como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

天地人 第11話「御館の乱」

2009-03-16 22:15:16 | 過去作倉庫07~10
 はい、やや遅れましてこんにちは。鳥インフルエンザにも冒されることなく旅から無事に帰ってまいりまして、録画を見てのちレビューを書いております。
 しかし何ですね、平日の真昼間に見る「天地人」、とくにあのお習字の脱力感は格別のものだということがしみじみ実感できました。「なんてったって本丸」。もうコメントするのもバカバカしいのでスルーしますが、一言いっとくと、思い出したのはキョンキョンじゃなく、「なんてったって○泉~♪」と、その政権末期のころに嬉しそうに歌っておられた某元首相のニヤケたご面相でした。
 そういえばあの御方も、謙信公に比べるとだいぶ小規模ながらある種のカリスマとして君臨され、その亡き後に後継者達が政権や埋蔵金を争い、ジタバタ醜悪な騒ぎを演じて国が乱れるところもいまと同じで……え、まだご存命? あ、そうでしたね(笑)。息子さんも出演してらっしゃるしね。これゃなかなかの謎かけで、一本取られちゃったな(笑)。なんつって。面白くなんかないやい。
 本編のほうは、今週はまあまあ安心して見ることができましたけど、「御館の乱」というわりに乱はまだ勃発するかしないかというところ、しかも肝心の「お館」ってなんなのか、北条家との因縁なども説明しないので、いろいろ噛み合いません。設定の基礎部分をいい加減にして、その場その場の情緒で流れているので、どうも物語の体幹部分が安定しない感じですね。
 と、まあいろいろ不安なまま前半の山場に入っていく天地人、第11話でございます。今週もお付き合いよろしゅう!

 さて、先週、怒り狂った景虎王子に目の前で抜刀され、絶体絶命の危機に陥った兼続たん。思い切り良く美貌を崩した王子は「おのれ兼続。そなたがみなウラで糸をひいていたのだな!!」…って、いや、この人そんな大物じゃないから(笑)。なんか敵にまで無意味に買いかぶられている主人公です。
 結局その場は仙桃院様が割ってはいり、「景虎殿、どうしてもというならこの母を斬ってからになさい!」と超定番のキメ台詞で体を張って止め、ことなきを得るわけです。さすが高島礼子。今週はクレジットのオオトリ!(←これも驚いたよワタシャ)
 が、家中を鎮めるために大人になって景勝に侘びを入れてくれと言われた景虎様は、「ふざけんな、景勝に頭なんか下げられるかあ!」とブチ切れます。そういうレベルの戦争なのか…(笑)。そんな王子の元にも、アンチ景勝の仲間が集まってチームが結成されますが、その顔ぶれがまた、みんな人相悪いんですね。
 結局ここで何を争っているか突き詰めれば、ようは春日山城本丸に謙信が残した山吹色なんですね。地獄の沙汰も金次第と申しますように、謙信のカリスマ性がなくても、カネを握ったほうに家臣はついてくるのです。そこまでは誰もはっきり言いませんが。なので、妙に爽やか運動部ノリで「わが殿のためにファイトうー!おうー!!」とかやってる勝っちんサイドより、カネ次第と顔に書いてあるような脂ぎった顔の王子周辺のほうがリアルです。玉鉄っちゃんの美貌を引き立てるためだけの人選かもしれませんけどね。

勝っちんのところに戻った兼たんは、ももも、申し訳ありませんーーー!景虎様を説得することができませんでした!!!とひれ伏して涙ながらにお詫びします。こーゆー謝り方「二度とするな」って前に言われたのに、毎回やってるし。許す勝っちんも心が広い。
 殿の心が広いだけに、何の役にも立たなかったのが居たたまれない兼たんは、もう一度行って仙桃院さまにお願いしてくる!と敵陣に一人乗り込もうとし、「歯が命」と阿部政吉君(やっと名前覚えたわ)に止められます。無駄に勇ましいのに、それが女の人に「頼みに行く」って微妙さが、なんか去年の誰かとクリソツ…。
 お屋形様亡きあと、当座の代理のカリスマとしては仙桃院さんしかいなわけなんですね、クレジットも阿部ちゃんの定位置だし。で、直江家のお船も「仙桃院様のところに行ってきます」と男装に近いカッコして家を出ようとします。おっ母さんの妙椿尼さんに「こんなときに危ないわ」と止められると、「誰のせいでこの騒ぎになったと思ってるんですか?おかあさんがいい加減なことを言ったからじゃないですか」とズバリ本当のことを…。
 そう、これはウソをついた母さんと、それを握りつぶした自分の責任なんだとお船は言うんですが、仙桃院様の所にいくと、「このウソを真にすると決めた私のせいなので、全てのドロは私がかぶります」とか言われるわけです。
 自分が景虎を置いて春日山城に逃げたら、景虎は人間不信になってやけを起こし、なにをしでかすか解らない。私は人間の盾になるべく景虎陣営にとどまりますと悲壮な決意。それはいいんですが、「また元のような二人にもどって欲しい」って、ふたり、前からそれほど仲良かったとは思えないですけど…。
 王子も王子で、「景勝殿を信じていたのに、裏切られた! 兼続のバカと一緒になってわたしのことを春日山からイビリ出した」みたいな被害妄想になって、「母上だって私をおいていけばいいじゃないですか。どーせ北条の子なんですから」とかなんとか、乙女のように涙ぐんで、なんか可哀想なボクちゃんみたいな態度。こうなると「そのようなことはありません、貴方の側にいますよ」としかいえないわけですよね。
 でもってまた嫁さんの華姫が、「全ては私のせいでございます、殿が気にしているのに、北条は信用できないとかKYなことを言ってしまったせいでございます」とお母さんに泣きついたりして、なんだかもう皆が「自分が悪い、自分のせい」と言いまくって、収拾がつかなくなってる感じです。

 仙桃院さまの所から春日山に回ってきたお船は、兼たんに会い、仙桃院様が「景勝を頼むって」と伝言をつたえにきます。兼たんはまだ凹んだままで、「すべては私のせいです」ってここも同じこといってるし。「わたしが殿の命令もなく勝手に本丸に突撃したからで、みんな私が悪いんです」…って、こりゃもう戦がドロ沼になるわけですわ(笑)。
 で、兼たんは「わたしは殿のために鬼にならねばならぬと思い…」だって。姫しゃま勘助は鬼になりまする。母上オイは鬼になりもす。3年連続で聞いちまったよこのフレーズ(笑)。でお船ちゃんの返す言葉も去年と似てて、「ならわたしは夜叉になります」。で、ふたりジッと見つめあい、なんかデジャ・ヴでくらくらするような場面を、お船のだんなのスニーカーが物陰からジーッとみているわけですよ。お船の乳母のあき竹城に「奥方様と兼続はそんな仲じゃありません」なんて無粋なフォローをされて、いや、オレも気にしてないからハハハハ…とか言いながら、振り返る横顔が女々しい(笑)。

 さて亡き阿部ちゃん謙信は、手取川合戦のとき「天が味方するものが勝つ!」といいました。その教えを胸に刻んだ景虎王子は、臨戦態勢の鉄砲隊を従えて、空を仰いで目を閉じたりします。このまま鉄砲隊といっしょに陣羽織に頬すりすりして、気持ちいいー、ハイ!♪ボ~~ルドーー、とかやるんじゃないかと思わず期待しちゃった(笑)。
 ところがボールドのCMのような青空が広がるはずが、落ちてきたのは無情の雨。うわ~、天が味方してくれない~……とわかりやすくうろたえる王子でしたが、同じ地区で戦争してるんで、雨は向うも同じだから(笑)。一瞬で立ち直ったものの、ヘタレ足軽のひとりがトリの羽音にびっくりして鉄砲ぶっ放してしまい、それを号砲のようにして、内戦がはじまってしまいます。
 そして敵の勝っちんの陣営にあがったのは、刀八毘沙門と掛かり乱れ龍の二流の旗。おのれ謙信公のオフィシャルフラッグを勝手に使いやがって~!!とブチ切れた王子、そのまま内戦は激化していきます。もちろん、われらが兼たんももうなんの迷いもなく、同じ上杉の兵隊を元気にバッサバッサ斬りまくってますわ(笑)。

 春日山城でお家騒動勃発のニュースは、またたくまに全国に流布。書写山に布陣している秀吉も聞いて、「なんと運の強いわが殿!」と、大げさなハシャギっぷりですが、それを冷静に「悪運かも」とクールに突っ込むのが明智光秀、鶴見辰吾です。単純な芝居しかしない役が多いので、この人の「目の奥が笑ってない」みたいな複雑な陰気さをかもし出す風情は目を引きますね。ウラのある男を演じたら天下一品なので、これは本能寺が楽しみ。
 そして信長ですが、うまいところで謙信が死に、二人の養子がお家騒動を起こしたと聞き、宿敵上杉が自滅するチャンス、「オレにはホントに天が味方しているのかな…」と、相変わらずひとり異空間みたいな室内照明のなかで自問自答してます。「滅せぬものなどこの世にはない。謙信ならオレをとめることが出来ただろうに…」とか。
 それを側で聞いてる忍者娘の初音。信長は基本的にずっと一人芝居をしてて、それはそれでいいという人なので、この子は黙ってればいいものを、「鬼になりなされ…」なんて。あー萎える。ここでこんなどうでもいい3年連続、下手すりゃもっと前からのありふれたフレーズなんか入れるなよ。ほんとセンスのわるい脚本だなあもう。

 鬼になった(笑)兼たんに、「謙信公の遺言、遺言」と洗脳された勝っちん大将は、連戦連勝、景虎王子の軍をなぎ倒し、ついに春日山から御館へ撤退させます。景虎王子はすっかりいじけて、お前は兄貴の景勝のとこへ行くなりなんなり勝手にしろ、と嫁の華姫に冷たく言いますが、華姫も「そんなこと言ったって、わたしと結婚してるから殿は上杉の大将の資格があるんじゃないですか」と家付き娘らしいKY発言…。
「連れてって下さい、兄とは縁を切ります」と言い張る華姫を「信じたものに裏切られるのはたくさんだ!」とドラマチックにふり払う王子。てか、あなたそんなに景勝さんを信じていたの?って思いますけどね。なんか一方的に悲劇のヒーローになりきっている王子ですが、華姫が負けていず、旦那から短刀をうばって「連れてってくれないと死にます!」と悲劇のヒロインよろしくやるもんだから、「よせ華、すまぬわしが悪かった」とコロッと豹変。♪ふ~たりのため~世界はあるの~~、とベタベタのラブシーンに突入です。
 なんか、この人かついで上杉家を乗っ取ろうとする家臣の気持ちもわかる気がしますね。あまりにも単純なんだもん。

 ところが、春日山城では新たな問題が起こっていました。「ひ、兵糧が無い!!」と青ざめる樋口パパ。薪炭奉行なんだから、本丸を押さえると自分から提案した時点でそのくらい手をうっておけばいいのにね。なんかヌケてますよね。
 というわけであらたなステージにすすむ勝っちん大将VS景虎王子の戦いです。来週から周辺諸国の政治的駆け引きなんかも…少しはでるといいなあ。
また来週!


19 コメント

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こんばんはです (ikasama4)
2009-03-16 23:25:26
たしかあそこの○泉さんは三代続いての議員さんで
今度、引退して息子さんが後を継ぐという事になると
四代続いての議院さんという事で

これって今のトコロ、初めての事らしいです。

まぁ何にしてもここはキチンと争いなく跡目が継がれてる
いい事例という事なんでしょうね。

おそらく今回の上杉家の跡目争いを
見習っての事なんでしょう(笑)


さて、大分話が逸れましたが(; ̄∀ ̄)ゞ

てっきりクレジットのオオトリは山本圭さんだと思ってたんですがねぇ。
高島さんはそういう女優の域にきたって事でよろしいか(笑)

まぁいつもどおりの突っ込みドコロ満載ですが
あまり知らない部分の出来事なのでこの辺りを
追っていくことでどうにかテンションを保つつもりです。


P.S.
我が家のトップ画面が変わりました。

こんなんでよければテンションを保ってやって下さい ̄▽ ̄
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もう10回を超えたのか… (SFurrow)
2009-03-17 08:57:33
庵主さまお帰りなさいませ。
冒頭のお習字、もし本編が引き締まった良い出来であるならば、そのギャップが面白くてなかなかの趣向だと思うんですが、どうも本編に寄り添っているんだか、足を引っ張っているんだか、よくわからないスタンスになってますよね…

>設定の基礎部分をいい加減にして、その場その場の情緒で流れているので、どうも物語の体幹部分が安定しない

そう!全くその通り! まぁ中には「情緒」があまりにもインパクトがあって美しいので、基礎構造なんかどうでもよく酔える、という作品もあるだろうけど、情緒も全然そこまで行ってないし。

>華姫@家付き娘らしいKY発言

あそこなんか、本当にありきたりのベタ展開で充分なのに、この脚本「普通にちゃんとやる」という事が出来てないのはなぜ?
景勝にはいない嫡男が自分たちには居るんだから「この子は紛れもなく御館様の血をひく上杉の子で、あなたはその父」というのが華ちゃんの思考じゃないですかね。「私が姪」って…
でも今の若い人はそのほうがしっくり来るのかなぁ。なんか、一つ一つのセリフや動きがブツ切れで入り込めないシーンでした。役者は申し分なく美男美女なのに。

「義」についてもそうで、「御館の乱」が景勝や兼続にとって「あれは義ではなかった」という一生のトラウマになるのは大きなテーマだと思いますが、今からぐだぐだ言ってちゃしょうがないでしょう。
今は若気の至りで突き進んでしまい(まだ景虎の妻子まで巻き込むという予測はついてないんだから)悲劇に終わった後で愕然とする、という展開でないと…何しろスピード感と緊迫感が毎回欠けてますよね。

>鶴見辰吾さん@明智光秀
今回、唯一今後の期待が持てた登場。「義経」の時の宗盛も好かったです。金八先生の時は中学生だったのに、ビミョーな立ち位置・表情のすごくうまい大人の役者さんになりましたよね~
タッキーにあんまりボロが出なかったのは、この人や阿部ちゃん@知盛、中井さん@頼朝のおかげが大きかったと思うんですが、その点、今年のツマブキ君はだいぶ損してるよなぁ。
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なんてったって。 (ひろりん)
2009-03-17 13:37:55
庵主さま。お帰りなさい。

>平日の真昼間に見る「天地人」、とくにあのお習字の脱力感は格別・・・。

ええ、OPのお習字はリアルタイムで観てもダメージは相当なモノがありました。まして白昼、目にした日にゃ・・・。なんのつもりだろ?


>ほんとセンスのわるい脚本だなあもう。

ホント、ホント。お船さんの「(そなたが鬼)なら」の次の台詞は大方の予想通り「夜叉になります」。そっか3年連続だから皆んな覚えちゃうんですね(苦笑)

>設定の基礎部分をいい加減にして、その場その場の情緒で流れているので、どうも物語の体幹部分が安定しない

さすが庵主さま、うまいとこ突いていらっしゃる。第11話は、OP以外は安心して見ていたのですが、なんだか物足りない。不完全燃焼って印象だったのは「その場しのぎの情緒」に寄りかかった作りだからだったんだ!

「御館の乱」って前半部の見せ場でしょう?本丸の説明(第10話)なんていいから、SFurrow様もおっしゃっていたように普通に描いてくれれば・・・。なんか折角の素材がモッタイナイ事になってしまいそう。

そういやドラマの複線とか、今年は余りない気ような・・・。大河の醍醐味は張り巡らせた複線がどうつながり、いかに集約してゆくかにあるのに、ふん。

今のところ、庵主さまと塾生のコメだけを楽しみに「天地人」にチャンネル合せています。
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高島礼子の躍進 (庵主)
2009-03-17 23:13:45
ikasama4さん

>四代続いての議員さん

そうなりますよね。しかし、それが世襲の最長とは…。息子さんたちが跡目争いの乱など起こさなくて何よりでしたが、いっそドラマではJrに景虎役をやってもらっても、シャレがきいてて面白かったかも(笑)。

ご自分の地盤の継承はスムーズで結構なんですが、内閣のほうがねえ………どうなるんでしょう。

>高島さんはそういう女優の域にきたって事でよろしいか(笑)

よろしいかと(笑)。
「政宗」で岩下志麻さんがトリを飾っていたのに通ずるものがあります。あのころの岩下さんと近いポジションに来たってことかな?

御館の乱は、これから各地の大名などが介入してきて、この時代の勢力図が見えてくる……といいと思うんですが、ちゃんとやってくれますかねえ(不安)。


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お習字はいいかげんに… (庵主)
2009-03-17 23:34:08
SFurrowさん

はい、留守中コメありがとうございました♪

>どうも本編に寄り添っているんだか、足を引っ張っているんだか、よくわからないスタンス

うーん、なんか悪い意味で寄り添ってるような(笑)。
わたしはもう、あの習字に添えた書家のハンコを見るたびに苛立ちを覚えますよ。こんなしょうもないもんに受信料を使うな!!と…。

>景勝にはいない嫡男が自分たちには居るんだから「この子は紛れもなく御館様の血をひく上杉の子で、あなたはその父」というのが華ちゃんの思考じゃないですかね

そう、その通り! そういえば子供の存在がすっかり忘れられてますけど、そういうところを主張したほうが戦国時代っぽいです。私が血を引く姪なんだからというのが、ホント現代の家付き娘のお嬢さん奥さんみたいな思考で…(笑)。

>「御館の乱」が景勝や兼続にとって「あれは義ではなかった」という一生のトラウマになるのは大きなテーマだと思いますが

業を背負うくらいのタフさを是非みせて欲しいところですが、背負うトラウマも、あまり重いものは無理そうだなあ、体力的に…と思っちゃう。なんか細かいことでクヨクヨしてばっかりいるので(笑)。

あー懐かしいわ、15歳の父・宮沢君ですよね~(笑)。
金八先生のときから鶴見さんは演技上手でした。
ほんと、おっしゃるように「義経」の演技はMVPものだったですよね。明智光秀などはピッタリだと思うので、今後に期待しています。でも、役柄的に妻夫木君をフォローするというのは無理そうかなあ(笑)。

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鬼になるって… (庵主)
2009-03-17 23:47:58
ひろりんさん

最近は8時ジャストにあれが出てくるのに慣れて、無意識に心を閉じてスルーするようになってたらしいです(笑)。めずらしく違う時間に見たら、ダメージがモロに直撃でした。破壊力だけは認めますが…このままエスカレートしないでほしい。

>お船さんの「(そなたが鬼)なら」の次の台詞は大方の予想通り「夜叉になります」

「新選組!」にも「鬼になれよ近藤、鬼になってオレを食っちまいな」という名セリフがありました。あれはグッときましたが、再利用されるたびに輝きがうせるのはなんででしょうね(笑)。
暴れ馬ネタと同じように、「鬼になる」も当分封印したほうがよいかも…。

>ドラマの複線とか、今年は余りないような・・

ああ、ひとつ、「食べずにお母さんに上げたお菓子」ってのがありましたが…それじゃあまりにもしょーもない。あと伏兵として待機している石田三成ですかね。あれも伏線というにはあからさますぎて、ねえ(笑)。
あとになって、おお~!あれが繋がったのか!!ってなネタがうめてあればいいですけど。そんなの期待できるかなあ…。
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お習字コーナーは廃止するべきです! (なおみ)
2009-03-18 00:46:26
庵主さん、こんばんは。
今回もまた物議をかもしましたね!

>「なんてったって本丸」。もうコメントするのもバカバカしいのでスルーしますが、

でも書いていらっしゃる・・・(気になるのね?)
ワタシはねぇ「イラッ」ときましたよ。
視聴者をバカにしているのか、
わざわざモチベーションを下げるような真似して
それでいて受信料は強制徴収とな!
(誰に文句を言ったら良いんでしょう?)

>いや、この人そんな大物じゃないから(笑)。

そうそう、流れに身を任せているだけですよね。
♪か~ぜにふっかれてふ~らふら♪

>なんか敵にまで無意味に買いかぶられている主人公です。

主人公だからっていう理由じゃ納得いきませんよね?
もう少し「それなりの」理由を見せて欲しいモンですよね。

>来週から周辺諸国の政治的駆け引きなんかも…少しはでるといいなあ。

これは・・・一昨年の大河がその辺を
凄く上手くまとめていたからプレッシャーでしょうね。
いや、それをカンジさせる脚本&演出だとまだ良いんですけどね。
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NHKは凄い! (ブガッティ)
2009-03-18 03:37:21
庵主様、お久しぶりです。

センスの悪いオヤジギャグのようなお習字が、毎回楽しみになってきました。
私自身が壊れてきたのかも(笑)

今週はまさに、どこかで聞いたことのある台詞のオンパレードでしたね。
ならばいっそのこと、越後を舞台にしたドラマらしく
「越後屋、そちもワルよのう…」
なんて台詞も加えてほしかったくらい(笑)
悪徳商人が登場するシーンなんて、どこにもなかったですけど…。

初音のシーンには驚きました。信長の肩に手を回すとは!
信長に対し、あんな馴れ馴れしい態度を取れるのは何故!?

御館の乱は、これからが山場ですね。来週に期待しましょう!
軽い脱力感の連続ながら、NHKへの期待値はかなり高いんですよ。
年末から始まる「坂の上の雲」、来年の大河「龍馬伝」、それに平城京遷都1300年を記念した来年春のSPドラマ「大仏開眼」(奈良時代のドラマは初めてなので非常に楽しみ!)等々、これほど多彩な歴史ドラマを次々に政策できるのですから。
なんだかんだ言っても、NHKはやっぱり凄い!と思います(批判は期待の裏返しですよねぇ)。
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お習字廃止に署名。 (庵主)
2009-03-18 22:47:52
なおみさん

いやー、お習字ね、お習字……
毎回イライラさせられるのもイヤだから、自主的に8時0分05秒くらいにチャンネルをあわせるようにしようかな、と今考えているところです(笑)。
でも、みんなのレビューを読んだりするとまた気になるんだろうな。困ったもんです。ホントに廃止してほしいですよ。精神衛生のためにも。

>主人公だからっていう理由じゃ納得いきませんよね

納得いきませんけどねえ…なんだろう。謙信公の臨終とか、トップの評定だとか、居るべきでない大事な場に意味なく居るのが目障りですよね。
ていうか、目障りに感じる主人公ってどうなんだ??

>それをカンジさせる脚本&演出だとまだ良いんですけどね

そうなんですよ。拙いなりに努力はしているという感じを見せてくれればねえ(笑)。歴史考証は仕事してんの?って感じですが。
歴史考証とかのレベルでなく、武士の座り方とか、甲冑を着たときの髪型とか、長澤まさみの年齢問題だとか(笑)。しょうもないボロが多すぎて。
こんなことを不安に感じる大河ドラマっていうのも…ねえ。
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越後のおなごも悪よのう(笑) (庵主)
2009-03-18 23:02:00
ブガッティさん

>センスの悪いオヤジギャグのようなお習字

だれが毎回考えているのか、公式サイトで名を明らかにして欲しいですね。こうなると、あれを公共の電波に乗せて恥じないセンスの持ち主がどんな顔してるのか、気になる(笑)。

>「越後屋、そちもワルよのう…」なんて台詞も加えてほしかったくらい

わはははは。
いや、「越後のおなごになったのう…」(仙桃院)ってセリフを「越後のおなごも悪よのう」とか置換しても意味が通るから!!
「なんのなんの、仙桃院様こそ」「オホホホホ」…とか言って。そーゆードラマのほうがある意味見ごたえがあったりして(笑)。

>年末から始まる「坂の上の雲」、来年の大河「龍馬伝」、それに平城京遷都1300年を記念した来年春のSPドラマ「大仏開眼」

わたしも先だっての「白洲次郎」をみて、NHKドラマ健在なりと思い、非常に安心もし、うれしかったですよ。毎週こーゆー大河ドラマを見てると、ホント不安になりますんでねえ(笑)。
おかげで「坂・雲」への期待もさらに大きくなりましたが、ホー、大仏ですか。どんなドラマになるんだろう。
今年の分も、年末~来年にかけては期待ですね!!
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