como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

天地人 第1話「五歳の家臣」

2009-01-04 23:20:37 | 過去作倉庫07~10
 全国の大河ドラマウォッチャーの皆様、お久しぶりでございます! 今年も1月第1日曜日、大河ドラマの第1回の放送日がやってまいりました。
 というわけで、装いも新たに(あんまり変り映えもしませんが)お送りします今年の大河塾。「風林火山」から引き続きの有難い皆様、「篤姫」からの皆様、初めておいでいただいた皆様も、改めましてこんにちは。遊人庵庵主と申す者です。これから、毎日曜の夜8時を皆様とともに、大河ドラマ「天地人」に突っ込みつつ、いろいろやって遊んで行きたいとおもっております。
 どうぞお付き合いのほど宜しくお願いいたします。

 さて、今年の大河ドラマ「天地人」、第1回。OPクレジットの前に、幕前顔見せ口上のような1幕の小芝居があります。天下人である豊臣秀吉に、自分の家臣になれと札束で顔をひっぱたかれた主人公の直江兼続が、いくら山吹色を積まれても、殺すと脅されても、主君の上杉景勝を裏切りはしないと啖呵をきる場面…なんですが、第1回のOP前の小芝居って、なんでいつもこうチープなんでしょうねえ。直江兼続の少女漫画ばりの前髪とか、石田三成の微妙をとおりこして奇妙な辮髪風の髪型とか、秀吉のバックのカキワリやお城のCGが志村けんのバカ殿様みたいなこととか、萎える材料に事欠かないんですけど、大河ドラマ第1回ということで、ありあまっているテンションで、なんとか脱力せずに見れました(できれば第1話のサービス小芝居はこれを最後にやめて欲しいけどな)。
 で、OPクレジット。横書きです。しかも金文字でキラキラしています。音楽はなかなか勇壮でキャッチーで好きなんですが、画面が妙にキラキラと派手。主演の妻夫木聡も登場したりして、あからさまに去年のOPを意識してる感じですが、どうせやるなら篤姫と真逆の、渋い画面にしたほうが映えるのにね。
 めまぐるしくハレーションを起こすようなOPクレジットの中で、一番インパクトがあったのは「トメが阿部寛」。これでした。
 そう、この第1回の感想をひとことでいうと、「阿部ちゃん謙信キター!!」です(笑)。
 いやホント。あの強烈すぎたガクトの残像をひきずって、どういうふうに演じるのかと若干心配だったんですが、いやさすが阿部ちゃんだ。ガクトを忘れていない視聴者の襟首をグッと掴んで力技で引き寄せるような、すごい濃いインパクトと説得力です。第1回は、そんな阿部ちゃん謙信の強烈な存在感で持った75分拡大版でした。

 おはなしは、一昨年の「風林火山」のラストシーンから3年後くらいかな? ほぼ時系列で繋がっている、越後の国ではじまります。
 「風林火山」からのスライドが、見ているほうにも違和感がありません。なんてったって川中島で討ち死にしたはずの諸角の爺様が越後で僧になって生きてるくらいですから(爆笑)。阿部ちゃん謙信も、ガクト謙信と同じ馬上杯を握り、方向性はちがうもののキャラの濃さでは相通ずるものがあり、違和感がないのです。そして上杉謙信はだんだん人間離れしていくのだけど、いいんでしょうか(笑)。
 越後の国・上田庄では、城主の長尾政景が、国守上杉輝虎の側近・宇佐美定満と舟遊び中に不審死をとげたことで、国主に叛乱の気運が高まっております(宇佐美定満…この役はとうぶん欠番だよねえ)。
 そこに、関東遠征にむかう途上から引き返してきた上杉輝虎が、ほぼ単身で乗り込んでくるわけです。エキゾチックなマントとブーツ。人間離れしてて、矢玉をあびても当たらない。そして、エイヤッと刀の一閃で頑丈な砦の秘孔を衝いて一発崩壊させ、「あべし!」「ひでぶ!」と断末魔の敵兵が道をあける中、ゆうゆうとまかり通っていく…と、もうすでに一昨年のノリを継承どころか超越してるな。ことしの謙信は宇宙人じゃなく世紀末救世主か…。このあたりでもう、つかみはオッケーって感じです。
 これをものかげから覗き見している幼い主人公・樋口与六ちゃん5歳。ケンシロウ輝虎に魂を奪われ、驚異の動体視力のおケンシロウが刀で跳ね飛ばした矢を拾ってかえり、大事にもっていたりするわけです。こんな与六ちゃんのおかあさんが、田中美佐子。生活に疲れたかんじを地で行ってます。仙桃院の高島礼子が美しくて貫禄もあるのと対照的で、なかなか人選よいですね。

 亡くなった長尾政景の夫人が、ケンシロウのお姉さん、桃姫こと仙桃院さま。一子・喜平次がいるわけですが、この子が、父親はケンシロウに謀殺されたと思い込んでいます。弔問に来て、帰ろうとするケンシロウを、「父上のかたき!覚悟ー!」とか言って短刀をぬいて襲い掛かるのですが、敵は人間じゃない世紀末救世主なので、蚊にさされたほどのダメージもありません。
 その後、仙桃院さまは実家の春日山城に招かれて、実弟のケンシロウと語り合います。あの日のショックで引きこもり児童になってしまった喜平次を心配する仙桃院でしたが、ケンシロウは「姉さん、よかったら喜平次をわたしの養子にくれませんか」ともちかけます。
 あんな幼い子の心にも阿修羅が宿っている、子が親を思う気持ちに感動した!というわけですね。生涯不犯童貞王子の輝虎さまには当然実子が無いので、喜平次をひきとり、洗脳して、理想の清い王国をつくろう!っつうわけです。なんか発想がヤバイですね。さらに、ふたりが語り合っている岩屋の毘沙門堂がすごいチープなハリボテだったりするのも…まあ、これはいいか。

 さて、あの日いらいケンシロウなお屋形様に夢中な与六ちゃんは、いじめられている百姓の子を庇って、年上の子にケンカを売ったりしています。でも、まだ5歳なので、叩きのめされて、「お前のとうちゃん元百姓」とかいってバカにされて、号泣しながらつっかかっていったりしてます。そんなありさまを見ていた喜平次少年が割って入って止めるのですが、この喜平次少年が、目元キリリの美少年で、なかなか良いの。「争いはもうたくさんじゃ」とかなんとか、ありふれたセリフなんかどうでもいいから、顔見てるだけで眼福でした。
 殿様の息子さんに食って掛かっている与六ちゃんを遠目にみていた仙桃院さまは、なぜか、その子の背後に、きらめく北斗七星を見てしまったのであります。
 喜平次少年のほうも、父の仇とおもっているケンシロウ輝虎にみこまれて、狩りに連れて行ってもらったり、カッコイイ立ち居振る舞いを手取り足取り教わっているうち、心を開くわけですね。最後には、「まだ父の仇と疑っているなら、わしを斬るがいい」と言われて刀を渡され、完全降伏。「ふたりで毘沙門天の名に恥じぬ清い国を築いていこうぞ!」「はいっ!」…と、シチュエーションがなんか洗脳っぽいけど…。

 で、喜平次少年はお寺に入れられ、北斗神拳の跡継ぎとして修行の日々に入ることになりました。ここの和尚さんが川中島から甦った諸角の爺様です(違う)。
 なんとなく新しいお友だちにもなじめない喜平次を心配した仙桃院さま。もしかしたら、北斗の七星(!)のように付き従う家臣がいれば良いのではないかと思い、弟ケンシロウとも相談。前々から目をつけていた与六ちゃんをスカウトしに、おうちの人に会いにいきます。
 といったってまだ5歳で、青田刈りにもほどがある。困惑し、固辞するおかあさん。が、おとうさんの高島政伸は「いまから喜平次様の家臣になっていれば立身出世も思いのまま」「越後一国のみならず、天下に号令する者になれるかも」と、子どもを有名付属幼稚園にお受験させる親のように、やたら壮大な夢をめぐらせてしまい、ぐひひひひ…などと変な笑い声をあげています。
 まだまだ幼い与六ちゃんが「やだ」と一言で却下すると(当然ですが)、頭を冷やして考えろ!と物置に閉じ込めたり、そのわりに「言って聞かせてわかる年じゃないし…」とか困惑したりして、首尾一貫しないおとうさんですが、おかあさんのほうは、その点わりとキモがすわってる。
「あの紅葉を御覧なさい。紅葉は木を生かすために、真っ赤に燃えて散っていくのですよ。おまえもあの紅葉のようになるのです」とか、5歳児にはよけい解らんようなことを言い、泣きの涙で手放すのでした。うーん、べつに5歳児を説得しようとかしないでも、「義経」の常盤御前のように、寺に連れてってそのまま置いてくればいい話だと思うけど。
 
 そして、人知れず号泣するおかあさんから離され、与六ちゃんは雲洞院というお寺につれてこられます。そこにケンシロウと仙桃院さま、喜平次君も待っていて、そこでごあいさつの口上を言わされるんですね。
 まだ小さいので、そのご挨拶もとちゅうでセリフ忘れてしまい、真っ白になってしまいます。このへん素っぽくてかわいいです。「セリフに詰まるのは心にもないのに仕込まれていることを言わされてるからだ」と和尚さんに突っ込まれた与六ちゃんは、幼いながらにブチ切れし、開き直って、「ホントはこんな寺なんか来たくなかった!」と思いっきりホンネをいってしまいます。
 一瞬目が点になる一同。が、ケンシロウがガハハハハハと大笑し、与六ちゃんのホッペをむぎゅぎゅと握って「気に入ったっっ!!」と。
 さあ、いたいけな与六ちゃんの運命やいかに?!

…というわけで、ざっと見ました第1回。一番のみものは、なんたって阿部ちゃん謙信でしたけど、そのほかにも

○サービス出演の織田信長@吉川晃司のルックスがなかなか。開き気味の襟からのぞく厚い胸板がすてきです。こういう体育会系の信長って、ここしばらくいなかったかも。今回は顔見せ出演でしたけど、今後がたのしみ。
○三成@小栗旬のあの髪型はなんだろう。後ろはどうなっているのか…これも今後がたのしみ。
○小姓のなかにひとりだけ髪の毛が膨張している漫画みたいな子がいたけど、パパイヤ鈴木の子役なんでしょうね。別にいいようなもんだけど、小さく脱力…。
○兼続@妻夫木聡の前髪は、さいごまでずっとああなのかなあ?

こんなとこです。
 次回、まだ引き続き子役シリーズが続くようです。そのへんは王道大河ですね。やっぱり戦国ロマンって大河ドラマらしくていいなあ。
 では、今年も楽しんで見てまいりましょう。また来週!


18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんはです (ikasama4)
2009-01-04 23:48:16
まず、掴みはOKといった第1話でした(≧∇≦)b

Gacktさんが演じた長尾景虎は
上杉謙信に女性説もあるからああいう
妖艶さを感じさせるキャスティングに
なったかもしれませんが

阿部ちゃん輝虎良かったですねぇ。
正しく軍神って感じですね。

ちょっと信長にも見えましたけど(; ̄∀ ̄)ゞ

でもって子役が可愛すぎですね。
もうすっかりヤラれてしまいました(〃▽〃)ゞ

>○三成@小栗旬のあの髪型はなんだろう。
どうも後ろで縛ってる感じみたいですね。

後、与六とケンカしていた少年は
鼻の辺りに大きなホクロがありました。

あれがおそらく東幹久さん演じる泉沢みたいですね。

上田衆の面々をガイドブックを基にして
描いたんですが何かがオカシイです(; ̄∀ ̄)ゞ

>○兼続@妻夫木聡の前髪は、さいごまでずっとああなのかなあ?
多分、江戸時代辺りで月代になると思うんですけどね。

ちなみに合戦時においては
髷を止める紐は外して欲しかったかなと思ったりして
(; ̄∀ ̄)ゞ

ではでは今後もよろしくです。
髪型問題。 (庵主)
2009-01-04 23:59:13
ikasama4さん

早速ありがとうございます!
やっぱり大河の第1回の夜の盛り上がり感っていいですね!こちらこそ宜しくおねがいします^^

今週は、まず阿部ちゃんバージョンの謙信で、視聴者の脳内に住まうガクト上書きするのが目的だったのか?と思うほど(笑)。
かっこよかったですねえ。
なんか、謙信が亡くなったあとが心配になりますけど。
でも、吉川さんもいるし。マンガみたいとかおもってましたが、意外と身のあるキャストで良いと思いました。

>多分、江戸時代辺りで月代になると思うんですけどね

そうして欲しいです。そのまえに、30過ぎたらせめてオールバックにしてほしいなあ。
OP前の小芝居の段階で前髪だったから、え…?と、すごい不安になっちゃったんですが、まあ、あの小芝居でのビジュアルは本筋とはいつも関係ないですもんね。

三成の髪型、三つ編みみたいにみえたんですが…。ああ、バックが気になる!
おお、早々と (SFurrow)
2009-01-05 08:39:26
レビュー有難うございます!
「チビ与六」はきっと全国の母・祖母のハートをムギュとわしづかみにしたに違いありませんよね。私もメロメロで、妻夫木くんの登場はゆっくりでいいと思っちゃいました(笑)
横書きタイトルも、一昨年の風林火山を受け継ぐ感じで良かったですが、「もっと渋く」は大賛成です。
原作未読なので、原作もあの水死事件から始まっているのかどうか知りませんが(タイトルに…原作「より」とあるということは、かなり変えている?)画面に出なかった宇佐美のイメージは、どうしても亡き緒形拳さんになってしまうのは避けられないですよね。初回ワイド版でやるなら、この、今でも謎(なんですよね?)の事件を、もう少し深く描いてほしかったな。
「OP前の小芝居」は、テイストからいって、「水戸黄門」系時代劇ドラマファンもGETするためかなと思うんですけど、あまり、あっちにもこっちにもウケようとしないで、一本筋の通ったドラマにしてほしいですね。そのために三成のあのヘアスタイルが必要なら、喜んで受け入れるので(爆)
ますます快調のレビュー今年もよろしくお願いします!
もっと渋く! (庵主)
2009-01-05 21:12:15
SFurrowさん

いよいよおっぱじまりましたね(笑)。今年もお付き合いよろしくお願いいたします。

去年1年、違う味のものを見ていたので、男主人公の戦国ものってだけで「渋く」「骨太」に見えるんですけど(笑)、それでもあのOPはチャラく感じてしまった…。音楽は大河らしくて好きなんですけどね。まあ、そのうち慣れるでしょうけど。

>タイトルに…原作「より」とあるということは、かなり変えている?

…ような気がします。原作は、たしか、与六が16、7歳からはじまってました。水死事件も出てこなかったと思いますけど、でもまあ、それだと謙信があまりにもすぐ死んでしまいますからねえ(笑)。

どっちにしても原作はそんなに…面白いとは思わなかったので(小声)。
いかにも大河ドラマの原作、というか最初からもうノベライズ本みたいなので、脚色は楽だろうと思います。あのまま脚色して適当に味付けをすれば、大河ドラマの体裁ができそうな。

>一本筋の通ったドラマにしてほしいですね

そこが不安なところなのですが(笑)。まあ、ツッコミどころには事欠かないドラマでも、それはそれでよろしいのです(笑)。
三成のヘアスタイルも強烈すぎでしたが、今後の展開で、ちゃんと必然性のようなものが説明されることを期待したいですね(笑)。
やはり髪型問題は外せませんね (黒)
2009-01-05 22:45:34
こんばんは。
楽しみにしてました、今年もよろしくお願いいたします♪

いやもう…爆笑と一抹の不安の第一話でした。

>あの強烈すぎたガクトの残像をひきずって、どういうふうに演じるのかと若干心配…
同感!そしてあっさり阿部ちゃんカラーに塗り替えました、すげー。
とはいえ、やっぱりあのアニメ的超人ぶりはやっぱり爆笑ものでした。
予告で楽しみにしてた、刀で丸太切り(!)、“あれ?丸太切りかと思ってたら、縛ってる紐を切ってたんだ、なんだ~”と油断してたら…やっぱり丸太切ってんじゃん!(大笑い)。

それとやっぱり髪型ですねえ。
私昨日、仕事人も見てたんですけど、アレの“若干長めのイマドキの髪形に、とりあえずのっけてみとこうな髷”はまだ許せる。
だって仕事人だから。

しか~し、妻夫木くんのアレはダメだろう。
あなたまで…というか、大河まで必殺ヘアが許されるのか?
それとも、妻夫木くんの必殺ヘアといい、小栗くんのアニメヘアといい、新しいファン層の獲得作戦なのだろうか?
あの二人に、今年のNHKはアニメファンの獲得を狙ってるに違いないと思ったのであった。

とはいえ、今回はとにかく与六の可愛らしさにメロメロな私でした。
茶色くて丸くて一生懸命で、たまらん!


ホントだ!? (なおみ)
2009-01-05 22:46:34
庵主さま
あけましておめでとうございます。
遂に「待ってました」の戦国時代劇大河が始まりましたね。
泥臭い胡散臭い「風林火山」に慣れ親しんで
骨の髄までやられちゃった視聴者には
正直、上品・華麗な舞台劇「篤姫」はちとツラカッタ(><)☆

ま、そうはいっても兜に「愛」とかくっつけちゃう様な武将は
勘助やフグのような黒さはないでしょうから
あれほど「エグイ」ことにはならないでしょうね。

>直江兼続の少女漫画ばりの前髪とか、石田三成の微妙をとおりこして奇妙な辮髪風の髪型

そういやあそうですね。オグりんのヘンテコな髪型にばかり気を取られて
ブッキーのことはよく見てませんでした。
主役のクセにインパクトあるんだかないんだか・・・

>方向性はちがうもののキャラの濃さでは相通ずるものがあり
上杉謙信はだんだん人間離れしていくのだけど

「怪人」ですね・・・口癖は「毘沙門天」の。
前作も今回も人間でないことだけは確かなようですね。
誰が主役か分らないで見ている人は軽く阿部っちが主役だと思うでしょうね。

>パパイヤ鈴木の子役

あはははは全然気が付かなかったです。
見ながら記事打ち込んでるから見落としが多いんですね(苦笑)
ま、とにかく今年もヨロシクお願いしますです
こんばんは (りんりん)
2009-01-05 22:52:20
庵主さま

今年もよろしくお願いします。
戦国時代は苦手なのであまりコメントも書けない思いますが、勉強を兼ねて(笑)毎週楽しくレビューを拝見させていただきます!

何やら天地人のキャスト陣の髪型が斬新そうですね。小栗旬の辮髪もどきが一番びっくりです。あの髪形は誰のアイデアなのでしょうか(-.-)
そしてロケは壮大なのに、セットがショボいですよね~。毘沙門堂の岩がどう見ても発泡スチロールにしか見えません。昔なら誤魔化せたかもしれませんが、高画質の時代ですからね・・・。
つかみとしてはOK (MoTo)
2009-01-05 23:01:56
遅ればせながら明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

阿部ちゃん謙信の存在感の大きさにはインパクトありまくりでした。ikasama4さん同様に軍神という感じであり、なおかつ信長のようにも思えました。まるで戦国シミュレーションゲームの「信長の野望」のパッケージの信長を彷彿とさせるものがあったと思います。これだけ謙信の存在感が大きいと亡き後どう物語が展開していくのか懸念する所がありますが。吉川信長が果たしてどれだけのインパクトを残せるのかどうかと思う所だったりします。
個人的には阿部ちゃん謙信と吉川信長が今後どのような型で物語で活躍してくれるのかに期待しているのですが(実は10代の時から吉川晃司さんの楽曲はよく聴いていてファンだったりするので)。

昨年書店で原作本を読んだ時に、私も庵主様と同じような感想を持ち、さらには脚本担当の方の事からも「これで果たして1年間持たせる事が出来るのか?」と不安視していたため(さすがに原作を購入してまで読みたいとは思えませんでした)、あまり過剰な期待をせずに観たのですが、輝虎の存在感と子役の演技でお腹一杯になりました。75分という拡大版という事もあって途中ダラけているように感じられたりもしましたが、第1話のつかみとしてはいい感じだったと思っています。

他にも北斗七星云々の話には「北斗の拳」のオマージュか?とも思えたりもしました。この事が後々のストーリーにもきちんと反映されるのかどうか気になる所だったりしますが。
Unknown (レビュ丸)
2009-01-06 18:02:26
庵主様こんばんは。レビュ丸です。先日は拙宅を訪問して頂きまして、ありがとうございました。庵主様のところの活発な議論を拝見して、「いろいろな評価や見方があるんだな~」と、改めて感心させられました。で、兼続の前髪(!!)や三成の髪型(!!)についての意見が多いことを知り、こちらも「うんうん」と納得してしまいました。確かに違和感があるかも・・・。でも、一昨年のガクト謙信同様、見ているうちに慣れてくるのかも知れませんね。阿部さんの謙信は、迫力、雰囲気、カリスマ性といい、申し分ないように感じました。ガクトさんの謙信像も良かったですが。

レビュ丸の中では、「『天地人』は『風林火山』の続編!!」と勝手に解釈し、レビューを進めてゆきたいと思っておりますが、確かにもう少し「渋さ」や「男くささ」のようなものが出てくると、面白くなるのかも知れません。今後に期待しましょう!!

それにしても宍戸錠さん、老けたなァ・・・。昭和63年の大河『武田信玄』で原虎胤を演じられていたイメージがあるので、あまりのギャップに驚いてしまいました。
髪型は大事です。 (庵主)
2009-01-06 22:24:18
黒さん

はい、今年もよろしくです!

OPの小芝居を見ながら、熊本城でロケしたのはここか~とニヤニヤしてました(笑)。ということは、あのヘンな髪型の小栗旬もご当地に…。話題にならなかったですか?

>“若干長めのイマドキの髪形に、とりあえずのっけてみとこうな髷”

そう、あれでわたし、「椿三十郎」の織田裕二を思い出しちゃいましたが(笑)、なんで彼らは頑なに額を見せないんでしょうねえ。妻夫木君も、小栗旬くらいに変身しないと、誰かにモノマネされちゃうよ(って妻夫木君のせいじゃないと思うけど 笑)。

>今年のNHKはアニメファンの獲得を狙ってるに違いないと

そう、それと戦国キャラ萌えの女子狙い。
あんまり狙いがあからさまだと、これはもう絶対外す(笑)。
で、狙いを外したところにどういう不思議な味がでてくるか、実はそういうとこが楽しみだったリします。

ちび与六かわいいですが、じつはわたしは喜平次のほうにクラクラ…。なんか、きれいな子ですよねえ。北村一輝に似てますし。
来週で役代わりしちゃうのが残念だなあ。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。