丹波篠山、立杭焼きの里、今田町上立杭稲荷神社の大アベマキ。
この地には立杭焼野窯元が何軒もあって、ちょうどこのアベマキの樹から道を隔てた斜面には今は使っていないおおきな登り窯があったりして、ブラブラ散策するのにも嬉しい場所です。
アベマキはブナ科コナラ属の落葉高木で かつては樹皮からコルクを取るために栽培されたようです。
このアベマキの樹は樹種別では全国最大、兵庫県郷土記念物に指定されています。
この樹も先ず先に巨樹あり、後に樹の根元に稲荷神社を勧請したものではないでしょうか??
小さな祠と朱色の稲荷鳥居が大きなアベマキの幹に抱きかかえられるようにして在ります。
目通り5.4m、推定樹齢約500年地域の神木としてしっかりこの地に根を下ろしているように見えます。
樹勢は盛んで葉をいっぱいに茂らせて大きな陰を作っていました。
撮影2007.6.18