紀伊半島南東部賀田湾最奥沿い、尾鷲市三木里町、三木里神社境内脇の斜面に根を下ろした神木の巨杉です。
神社は賀田湾沿いに建ち並ぶ三木里の町並みを見下ろす山裾斜面の高台に鎮座、古くは貴船明神(きぶねみょうじん)と称し、京都貴船神社より勧請された様です。
神社は元、三木里の町並みと参道でつながって居たのだろうが・・・・、現在JR紀勢線が参道を横切り町並みと神社を隔てて走っている。
神社へは専用の跨線橋を渡って参詣する事になり、何ともそぐわない。
狭い境内、拝殿脇の大杉は目通り6m、樹高25m、樹齢約300年。
全国有数の大降水地域に在って、巨杉にもしっとり緑濃い苔が纏わり着いていた。
撮影2010.7.8