(本日の香港土鍋炊き込み健康スープ)

トップバッターはテーブルサイドに立ち、各人にサーブされる本日の香港土鍋炊き込み健康スープ。

卓上を見ると、この日のスープの内容を記したものが置かれるようになっていたので

スタッフさんによる細かい説明はカット。

この日は百合蘋果排骨湯(リンゴと百合根、豚スペアリブの炊き込みスープ)ですが、ほかに

葛芋、人参、紅棗もたっぷり入って具だくさん。相変わらず食べさせる力を有しているのですが

訪問するたびに塩がきつくなっているように思います。

これでは、お替り自由でも塩気が舌に残り杯数が進まない。初回の3杯が夢のよう。

ついに今回はお替りを見送りました(涙)。

海南鶏飯(香港式チキンライス)@1,200

是日小菜(本日の小菜)は短冊状に切られた醤蘿蔔(醤夢ト)。

チキンライスに使える3種類のタレは、左からチリソース、葱生姜ソース、中国のたまり醤油だそう。

彩りも美しく泡菜と香菜、トマトとキュウリを従え、鶏出汁で炊いたライスは型抜きでまあるく形成。

対面時、とてもお洒落ないで立ちなので、少し戸惑いましたが、実食してみないことには

その真価はわかりませんよね。

手元でタレをかけ、いただきますが、ライスは出汁が弱いのかしら?

私が求めた味と異なり、またチキンは硬く身がしまっている感じ。

スタイリッシュな海南鶏飯ですが、総合力の面で少し残念。

まあ、個人の嗜好ですから、そんな時もあります。

自身のベスト・オブ・チキンライス!台北の「慶城海南鶏飯」さんを恋しく思いました。

是日蒸點心(本日の日替わり蒸し餃子)3potion@900

見目麗しい蒸し點心トリオは、ニンジンのお座布団を敷いて登場。

竹炭のエビ蒸し餃子(黒)、キノコの蒸し餃子(緑)、野菜の蒸し餃子(白)。

赤いのはビーツになるんですって。キラキラして綺麗だ。

なお、好みで使えるよう辛味噌(辣醤)も置かれていますが、

點心もかなり下味がしっかりしているので、何もつけず、そのままで十分です。

是日甜品(本日のデザート)

3種から選べ、チョイスは紫芋のタピオカココナッツミルク。

優しい甘さが口に広がるくつろぎのデザートタイム。

ティーポットのお茶の差し替えも、よく気がついてくれるから至れり尽くせりです。

よろしければと、コーヒーor紅茶(温or冷)のサービスあり。クッキーもついてきました。

サービスも行き届いているし、CPの高いランチ群が好きで集中して通っていますが、

正直なところ、例湯をガンガンお替りしていたころが懐かしいです。

 

香港1997premium
東京都中央区銀座2-6-5 銀座トレシャス 9F
TEL     03-6228-7258
営業時間/平日 11:30-15:00(L.O.14:30) 17:30-23:00(L.O.22:00) 
        土日祝11:30-15:00(L.O.14:30) 17:30-22:00(L.O.21:00)      
定休日    不定休     -店舗情報「食べログ」より-

 

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九龍酒樓(カオルンシュロウ) 北千住 ※

2016-09-24 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

九龍酒樓」(カオルンシュロウ)

最寄駅は北千住。宿場町通り商店街を進行した道沿いの路面店です。

奥行きのある店内は一番奥に厨房を配し、客席はテーブル席のみでレイアウト。

ホットペッパーグルメによると、総席数は26席とのこと。

調理はご主人が担当、接客は奥様と、2人で切り盛りしています。

某日は飯友さんたちとの集まりで宴会仕様。料理は香港粵菜(廣東)で構成され、

食材の一部(生麵、鹹魚、鹹檸檬、大地魚干)は、持ち込みです。

(※以下の料理はすべて、幹事さんが、事前にお店と打ち合わせして決定したもの。

通常メニューにないものもあります)

テーブル・セッティング:取り皿(2)、箸(横置き)、業務用タオルおしぼり(直置き)

テーブルクロス:なし

卓上調味料:有り(辣椒醤、酢、醤油ほか)

その他:紙ナプキン、爪楊枝、メニュー、割り箸、灰皿

卓上に菜單(菜譜)の用意はありませんでしたが、開宴に先立ち、お店から料理名を記した

手書きのメモが公開。これをもとにコース料理、計8品の細かい説明を受けられました。

さて、話は前後しますが、飯友さんたちとは現地集合。

少し早く到着したメンバーは、お店のご厚意で厨房見学をさせてもらえました。

これが本日のスープにと、用意されているものだそう。ふふふ、コトコトいい感じに育ってくれてるわ。

厨房内は熱で温度が高く、じわっと汗がにじみ出てきますが、次は奥の焼釜へ。

シェフによるリフティング!叉焼キター!

焼きたてがいただけるとあって、見学メンバーのテンションも一気に上昇。これは楽しみだわ。

また、作業工程の途中ですが、こちらは下焼きが終わり、これから熱した油をかけ、仕上げますと、

卓へのお披露目がありました。

一同の視線は釘付け!ダイナミックなプレゼンに宴の席も盛り上がります。

さて、料理は、大皿で供されるものと、各人ごとのポーションで供されるものが入り混じった

スタイルで、サーブ時にも説明を受けられました。

例湯

例湯は各自分での提供。具材は、冬瓜、干しシイタケ、貝柱、ほか漢方食材。

冬瓜はホコホコ、貝柱はその形状を少し残した感じで入っていて、スープの旨みは十分。

薄味に感じたらと、手元で調整できるようモンゴルの天然塩をいただけましたが、素材の持ち味を

生かした優しいスープですから、使用は最小限にとどめておきたいですね。

叉焼(3名分)

新鮮出爐!

焼きたて蜜汁叉焼は、照りの具合もバッチリだし、噛みしめるほどに肉汁がじゅわじゅわーっと

溢れ出し、これがコクのある甘みと相まって、文句なしの旨さ!

予めお願いしていたこともあり、今回のお料理の中での1等賞。記憶に強く残りました。

なお、脇に添えられた野菜には自家製のオニオンドレッシングがかかっています。

マスタードと豆板醤。

椒塩とガーリックチップ。これらはお好みで使って下さいとのこと。

さあ、パリパリチキンが出来上がりました。

飴色に焼き上げられたこのビジュアルには心を動かされる方も多いはず。

脆皮鶏(3名分)

厨房で食べやすいようにカットされ、卓に登場。奥様の説明では、ひな鶏なんですって。

この日のために用意されただけあって、肉質も良く、皮ぱりっと、身はふっくらジューシー。

骨周りについた肉は手でむしりとり、次々に口に放り込む。

――うひょー!こりゃあ、うんまい!

下準備の段階で塩が塗り込まれているため、お好みですが、味が浸透しにくい身の厚い部分を除き、

基本はそのままでもOKです。

炒青菜(3名分)

空芯菜の大蒜炒め、唐辛子を少し効かせていますが、辛くはありません。

箸休め的なポジショニングかな。

鹹魚蒸肉餅(3名分)

中央に鹹魚(ハムユイ)と針生姜を据え、程よい厚みのある肉餅は、クワイのシャキシャキとした

歯触りをアクセントに、発酵系の独特の風味と塩気が食欲を焚き付け、もりもりとお肉感たっぷり。

タレも濃すぎず、なかなかの完成度で、白飯を誘う味ですが、麵飯ものが後に控えているので、

じっと我慢です。

椒塩爆蝦(3名分)

以前、記したことがありますが、「避風塘」は、台風などの際に船が風を避けて非難する場所のこと。

香港、避風塘(タイフーンシェルター)料理の特徴は海鮮を使ったスパイシーな味つけです。

エビは殻ごと食べれるように、外側はカリッと香ばしく、内側はしっとりと仕上げ、その火入れ加減は見事。

椒塩とガーリックチップ、唐辛子を巧みに使い、仕上げに香菜を散らしています。

しかし、本場と比べると、ワイルドさが乏しく、幾分お上品に出来上がっているように思います。

これは幹事さんが持ち込んだ食材の一部で、香港の生麵。細くボソッとした独特の食感。

鮮蝦雲吞麵

それを使ったのがこちら。各自分で提供。

雲吞は麺の上に座してますが、つるんとした皮に包まれた餡はエビのみで作っているのでは?

と思うほど、プリプリとエビ度が高く、その弾むような弾力に驚きました。

また、スープベースは大地魚をたっぷり使用しているため、香りが格段に違い、

すっきりと雑味のない味わいで、まさに香港を体感できるものでした。

手元塩をお願いするメンバーさんもいましたが、私はそのままでしっかりスープを完飲!美味かったです。

鹹魚鶏粒炒飯

具材は鶏肉、鹹魚、レタス、たまご。炒飯はややオイリーに感じられましたが、

鹹魚の風味と鶏肉の旨味が合わさり、味にはぐっと厚みが出ているし、悪くありません。

メンバーの中には、美味い美味いを連発して、あっという間に平らげる人もいました。

また、何より持ち込み食材で、いろいろリクエストに応じてくれたことが有り難かったです。

ご夫妻の承諾を得て撮影。ブログへの掲載も快諾してもらえました。

優しく真面目そうなご主人とお話好きでサービス精神豊富な明るい奥様。

食事の際もあれこれと細かな補足説明があり、宴会に参加したメンバーも知識を

深めることができ、胃袋だけでなく心も満たされました。

北千住という場所柄、なかなか露出度は少ないのですが、焼味の腕は確かであると

感じ入りましたよ。応援してあげたいお店です。

(訪問日:2016年8月)

九龍酒樓
東京都足立区千住4-20-1 1F
TEL     03-5813-7673
営業時間/火~日 12:00~15:00(L.O.14:00) 17:30~23:00(L.O.22:00)
定休日    月曜日(祝日の場合は営業)     -店舗情報「食べログ」より-

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味坊(アジボウ) 神田 ※

2016-09-24 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

中国東北地方料理「味坊」 再訪

某日は2階、テーブル席の一部を利用した宴会仕様。

(※以下の料理は、通常メニューより注文が可能です。)

テーブル・セッティング:取り皿、箸(ロゴ袋入り)、使い捨て紙おしぼり

テーブルクロス:なし

卓上調味料:有り(醤油、酢、黒酢ほか)

その他:爪楊枝

料理は計12品。すべて大皿での提供で、サーブ時にも詳しい説明はありません。

哈尔滨红肠(自家製腸詰)

幹事さんが打ち合わせのため、事前来店し、その味に魅せられたという腸詰は、コクのある旨さで

参加メンバーをも魅了。地に足のついた酒肴力の高さで、酒を誘うこと間違いなしでしょう。

香脆薯絲(ジャガイモとチャシューの香草和え)

先ほどの腸詰が王道的な酒の肴とするならば、こちらはもっとカジュアルにつまめる酒の朋友。

カリカリに揚がったフライドポテトをチャシューと香菜で合わせ、味はぴりりとスパイシー。

ついつい手が伸びる心安い1品で、東北的フライドポテトとでも申しましょうか、

万人受けが期待できる味わいです。これ、好きだわ。

東北涼拌拉皮(板春雨の冷菜)

自家製むっちりつるシコの板春雨に豚肉の細切り炒めと香菜をトッピング。

タレはあっさりさっぱり、爽やかな辛さなので臆することなくいただけ、箸休め的にも丁度良し。

煎餃(焼き餃子)

餃子はもちろん自家製。

羊肉串(ラム肉の串焼き)

クミンと唐辛子を効かせ、胡麻をはらりとまとう心躍るビジュアル。

香ばしく焼け、羊肉は独特の風味と旨みがあって、きちんとジューシー。

当店の顔ともいえる羊肉の美味しさを再確認しましたよ。

葱油餠

小麦を主食とする中国東北地方の焼き餅。外側はサクッと、中はしっとり柔らか。

私は串から外した羊肉と香菜を挟んでいただきました。これが美味いんだ。

紅烧蹄筋(牛すじの醤油煮)

白ネギを相棒に、ニンニクを効かせたお醤油味で牛すじはつるんとして微かにこりっと。

(ノブロー) コラーゲンたっぷりだで。管理人には必要だな。

溜三样(三種ホルモンの醤油うま煮)

三種ホルモンにピーマン、玉ねぎを合わせ、味付けは同様に醤油ベース。

牛すじと三種ホルモンは味がかぶるので、どちらか1つでも良かったかも。

拼盆

店のご主人、梁さんオススメの前菜盛り合わせ。

味も良く、おつまみ力優秀ですから、複数人で集まるときには卓に置いておきたいプレートです。

地三鮮(三種野菜の醤油うま煮)

ジャガイモ、ナス、ピーマンのうま煮。

三つの土のもの、という意味合いをもつ地三鮮は東北料理の定番なのだと聞きましたが、

やはり味付けは前述した醤油味2品と同じ傾向。

主観では、食材の素朴な旨さが引き出された地三鮮が一番しっくりくるように思いました。

渍菜粉(白菜の漬物と豚肉炒め春雨入り)

白菜の酸味を効果的に働かせた豚肉の炒め。

共に使用した春雨が味をぎゅっと吸い込んでますから、このまま白飯に乗せて食べたくなります。

炒餠

細切りにした餅と野菜の炒め。

キャベツのしゃきしゃきとした歯触りが心地よく、全体に油が回って、もったいぶらない美味しさがチャーミング。

ワインは、冷蔵庫から選び、抜栓はスタッフさんにお願いするシステム。

当店は都内屈指の中国東北料理店。飲んで食べて、お会計は人数が集まるほどにリーズナブル。

好奇心を掻き立てるメニューがお手頃な価格から提供してもらえるので、この日も2階席は

複数組のグループ客で満席でした。

(訪問日:2016年9月)

味坊
東京都千代田区鍛冶町2-11-20 1F・2F
TEL     03-5296-3386
営業時間/月~土11:00~14:30 17:00~23:00 日・祝 15:00~21:00     
定休日    なし     -店舗情報「食べログ」より-

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香港1997premium 銀座 ※

2016-09-24 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

香港1997premium」 再訪

自身はこのところ、ちょこちょこランチにお邪魔しているのですが、当店は広東料理好きの友にも

ぜひ紹介しておきたく提案。

(ノブロー) 今日は冷たい中国茶のサービスを受けられただ。

席のみ予約のうえ、現地集合。料理は友人の到着を待ち、相談のうえ、決めたいのだけれど、

短期間に集中して通っているから、やはりランチコース蘭桂坊(2,800円)の料理内容が大きく変わっていない。

前回、融通を利かせてもらったし、今回もまた、とお願いするのは忍びない。

スーツを着用したスタッフさん(マネージャーさんかしら?)に、コース料理の注文は2名以上からですか?

と尋ねると、返答は1人でも可能とのこと。つまり、2名で来店し、1人がランチコースを注文し、

もう1人がプレート又はセットもしくはアラカルトでもOKなのだそう。これは朗報。

到着した友人に事情を伝え、自身は

DIMSUN“點心”プレートと香港健康スープ“老火湯”のスペシャルランチセット@1,800を。

しかし、当該セットは計5品。それと比べランチコースは計7品です。

品数が少ない分、私のほうが早く提供が終わってしまうことでしょう。

それでは、やはり食事を楽しみに足を運んでくれた友人に申し訳がない。

セットは點心を主軸とした献立なので、グランドメニューとともに供されたおすすめより、

魚料理を1品追加し、少しばかりの数の調整を図ることにしました。

是日補身老火湯(本日の香港土鍋炊き込み健康スープ)

お替り自由の例湯は、青大根、豚肉、ニンジン、ハトムギ、貝柱、干しシイタケ、生姜などの入った

食べて良し、飲んで良しの滋味深い薬膳スープ。

前回の例湯はカボチャの甘みが効果的に働き、塩加減もバッチリで、お替りコールも連発だったのですが、

今回は塩分が少し強いかな。塩気が舌に残り、そのため杯数が進まず、各自2杯で止まってしまいました。

師傅精選四種點心碟(シェフお薦め4種点心のバラエティプレート)

目でも楽しめる點心プレート。サーブ時にスタッフさん(中国人)から受けた説明によると、

 1.春巻き
 2.竹炭のエビ蒸し餃子
 3.咸水角(五目入り揚げもち)
 4.野菜エビ蒸し餃子

色彩のコントラストが鮮やかな蒸し餃子は、好奇心を直撃!

これは潮州式の蒸し餃子のよう。むっちりした皮を噛むと、カラフルな具材が顔をのぞかせます。

點心は、どれもしっかり下味がついているので、そのままで味を楽しめます。

香煎魚粉絲冬瓜(本日のお魚の香り焼き 冬瓜と春雨のスープ仕立て)

アラカルトチョイス。この日、焼味の注文は難しく、おすすめとして記されているお料理も

丁度入れ替えの時期だそう。

提供可能なものから選んだのが、本日のお魚の香り焼き 冬瓜と春雨のスープ仕立て。

香ばしく焼いた白身魚を中央に、ベースのスープには、干しシイタケや干しエビの風味が加勢し、

これらをたっぷりと吸い込んだ春雨がたまらなく美味。

特色兩種蒸點心(2種類の蒸し饅頭)

手作り感たっぷりの素朴な皮に甘めの叉焼が包まれた蒸し饅頭ともう一種類(魚)。

サイズが小さめなのでスペシャルランチセットに組み込まれていても、お腹が一杯になり過ぎず、

食事まで進むことができます。

秘製鼓汁排骨飯(スペアリブの豆鼓蒸しご飯)

ランチコースが蓮の葉の上にセットするのに対し、こちらは小碗に盛り付け蒸すタイプ。

美味しさはそのままに、ポーションはさらに小さく、軽くいただけます。

是日満甜蜜(本日のデザート)

このタイミングでおしぼりの差し替えを受けられました。

デザートチョイスは、杏仁豆腐とタピオカココナッツミルクより選べ、写真はミントの香りも清々しい

桃のコンポートを乗せた杏仁豆腐です。

よろしければと、コーヒーor紅茶(温or冷)のサービスあり。

(ノブロー) 黒ゴマのクッキーももらえたんだ。

お会計は、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入)。 サービス料なしの充実内容。

ランチ群は会計時の満足度が違います。

(訪問日:2016年9月)

香港1997premium
東京都中央区銀座2-6-5 銀座トレシャス 9F
TEL     03-6228-7258 
営業時間/平日 11:30-15:00(L.O.14:30) 17:30-23:00(L.O.22:00) 
        土日祝11:30-15:00(L.O.14:30) 17:30-22:00(L.O.21:00)      
定休日    不定休     -店舗情報「食べログ」より-

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台湾料理 新東洋 (シントウヨウ) 御徒町 ※

2016-09-24 | 中国料理(台湾料理)

台湾小菜「新東洋」(シントウヨウ) 再訪

夕刻、上野アメ横通りの中華屋台へ向かったところ、どこもみな満席状態。

しかし、嘆くこともない。近くには当店があるじゃあないか。

夜にお邪魔するのははじめてだし、台湾小菜で1杯飲るというのも悪くない。

テーブル席のみでレイアウトされた店内。

店の年配女性(ママさんかしら?)の指示に従い、奥の4人掛け席に着く。

テーブル・セッティング:なし

テーブルクロス:なし

卓上調味料:有り(胡椒)

その他:爪楊枝、灰皿、割り箸は中央にまとめて

着座後:メニュー、皿等

まずは、生ビール(中)スーパードライ@500×2を注文。

メニューを広げ、私達は料理選びの作戦会議に入るわけですが、先陣を切り現れたのが、

お通し的な鹽炒花生。こいつをポリポリつまみながら、冷たいビールを喉に流し込む。

8月のまだ蒸し暑い時期だったので、冷房のきいた屋内で正解!としみじみ思いましたよ。

炸排骨(豚ロースカレー風揚げ)@700

カットしたキャベツ、ニンジン、水菜をクッションに、スレンダーな豚肉は力強い衣をまとい、

ほんのりカレー風味。 豚肉が小さめなので、ドレッシングのかかった野菜と合わせ、並行して

食べることで、充足感を得られます。

台湾香腸@600

自家製の腸詰は下にモヤシを敷き、白髪ネギをトッピング。

噛むと、じゅわっと旨味が広がる、その腸詰の美味さはもちろんですが、

ピリッと刺激的な辛さが勝る甘辛タレが味をまとめ上げ、かさ増し的にとらえやすいモヤシも

きっちり主役を補佐する脇役に昇華。一皿の総合力に優れていました。

菜脯蛋(台湾の切干大根の玉子焼き)@700

こんがりと焼き色の美しい厚みのある玉子焼き。

私にとって菜脯蛋のチャンピオンは、何といっても具材がザクザク入った台湾の「豐盛食堂」さん。

それと比べ、当店のものは、たまごの占める割合が多く思えますが、切干大根のほか、

シイタケやネギも入って、同様にふっくらと立体感があり、味は本場台湾を彷彿させてくれるものでした。

今回のオーダーの中では、腸詰に次いで、気に入りましたよ。

豚のミミ@600

こちらもカットしたキャベツ、ニンジン、水菜をたっぷりと敷いて提供。

この様に、ちょこちょこ野菜を合わせてくれるから、一皿にボリューム感が備わります。

豚ミミは、コリッとぷるんと面白食感で、臭みなく、良き酒の友となり、注文した関帝紹興酒(5年陳)

@2,500はあっという間に空に。

なお、ボトル紹興酒のお値段は2,000円~3,500円でボトルキープは2か月。

台湾産以外の紹興酒も置いているので、(台湾産に)苦手意識のある私達には助かりました。

美味しい台湾小菜に酒もぐいぐい進み、関帝紹興酒(5年陳)は2本目に突入。

この日は団体客の予約も入っていて、厨房もフロアを行き来するママさん(仮)も大忙し。

そのため、一見さんにはちょっと素っ気なくも感じられ、中には不快に思うお客様がいたかもしれません。

しかし、これは店へ通うことで、意思疎通が図れ、互いに良いコミュニケーションが取れるのではないか

と思っています。さて、〆は名物の溶き卵あんかけ麺「ローメン」をと思っていたのですが、酒量が増えると

意外に少食な私達。残念ですが、宿題は次回へと持ち越しです。

お会計は、1人当たり5,000円(千円未満四捨五入)

飲みきれないボトルは、持ち帰り可でした。

 (訪問日:2016年9月)

台湾料理 新東洋 (シントウヨウ)
東京都台東区上野6-10-2 2F
TEL     03-3831-8822
営業時間/11:30~16:00 17:30~23:00      
定休日    無休     -店舗情報「食べログ」より-

 

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旦妃楼飯店 (ダンヒロウハンテン)

2016-09-20 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

創作中国料理「旦妃楼飯店」 (ダンヒロウハンテン)

最寄駅は上野。店は上野公園西郷銅像側のグリーンパーク内です。

地階が宴会場なので一般利用の2Fに向かいました。

友人との遅めのランチ。13時は過ぎているのですが、公園内という場所柄と、訪問日が土曜日である

ことも重なり、店は満席状態。利用人数を告げ、入口近くに用意された椅子で待つこと少し。

スタッフさんの指示で中央のダイニングへと案内を受け、2人用にレイアウトされたテーブル席に

着くことができました。

テーブル・セッティング:なし

テーブルクロス:なし

卓上調味料:有り(醤油、酢)

その他:爪楊枝、

着座後:メニュー、タオルおしぼり(トレー置き)、割り箸(ロゴ袋入り)、ティーポット(中国茶)、ソーサー付き茶杯

友人チョイスは、フカヒレの姿醤油煮込み丼。サラダ、お新香(しば漬け)、スープ、杏仁豆腐、

コーヒー付で、この時点では杏仁豆腐とコーヒーを除くセットメンバーが角盆に乗せられ、一緒出し。

柚子風味の十品目冷麺@1,600

まだ蒸し暑い時期だったので、表のホワイトボードに出ていた冷麺が頭から離れない。

そろそろ食べ納めということも考え、豆乳スープ仕立ての冷麺と迷ったあげくの自身の選択。

お腹も減っていたので、具材の多さでボリュームを望もうとしたのであります。

十品目は、エビ、ホタテ、干しシイタケ、赤トサカ、キュウリ、叉焼、メンマ、トマト、たまご、鶏肉&白髪ネギ

といった面々ですが、表の写真にあったものと比べると、盛り付けが雑なように思えます。

また、麺が顔をのぞかせている分、一部の具材の量が少ないのでは?と疑念を抱いたり、

第一印象から気持ちはトーンダウン。しかし、箸をつけると、爽やかな柚子の香りが

食欲をそそり、あっさりといただけ、じとっとした蒸し暑さを吹き飛ばしてくれましたよ。

食後はフルーツ入り杏仁豆腐とアイスコーヒーで。

2Fは中央ダイニングを取り囲みように大小さまざまな個室を完備。

様々なシーンでの対応を可能としているようです。

 

旦妃楼飯店
東京都台東区上野公園1-59 グリーンパーク 2F
TEL     03-3828-5571
営業時間/火~土 11:00~15:30(L.O.14:30)17:00~22:00(L.O.21:00)
             日・祝 11:00~15:30(L.O.14:30)17:00~21:00(L.O.20:00)    
定休日    月曜日(祝日の場合は営業、翌火曜日休み)     -店舗情報「食べログ」より-

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老辺餃子館(ロウベンギョウザカン) 本店

2016-09-13 | 中国料理全般

老辺餃子館」(ロウベンギョウザカン) 本店。

場所は、JR新宿駅南口、甲州街道(国道20号線)西新宿1丁目交差点角の

「ファーストキッチン」さんの並びのビル3F。

某日は京王線沿線の友人と所用で待ち合わせ。私は食事を済ませてきたけれど、友人はまだだという。

駅近で昼の遅い時間帯でも食事ができるところはあるかしら?と、急遽ネットで探し訪れたのがこちら。

入店後、喫煙の有無を聞かれ、振り分けられたのが細長い店内の一番奥のテーブル席。

友人は喫煙者なのです。

その彼女がチョイスしたのが、平日限定のランチセットの五目刀削緬。

老辺蒸し餃子1セイロ(2ヶ)、杏仁豆腐、コーヒー付。

奇しくも私が、新宿新南口店でチョイスしたものと同じでした。

MIX蒸し餃子A@750

スタッフさんが、刀削緬を取り分けできるように小碗ももってきてくれましたが、私自身の注文は

老辺蒸し餃子のミックスであります。

ミックスは2種類(A・B)あり、それぞれにセットされている蒸し餃子の入れ替えは不可。

Aの場合は
 ・えび(菜の花形)
 ・とり(馬の蹄の形)
 ・シイタケ(鶏のトサカの形)
 ・白菜(鳳の眼の形)     という組み合わせになっています。

卓上の黒酢を小皿に注ぎ、スタンバイ。

ですが、もっちもちで厚く力強い皮に包まれた餡は、メインとなる具が変われども、

ベースの味付けが同じように感じられ、その下味効果で何もつけなくてもOK。

単調に思えてきた頃合いでの、ちょいつけが望ましいかもしれません。

歴史とともに培われた老辺蒸し餃子は、大陸的で骨格の太い味わい。

どこか庶民的で、新しさのないところが、守り続けてきた味の魅力でもあるのです。

 

老辺餃子館 本店
東京都新宿区西新宿1-18-1 小川ビル3F
TEL     03-3348-5810
営業時間/ランチ 月~金 11:30~15:30(L.O.15:00)土日祝 11:30~17:00 
          ディナー 17:00~23:30(L.O. 23:00)    
定休日    無休     -店舗情報「食べログ」より-

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縁苑 (エンエン) 錦糸町

2016-09-11 | 中国料理全般

縁苑」 (エンエン) 

最寄り駅は錦糸町。錦糸公園を目印に四ツ目通りを進行し、蔵前橋通りを越えた1本目を右折。

ちょっと目立たない場所ですが、お店はこの道沿いに立地しています。

店内は厨房前にカウンター席を配し、テーブル席は数卓(食べログによると席数18席)。

また、冷蔵ショーケースが設けられているため、決して広いとは言えない空間環境ですが、

まとまった人数で利用する場合には、狭さゆえの一体感をもてるかと思います。

某日は火鍋を目的とする女子会7名での利用。

幹事さんの話では、一番リーズナブルな鍋セットでお願いしているそうです。

卓上でカセットコンロを始動。2種類のスープで楽しめる鴛鴦鍋は、きっちり辛い麻辣紅湯と

マイルドなコクうまの白湯で提供。

セットされている野菜を放り込み、

肉(牛・豚)はしゃぶしゃぶしたり、じっくり火を通したり。

おっと、豆腐も忘れちゃいけません。(写真を失念しましたが、セットの具材は他にもあります)。

こちらはショーケースからチョイスした追加の具材。鴨紅が美味かった!

番薯丸(薩摩芋団子)も別注文。以前、「福清菜館 福来園」さんでもいただきましたが

当店のものは、鍋でじっくりと煮込むため、皮はねっちりと餅のようにとろんとろん。

熱々のところにグッと歯を入れ、噛み切ると――。む、むむむ。

味の主張が強いので、はじめはピンとこなかったのですが、肉に混じり出現したのは紛れもなく生海苔!

これが金メダル級の凄うまで、今回、鍋の具材としていただいたことが、印象を引き上げた

のかもしれませんが、自身の味覚にクリーンヒット。

火鍋のスープも、いたずらに喉が渇かないし、 食後感も良好。リピートしたい味わいです。

自家製焼き餃子。きつね色に焼き目がついて、皮がもっちもち。

また、当店は家族経営のようで、中国人利用客も多く、ざっくばらんな雰囲気でありました。

 

縁苑
東京都墨田区太平4-9-13 カスタード第一ビル 1F
TEL     03-5809-7525
営業時間/11:00~23:00      
定休日    無休     -店舗情報「食べログ」より-

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小楠国(ショウナンゴク) 日本橋 ※

2016-09-07 | 中国料理(上海料理)寧波

中国料理「小楠国」(ショウナンゴク)

最寄駅は日本橋。当店は都道316号昭和通りより、1本脇道に入ったビルの地下1階というロケーション。

オープンは2016年8月10日。情報によると、閉店となった「上海 小南国」銀座店で腕をふるっていた

シェフ、岡部 建也氏と同店の店長が立ち上げたお店なのだそう。

まだ新しい店内は、モダンなBGMが流れ、天井からシャンデリアが下がるプチゴージャス空間。

地階のため、閉塞感を感じさせないよう、鏡を取り込み室内を明るく広く演出しています。

個室、半個室も完備されていますが、某日は、ダイニングのテーブル席を利用した宴会仕様。

(※以下の料理はすべて、幹事さんが、事前にお店と打ち合わせして決定したもの。

通常メニューにないものもあるようです)

テーブル・セッティング:カトラリーレスト、レンゲ、箸(縦置き)、スプーン、おしぼりトレー、
グラス(2)

テーブルクロス:なし

卓上調味料:有り(醤油、胡椒、花椒、黒酢)

その他:爪楊枝、ドリンクメニュー

着座後:タオルおしぼり

今回、卓上に菜單(菜譜)の用意はありませんでしたが、開宴に先立ち、シェフよりご挨拶があり、

コース料理の細かい説明を受けられました。

なお、提供されるスタイルは、基本、ヌーベルシノワ(ひと皿ずつ各人ごとのポーション)。

サーブ時にも簡潔に料理説明があります。

前菜盛り合わせ

 ・サラダ、自家製ドレッシングがけ
 ・細切りクラゲと大根の冷菜
 ・天使エビの塩水漬け、紹興酒の香り
 ・上海麩の煮物(烤麩の煮物)
 ・燻魚(ハタ)

説明から漏れていましたが、茄子の含め煮も前菜にカウントして良いかと思います。

細かい仕事がなされた前菜たちは、上海料理のテイストを織り込み、品の良い味わい。

烤麩の煮物もべったりと甘くなりすぎず、味の落ち着きどころは妙妙たるものであります。

枝豆のスープ

固形燃料をセットし、温かさをキープ。旬の食材を取り込んだスープは淡いオリーブ色で、

ぽってりと口に優しく、中には細かくカットした白身魚が入り、食べさせる力も有しています。

黒酢の酢豚

歯触りしっかり、健やかな豚肉は長芋とコンビを組ませ、レンコンをトッピングして提供。

口に含んだ瞬間に実感!見目麗しい酢豚は黒酢使いも巧みで、想像したとおり味にブレがなく、

きちんと風雅なレストラン味で、品よく安心・安定感を望めるものでした。

上海ダック

お店が名物と謳う上海ダックは、ぴりっと甘辛い味噌を同席させサーブ。

それにしても、なんと美しいクレープなんでしょう。

3時間蒸しあげ、身も皮も食べれるよう調理したダックは、クリスピーな衣をまとい、

キュウリ、白髪ネギとともにクレープ上にスタンバイ。

手元で甘辛味噌を塗り、くるっと巻いて、北京ダックと同じような食べ方でいただきます。

北京ダックでは、甜麺醤ベースのこってりとした甘い味噌が使われますが、ここで使われる味噌は

ピリッとした辛さがチャームポイント。甘辛さが軽やかだから、カリカリ衣のダックと合わせても

重たくなりすぎず、いい塩梅に食欲を刺激します。

マコモダケの醤油煮込み

シャキシャキとした食感が心地よいマコモダケは、しっかり甘めの味つけ。

ジャガイモの千切りを敷いてますので、全体を混ぜ合わせていただく。

甘いと舌に感じる要素も、味に振幅があるため、コースの流れを損ないません。

小籠包(3名分)

ひだの美しさが際立つ小籠包は、肉汁の旨味が詰まった熱々スープがたっぷりで、たぷたぷ状態。

それを大事につまみあげ、皮を噛むと、溢れ出るスープと口の中でふわっととろけ広がる

肉餡の美味しさに高揚感を覚えます。

なお、お好みで黒酢を使えますが、そのままでも無問題。

1個ですから、真剣勝負のストレートな味を楽しみたいですね。

雲吞、辛味ソースがけ

むっちりした皮にみっちりと包まれた肉餡は、野菜と肉のバランスに優れ、辛味ソースもエレガント。

どぎつい辛さはなく、オイルがまろやかで、日本人シェフの繊細さが窺えます。

フカヒレ姿煮込み、御飯、お新香

さて、〆のご飯は上海カニミソの福建式フカヒレ煮込みご飯。サーブ時には赤酢が追行。

(レンタロー) お新香はザーサイと短冊状に切られた醤蘿蔔(醤夢ト)だで。

スプーンで煮込みソースごとフカヒレを掬い、御飯の上にON!

カニミソでコクを深めた贅沢なソースは、素材の甘みが生きた丸みのある味わいで

フカヒレとタッグを組み食べ手を魅了。さっぱりいただける赤酢が絶対合う!と、

こんな上品なお店で恐縮ですが、(赤酢を)ちょろちょろと垂らして本気食い始動です。

夢中になれる美味しさに、手を休めず、我を忘れて完食しましたが

通常では、ソースは上海スタイルのお醤油味で提供してくれるんですって。

食べたばかりですが、話を聞いているだけでお腹が空いちゃう。そっちもぜひ食べたいわ。

白玉団子のキンモクセイ風味

上海定番。米のもろみ(酒醸)とキンモクセイのソースを使った中華汁粉的なスイーツ。

香り高く、素朴な味わいですが、当店らしい味の細やかさがあります。

また、店側からのお話では、デザートの杏仁豆腐にも自信があるということです。

以上、点心のポーションは少なめですが計9品をしっかり堪能。

料理は上海料理を軸に日本人の口にも受け入れやすいよう、アレンジを加えたもので、

現地色を強く望まれる方には物足りなく感じるかもしれませんが、これが当店の味のスタイル。

今回の幹事さんのお一人もそうですが、熱烈なファンが多くいらっしゃるのも事実です。

なお、平日ランチタイムは付近にお勤めの方々で混みあうらしく、時間帯をずらした

13時過ぎの利用にランチコースやプレミアムなセット及び飲茶セットを提供。

その際、アラカルトメニューからの注文もOkとのことでした。

 

小楠国
東京都中央区日本橋1-16-3 木村ビル B1F
TEL     03-6262-3885
営業時間/月~土 11:00~15:0017:00~23:00(L.O) 
        日・祝11:00~15:00(L.O)      
定休日    不定休あり     -店舗情報「食べログ」より-

 

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香港1997premium 銀座 ※

2016-09-05 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

香港1997premium」 再訪

観光で上京した友人との会食に当店を提案。

電話口にでたお店の方に、料理は当日決める方向で、席だけを3名で予約しました。

私は、てっきり前回と同じダイニングへの案内を受けると思っていたのですが、

リザーブされていたのは入口より左手側の丸テーブルのある個室です。

意外でしたが、これは嬉しい。人目を気にせず、リラックスして会話や食事が楽しめそうだわ。

テーブル・セッティング:位置皿、飾り折りナプキン、カトラリーレスト、レンゲスプーン、 箸(縦置き)。

テーブルクロス:有り

卓上調味料:なし

その他:メニュー

着座後:タオルおしぼり(トレー置き)。

メニューを確認したところ、ランチコース蘭桂坊(2,800円)の料理内容に変わりはなし。

そりゃそうだ。先日の訪問からまだ日も浅い。

スタッフさんに、事情を伝え、同ランチコースの料理を一部変えてもらえないか聞いたところ

快く応じてもらえました。

ランチコース蘭桂坊@2,800×3

料理は全て各自分での提供で、サーブ時にも口頭説明を受けられるスタイルです。

乾杯用に、テンプストレスカバブリュットレゼルバ@5,000も注文。

エレガントなフルートグラスに注ぎ込まれ、ボトルはワインクーラーをセットし、

店側で管理してもらえます。

前菜盛り合わせ

(寝太郎) わお!様子が違うぞ。ひょっとしたら前菜も変えてくれたんじゃあないかな。

 

①カボチャとナスのジュレ、②皮蛋、ガリ添え、③クラゲの頭の冷菜、④スナップエンドウの和え物

小さいポーションで提供してもらえるシノワな前菜たちは、カバとの相性も抜群。

方向性を違え、味はどれも品の良い仕上がり。友人の口にも合ったようで安堵しましたよ。

二種點心(本日の二種点心)

サーブ時には、好みで使えるよう辛味噌(辣醤)も置かれます。

・トウモロコシの蒸餃子

トウモロコシの形を模したキュートな蒸し餃子。餡の具材は変わらずで、エビとトウモロコシです。

ヒラメの蒸し餃子

ぷくっと丸いお魚の蒸し餃子。ぱっと見はフグかと思ったのですがヒラメなんですって。

見た目の可愛らしさに思わず頬が緩みました。

是日老火湯(本日の香港健康スープ)

私が会食の場に、当店を推したのは老火湯がいただけるから。

しかも、驚くことに、お替り自由なんです。

例湯を出してくれるお店も少ない中、これが飲み放題なんて嬉しすぎ!

友人にも、じっくりと味わってもらいたい。理由はこれに尽きます。

その、お待ちかねの例湯は瓦煲ごと卓に運ばれ、スタッフさんの手によって各人の器へ

注ぎ込まれます。

例湯の具材は変わらずですが、美味しいので無問題。

カボチャ、ニンジン、鶏肉、砂肝、棗、杏仁、クレソン、生姜などの入った滋味深い薬膳スープは

食べさせる力もあり、本当にしみじみと旨さです。

スープの器はさげてもらわず常にキープ!

狙ったとおり、友人の胃袋もがっちりとらえ、各自3杯(3人合わせて9杯!)を完食・完飲しました。

海老と季節野菜のXO醤炒め

ぷりっぷりの海老に、彩り豊かな野菜はしっかりと食感を残し、XO醤はピリッと辛く、

ちょっぴり刺激的な味わい。前回のフレッシュトマトのチリソースが、まあるいお味だったので、

味覚にも新鮮で、満足感を得られましたよ。

真鯛の香り蒸し

魚醤と醤油をブレンドした特製ソースを使用。

私は若干、塩気が強く感じたのですが、同席者たちには好評で、魚は切り身ですが、

パサパサ感はなく、しっとりふっくらとして、確かな手応えあり。白飯が欲しくなる味わいです。

鹹魚炒飯

〆のご飯は各自違えることができたので、1品だけ前回と違うものをリクエストしました。

ハムユイは微量で、独特の風味も弱く、大きなインパクトはありませんでしたが、

このランチコースのお値段内で我儘を聞いてもらえ、有り難かったです。

叉焼菜粒炒飯(チャーシュー青菜入り炒飯)

鼓汁排骨飯(スペアリブのブラックビーンズ蒸し乗せ 蒸籠ご飯)

是日甜品(本日のデザート)

バニラアイスのせピスタチオプリン。

蓮の実、杏仁、バジルシード、ドライフルーツをトッピング。

バニラとプリン、味が混じり合うことで、美味しさが深化する感じです。美味い。

また、食後のお茶は温or冷を選べます。

 

お会計は、1人当たり5,000円(千円未満四捨五入)。

カバを注文したため、上記のお値段になりましたが、お替り自由の美味しい例湯がついた

ランチ群はCPズバ抜け、会計時の満足度が違います。

 

香港1997premium
東京都中央区銀座2-6-5 銀座トレシャス 9F
TEL      03-6228-7258
営業時間/  平日 11:30-15:00(L.O.14:30) 17:30-23:00(L.O.22:00) 
            土日祝 11:30-15:00(L.O.14:30) 17:30-22:00(L.O.21:00)      
定休日   不定休          -店舗情報「食べログ」より-

 

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喜臨軒(キリンケン) 池尻大橋 ※

2016-09-03 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

温故知新中国料理 「喜臨軒」(キリンケン) ランチ再訪

(レンタロー) シェフー!オラだで。“キングオブシューマイ”頼むだー!

ランチの麵飯料理からのチョイス。

スターターは、じっくり中華蒸しスープ。

鶏肉、干しシイタケ、冬瓜などを具材としたクリアなスープは、ベースにアサリが加勢した

清廉な味わいで、生姜の風味がほんのりと効き、黒コショウできりっと味を引き締めています。

セットの小皿料理は、シェフの気まぐれ“ひと口惣菜”3種盛りを。

①枝豆漬け②蒸し鶏の麻辣ソースがけ③叉焼

淡いピンク色に艶めく厚みのある叉焼は、力強く、噛みしめると旨味たっぷりで

質の良さは確か。肉の甘みが心地よい余韻を紡ぎだします。

また、しっとりと柔らかい鶏肉にかけられた麻辣ソースも素晴らしい。

苦味と辛味のバランスが絶妙で素人では出せないプロの味。

包容力のある味だから、万能に活躍できるのではないかしら。

どれも、ここで酒を注文しないのが、勿体ないと思えるぐらいの酒肴力の高さです。

香港味“豚肩ロースの豆鼓蒸し土鍋ご飯”青菜・煮玉子添え@1,300

喜臨軒名物 手切り豚肉と天然海老のシューマイ 1個@250

(レンタロー) オラが注文した“キングオブシューマイ”ができただ!

たかが焼売と侮るなかれ!この1個の焼売の持つパワーが凄い。

手切りした豚肉で作っているから、もりもりとした食感で、すこぶるジューシー。

素材の甘みと旨みを存分に味わえますから、マストで押さえたい

当店の“絶対のエース”なのであります。

以前、広東風蒸しハンバーグ土鍋ごはん“青菜と煮玉子添え”をいただいたことがありますが、

今回は豚肩ロースの豆鼓蒸し。粗く切られた豚肉は、ミンチ肉と合わせたのかしら。

蒸しハンバーグと同様、丸く成形され、その量もパワフル。

手元のレンゲで崩すと、ひと口サイズのもりっとした豚肉がゴロゴロと出現。

調味されているので、よく混ぜ合わせ、白飯に味を馴染ませ、口に運びます。

豆鼓の量は控えめで味はマイルド。はじめはやや物足りなさも感じ、

煲仔飯に使う生抽をかけたくなったのですが、店からの用意はなし。

ですが、食べ進めた後半になり、その理由もわかりました。

この豚肉、意外にしっかり味がついているのです。

土鍋ご飯自体もボリュームがありますから、調味を加減し、最後まで飽きずに

楽しめるよう考えているのだと思います。

煮玉子をはじめ、ご飯の友となる具材がしっかりサポートしてくれるから、

食もどんどん進み、また、鍋にはりついたオコゲも少しではありますが、

確認できたし、シェフのアイデアで練られた煲仔飯で胃袋も大満足。

これからも様々な具材のバリエーションで、香港を体感できる煲仔飯を提供してほしいなあ。

デザートは追加でお願いしました。

きめの細かいふっくらキュートな蒸しカステラ(馬拉糕)と乙女な桃のプリンであります。

(管理人:イメージ) レンちゃん、デザートよ。どこ見てるの。

(レンタロー) オラの友達が来てるだよ。そっちの麺も美味そうだなー

 

喜臨軒 (キリンケン)
東京都世田谷区池尻3-2-5 コンフィアンス流来 B1F
TEL   03-5787-6982
営業時間/ 月~土 11:30~14:00 (L.O)18:00~22:15(L.O)
定休日    日曜・月曜日ランチ

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南粤美食(ナンエツビショク) 横浜中華街 ※

2016-09-02 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

横浜中華街、開港道の広東料理「南粤美食」(ナンエツビショク) 再訪

某日は小ぢんまりとした2階、テーブル席を利用しての宴会仕様。

(※以下の料理はすべて、幹事さんが、事前にお店と打ち合わせして決定したもの。

通常メニューにないものもあります)

宴席は、角テーブルをつけ、中央にターンテーブルを配したレイアウト。

テーブル・セッティング:取り皿、取り碗、レンゲ、グラス、使い捨て紙おしぼり。

テーブルクロス:有り

卓上調味料:なし

その他:メニュー、割り箸は中央にまとめて。

紹興酒ボトルは店の方にお願いし持ってきてもらいますが、瓶ビールは2階冷蔵庫より

取り出し、空き瓶を並べ会計時に精算するシステムです。

さて、当方にお知らせいただいた事前情報によると、菜單は以下の8品。

 ・鹽焗鷄燒鴨拼盤

 ・紅蘿蔔粟米冬瓜排骨湯

 ・腐乳炒通菜

 ・梅菜扣肉

 ・百花蒸醸荳腐

 ・苦瓜を使った何か

 ・鹹魚鷄肉煲仔飯

 ・甜品

参加メンバーが揃ったところで宴がスタートしますが、

サーブ時に詳しい説明はないため、正確さに欠ける点はご容赦ください。

ターンテーブル上に予め用意されていたのは、鹽炒花生。

鹽焗鷄燒鴨拼盤

東江鹽焗鷄

店のイチオシ!オーナーシェフ故郷の美食、丸鶏の塩蒸し焼き。

塩味がしっかり効いた骨付き肉は、シコシコとした歯触りで力強く、旨味が閉じ込められ、

現地っぽさを感じさせてくれる骨太な味わいです。

明爐燒鴨

アヒル肉は、皮目ぱりっと、肉は味が濃厚で噛みしめるほどに独自の旨みが深く、タレも激うま。

飯や瀨粉を欲する味わいです。

余談になりますが、皆様は、香港・中国合作映画「桃さんのしあわせ」を

ご覧になったことがありますでしょうか?

主人公ロジャーにとって長年勤めてくれた家族同然の老メイド、桃姐。

その彼女が病に倒れ、病気が進行していく中、ラスト近くに公園でろれつの回らなくなった

桃姐が「燒鵝瀨粉」と会話にならない単語を繰り返すのです。※瀨粉(ライスヌードル)。

おそらく、彼女の好物なんでしょうね。涙を誘うシーンでもあります。

同映画のDVDは自身が広東語学習の折に使った教材でもあり、思い入れが強い作品。

ぜひとも「燒鵝瀨粉」を体験したく、訪港の際には「波記燒臘粉麵店」さんをと計画しています。

紅蘿蔔粟米冬瓜排骨湯

ことこと煮込んだ広東スタイルのスープ。

スープに使用した具材は別皿で運ばれてきます。

紅蘿蔔(ニンジン)、粟米(トウモロコシ)、冬瓜。

スープにはコーンの甘みが良く出ていてあっさりしながらも滋味深く、冬瓜はとろとろで、

ニンジンはほこほこの優しい歯触り。

排骨(スペアリブ)。骨周りの肉を上手に使っているため旨味が抜けきっておらず、

使い果たされた感ないのが嬉しい。

甘みのある醤油タレもセットされますから、ちょこっとつけていただきます。

梅菜扣肉

塩抜きした梅菜を中華スパイスと醤油を巧みに使い、煮込み、皮目を軽く焼いた

豚の三枚肉とともに蒸すことで仕上げています。

艶やかな豚肉は脂身までとろんと柔らかく、味はこっくりとまろやか。

梅菜の塩の抜き加減と調味の塩梅がよいのでしょうね。

肉の旨みに梅菜がコクと香りつけ、一体となっても味に塩辛さやくどさがないのは流石。

最高の白飯の恋人です。

百花蒸醸荳腐

百花はエビのすり身。これを、つるんとした絹ごし豆腐にのせて蒸したものになります。

皿を彩るグリーンはチンゲン菜で、トッピングは香菜。

ここでは全体に醤油ベースのタレがかかっており、口に優しくあっさりといただけるものでした。

苦瓜蒸肉

ゴーヤのひき肉詰め豆鼓ソース蒸し。

暑い夏にぴったり!ゴーヤの苦味が口当たりの良い豆鼓ソースと相まって食欲を刺激します。

さて、次は炒め野菜。厨房ではシェフが一人で調理をするので、手を休める間もなく大忙し。

腐乳炒通菜

通菜(空芯菜)の腐乳炒め。強いクセを控えたマイルドで食べやすい味の仕上がりです。

食事は煲仔飯。通常はランチ限定ですが、今回宴会料理のリクエストに応じてもらえました。

砂鍋と呼ばれる取っ手付きの小さな土鍋で一つ一つ炊き上げられます。

鹹魚鷄肉煲仔飯

参加メンバーの中に数日前に香港から戻った方がいて、香米を持ち込み。

入店時にシェフに渡して煲仔飯に使ってもらえるようお願いしたのです。

そのため、鹹魚鷄肉煲仔飯香米での提供。

蓋を開けた時に立ちのぼる芳香に歓喜の声があがりました。

鶏肉はひと口大の大きさで、鹹魚(塩漬け干し魚)はお気持ち程度。

また、現在店ではジャポニカ米で煲仔飯を提供しているため、シェフ自身、香米に対する

水加減が不慣れなことと、厨房の火力が弱いこともあり、炊きあがった飯は柔らかく、

副産物のオコゲも望めませんでした。

このように線の細さは否めませんが、何よりも、当日に香米を持ち込み、その要望に

応えてくれたシェフに感謝。そして、香米のパワーは凄かった。

排骨煲仔飯

スペアリブの炊き込みご飯はジャポニカ米で提供。

やはり炊きあがった飯は柔らかく、鍋に出来たオコゲもぱりっと感は乏しく、しなっとして

頼りなかったかな。

しかし、スペアリブへの調味加減は完璧で、骨周りの肉はジューシーで旨みたっぷり。

思いがけず、香米との食べ比べも楽しめ、存分に味わい尽くせました。

蜜汁叉焼

菜單では、紹介されていなかったので、お店からのサービスだと思います。

甜品

トウコロコシ、カボチャ、冰糖、牛乳、生クリームで仕上げた糖水(冷)。

野菜の甘みが生かされ、当店らしく素朴で、好感度の高い味わい。

料理は出来上がり次第次々に運ばれてきますから、ちょっと忙しない感じもしますが、

それがまた現地っぽくって人数を集めた宴会では楽しかったりするのです。

当店は家族経営でアットホームなところも魅力。横浜中華街の注目の廣東料理店です。

南粤美食(ナンエツビショク)
神奈川県横浜市中区山下町165-2 INビル
TEL      045-681-6228

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2016年9月1日

2016-09-01 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

(ノブロー) 最近は台風ラッシュだな

 

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