みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

山西亭 (サンセイテイ) 東新宿

2015-07-12 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

中華料理「山西亭」 再訪

初回利用時、

20名様での貸切の場合、一人5,000円(税別)で飲み放題付き。(2.5h)

奥様からメニューにない山西省の特別料理を盛り込み提供してくれるという情報をゲット。

これにより人数を集い中央ダイニングを貸し切るという形で、山西省家郷菜宴が開催された。

11:00~17:30となっているけれど、これは店側の準備、後片付けの時間も含めてのことでしょう。

入店すると、卓のレイアウトも宴会仕様で準備済み。

フロアには奥様のほかに、助っ人要員らしき男性(中国人)が加勢してくれてました。感謝。

テーブル・セッティングは、取り皿、箸(横置き)、業務用タオルおしぼり。

(レンタロー) 今回、料理は完全に店側にお任せしてあるだ。で、事前の菜單はねえ。

何がごっちゃんになれるか楽しみだで。

 

デザート以外すべて大皿での提供で、サーブ時に簡単な説明を受けられる。

山西炒凉粉(山西凉粉炒め)

ジャガイモ澱粉を原料とし固めた涼粉は、ザクザクと厚切りにされ、

その食感は頼もしくもちっとつるるん。

野菜はキュウリ、ニンジンなど。

涼粉に絡むオレンジ色のタレは辛さは控えめ、甘酸っぱさが魅力的で

さっぱりとして想像以上に箸が進む。

滑って箸で掴むのが一苦労だが、これも必食級の旨さです!頑張ろう。

山西風味鶏(蒸し鶏と野菜の山西香酢の和え)

蒸し鶏と、細切りにしたキュウリ、ニンジン、僅かな香菜も活躍する冷菜。

こちらは以前、実食済み。印象は変わらずで、丁度良い酒の朋友。

酢豚

ナッツとキュウリでおつまみ力全開。黒酢炒めと説明を受けたはずだけれど、

後に公表された品書きによると酢豚。

次は、好奇心を煽られる必食メニューが登場。

莜麺栲栳栳(ヨウミェンカオラオラオ)(莜麦:燕麦のせいろ蒸し麺)

莜麦を筒状にして、蒸籠に蜂の巣状に並べ蒸した山西省の郷土料理。

つけだれは2種。①山西省の黒酢と醤油 ②トマトとタマゴ

莜麺栲栳栳を食べ終えたあとも、つけだれは手もとにキープ。

このたれは万能選手!不烂子との相性も良いのです。

過油肉(グオヨウロウ)(豚肉と五目野菜の香酢炒め)

具材は、豚肉、ニンニクの芽、タケノコ、キクラゲなど。

しっかりとした味付けだが、少しも尖ったとことのない黒酢使いで、

白飯との友好関係も期待できる。

不烂子(ブランズ)(ジャガイモ入り蒸し麺の焼きそば)

実食済み。飾り気のないビジュアルだが、スナック感覚でパクパクいただける

素朴な味わいが、ハートを鷲掴みにすることだろう。

そのままでいただくも、途中で2種のつけだれで味の変化をつけるもよし、

不烂子は食べ手の欲望に従順だ。

自家制板粉条

平たい板状の春雨は自家製。食感はやわやわのきしめんのよう。

黒酢と醤油をベースに具材と炒めており、ちょっぴりこってりだけれど、親しみやすい味わいで

素直な美味しさがある。

黒酢溜白菜(白菜の甘黒酢炒め)

黒酢辣子白。実食済み。

具材は白菜のみで、山西特産の濃厚な黒酢(陳醋)が味の決め手。

さらりとした甘酸っぱさがシャキシャキとした歯触りの白菜にマッチする。

派手さはないけれど、麺や飯との合わせ技が効きそうな応用枠を持っています。

莜麺魚魚(莜麺 焼きそば)

炒莜面魚魚。実食済み。

莜麺栲栳栳同様、莜麦を使用しているが、こちらは生地の両端を細く中を太く成形。

魚の形をした麺はもっちもちの歯ごたえで、これこそニョッキ系の食感。変わらず美味い。

油糕

おや?コロッケ、と思ったら、ここでインターバル。

おやつ感覚でいただける小吃、あん(豆沙)入りの餅フライが登場。

イカとブロッコリー黒酢炒め

黒酢炒めというけれど、どちらかというと広東風の炒め。

野菜はしっかりシャキシャキで素材への火入れ具合は申し分なし。

水餃

純白で小ぶりな水餃子は、手作り感が好ましく、皮はもっちもちだ。

なお、黒酢をベースとした辛味調味料も同行してきたけれど、水餃子の餡はしっかり下味が

ついているので使用せずともOK。

拌汤

卵とトマト、青菜入りのすいとんスープ。

嫌味のないナチュラルな味で、しっくりと舌に馴染む。安らぐなあ。こういうの大好きだ。

お好みですが、ここに黒酢をたらりと落とすのも、美味し。

刀削麵の名人。厨房でご主人が笑顔をみせてくれました。きゃっほ~!

いつも美味しい麺をありがとうございます!

山西油泼刀削麺(山西 油そば)

実食済み。山西黒酢(陳醋)の風味が息づく油泼刀削麺は、仕上げに熱々の油を

じゅっとかけて完成させる。香りの良い黒酢のまろやかな酸味は、油と混じり合うことで、

より一層コク豊かな味わいに深化する。

デザート

杏仁豆腐は各人ごとに。

宴会の後半には、本日提供の料理を手書きで記してくれました。

宴会料理は、麺処、山西省の特色を打ち出したものを含め計15品の提供。

どれも手間を惜しまず、準備してくれたことが伝わり、また、飲み放題の酒も、ビール、

紹興酒はもちろん、白酒もおすすめのものを用意と、きめ細やかな心配りにも感心した。

当店にはじめて訪問された方々も山西省の黒酢使いに魅了され、出会ったことのない

麺料理の数々に好奇心が満たされる満足度の高い宴になった。

みなさま、本当にありがとうございました。

 

山西亭 (サンセイテイ)

東京都新宿区大久保2-6-10 B1F

TEL         03-3202-7808

営業時間/ 11:00~15:00 17:30~22:30(L.O)

定休日     不定休          -店舗情報「食べログ」より- 

※お店の方々をはじめ、ご尽力頂いた幹事さんに感謝であります。
中国料理満足度数は、当然別格

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