四川料理 中國菜「老四川 飄香」 (ラオシセン ピャオシャン) 久しぶりの再訪。
このところ再訪が多い?
新規開拓も良いのですが、中国料理食べ歩きの数も増えると、自分の嗜好に合う
お店に出会うのが困難になってきています。これは、ストレスだ。
やっぱり私も好きなお店の料理が食べたくなりますよ。
「飄香」さんは、そうした大事なお店の中の一つ
井桁シェフの作られる香り高い「老四川」は、私の心に深い感銘を与えてくれる
ものでした。 また、シェフの料理が食べたい。
日に日に思いが募り、某日のランチに麻布十番へ。
階段を下りモダンな店内に入店後、ご案内を受けたのは入口に近い
片側ソファのテーブル席。
テーブル・セッティングは、ペーパーナプキン、グラス、カトラリーレスト、レンゲ、
箸(縦置き)。 ランチタイムのためでしょう、テーブルクロスはなし。カジュアルです。
着席後にタオル地のおしぼり(トレー置き)とメニューをいただき、
水と茶杯で中国茶のサービスを受けました。
上記のような平日限定ランチセットもありますが、本日、目をつけたのが限定10食の
飄香特製 ふかひれの姿煮かけご飯セット@2,730
A 夏草花松露魚翅蓋飯(四川トリュフとフカヒレ姿煮かけご飯 冬虫夏草の花添え)
B 海胆魚翅蓋飯(ウニとフカヒレ姿煮かけご飯)
ここは、AにすべきかBでいくか、迷いどころ。
最終的には、四川トリュフに惹かれAをチョイス。
竹韻冷菜四味盆(色とりどりのお楽しみ前菜4種)
お隣の方が平日限定ランチセットを注文されていましたが、そのセットの前菜4種も
限定食の前菜と内容が変わりません。
左から、
1.焼き鴨・・・鴨の風味はあれど臭みなし。肉の質感も良好。
2.蒸し鶏のピリ辛ソース・・・下にはキュウリ。しっとりとした蒸し鶏には濃厚なソース。
ゴマピリクリーミーと表現したら良いのかしら?
芝麻醤を感じさせますが、味の広がりが四川だ。
3.焼きパプリカとピータンの黒酢和え・・・相変わらず激美味い。
花椒の効いた芳醇な黒酢に陶酔。これは自分にとっては飲み物だよ。
4.安納芋とアヒルの卵・・・ホクホクとした甘み。上にはかぼちゃの種。
夏草花松露魚翅蓋飯
ふかひれは胸びれを使用されているとのこと。上のオレンジ色のものは冬虫夏草。
チンゲン菜とアワビ茸。 これ、サーブ時には分からなかったのですが、
前回のコース料理「一口ごはん」でいただいていますね。
(レンタロー) 前回はちんまい飯がアワビ茸の下敷きになってたからな。
飯の存在が希薄だったんだべ。
コース時には、あまりに上品サイズすぎて、じっくり味わうには至りませんでしたが
今回はご飯とのコンビネーションを楽しむ余地ありです。
スプーンですくい上げ口に運ぶと、醤油味ベースのピリリとしたあんに、
ふかひれと白飯がさらりと馴染み、香りと味のバランスに優れている。
――旨い!
一口、二口、食べ進めるほどに、じっくりと感動が深まっていく。
このご飯は一口サイズでは分かり得ないものがあるよ。
今回その実態を掴んだ!って感じです。
他にはない(であろう)、四川スタイルのふかひれの姿煮かけご飯だ。
ただ、このご飯も量が少なめなので、男性やたくさん召し上がりたい方には、
お腹を満たしきれないかも。
鐘水餃子(四川水餃子)~ピリ辛ニンニクソース掛け~@840
あまりに美味しくてぺろりと完食してしまいました。
せっかく来たのだからもっと、シェフのお料理を食べておきたいな。
再びメニューをいただき追加注文。
上にはフレッシュな香菜。サーブ時に香った。
水餃子は4個で、もっちりとした手作り感の伝わる皮。
仕上げに花椒をふられている。
ピリ辛ニンニクソースは特別にクセはないのですが、ニラを使った餃子なので
この後に人に会われる場合には避けたほうがよいかも。
食後、けっこうニラがあがってきます(汗)
約半年ぶりの訪問。
全般を通して、その香り高さに味のブレは感じませんでした。
四川の伝統を昇華し洗練させた「老四川 飄香」 また定期訪問したい。
今回のランチ満足度数は、★★★★☆ とってもお気に入りです
老四川 飄香 麻布十番本店 (ラオシセン ピャオシャン)
東京都港区麻布十番1-3-8 Fプラザ B1F
TEL 03-6426-5664
営業時間/ 11:30~14:00(L.O) 18:00~21:30(L.O)
定休日 月曜