母が亡くなったのは2014年2月22日。
献体ですぐ病院に運ばれてしまい、別れを惜しむ間もなかった。
献体のお勤めを終えて火葬にふしたのは
今年の3月3日であった。
4月17日、奇しくも母の誕生日に埋葬式を
行うことになる。根津美術館に近い
青山墓地のお墓に子供達、縁のある人々が
集まった。
大きなお墓なのだが、母が、父の嫁として隣同士に置かれなんとなく安心した。
「お父様、私もやっとお側にまいりました
わよ」と言って母がおしゃべりを始めて
いるだろう。
広い大きなお墓である。
一人一人墓前にお参りをする。
私の番になり、ひざまづいてお参りをした
のは良かったが立ち上がる時スカートを
踏んでしまったのかあっという間に真上を
向いてころんでしまった。
お尻を打ち頭をがーんと打った。
皆んなが口ぐちに頭は打っていなかった、
とか、がーんとすごい音がしたとか、
ふんわり宙を舞っていた、、、など言って
くれた。
幸い、お尻の打撲以外頭もコブが出来てい
るが、大事に至らずホッとしている。
その後青学会館でお清めの食事をし、皆で母の思い出を語りあい、なごやかなひとと
きをすごした。