星のぶろぐ

日々あったことを徒然に…。ほとんど趣味。

心に芽生えたこの思い 体に刻まれて

2015-06-27 23:19:58 | 芝居

ミュージカル『エリザベート』
帝国劇場

前回から2週間近く空いての観劇です。この間中、軽くエリザロスにかかって大変でした(苦笑)。寂しさのあまり、初演雪組のDVD見たりして(爆)。
あとは、シャンテ行ってクリアファイル貰ったり、帝国ホテルのパネル展を見たりしてなんとかもたせてました。パネル展といえば、城田トートのパネルは帝国ホテルのやつのほうが好きです(←どうでもいい)。

さて、そんなわけで久しぶりの『エリザベート』。もっとチケットを取っておくんだったと後悔してますが、どうしようもない。ちなみに当日券の抽選はハズレたし電話はかからなかったデスヨ。どんだけ高倍率。
本日のキャストは

ファーストセカンドが、いい感じに入り交じった組み合わせです。しかし、私的に花總シシィと古川ルドルフは固定。コレ、今回のコダワリです。だって、リアルに“僕はママの鏡”じゃねーですか。「ああ、トート閣下はこういう顔が好きなのね。納得」って感じになるじゃないですか。見た目の説得力パネェです。

さて、本日のお席ですが、やや前方下手側の一番端。既に何回か見ているので、ある意味この位置は悪くないかも。なんせルキーニが近くで「トート閣下はご機嫌斜め♪」と歌ってくれます。まあ、三色旗のドレスは緑色しか見えなかったり、独立運動直前のトート閣下が見切れたりしましたが(笑)。でも、一幕ラストの『私だけに』のラストが、めっちゃいい角度で観られました。

そんなわけで、二回目の城田トート。相変わらず素晴らしいヴィジュアルです。ゴンドラだって羽だってどんと来い。そして、そのゴンドラの降り方が自然で大変良かったです。トートダンサーズにカラビナとかベルトとか外してもらう→降りるの流れがスムーズで良かった。
で、気付く。ちょっと姿勢が良くなってる!? おかげでかっこよさ2割増し(注:個人の感想です)。そしてそのぶん、首を傾ける仕草が増えたような気が……。ああ、身長が高いから、相手の顔を見るときにはどうしてもそうなっちゃうんだなぁ。だけど、それが「ニンゲン、ワカラナイ」感となってる。閣下、人間を学ぶ的な。
あ、ちょっと気になってるのですが、トートが恋に落ちるタイミングってどうなってるんだろ? 城田トートは、『愛と死の輪舞』の「その瞳が♪」の直前に見えたんだけと。いかんせん、花總シシィをオペラでロックオンしてたから今まで気付かなかったです(ちなみに友達に聞いたら「知らない。花ちゃんロックオンしてるから」と言われました。友よ、お前もか)。

うーむ、井上トートはどのタイミングか確認せねば。

そういえば、ウィーンのカフェのシーン、閣下のお帽子が無くなってましたね。だからどうしたってわけではないのですが。

松也ルキーニは、良くなってました。余計なアドリブを入れなくなったせいか、余裕が出てきたみたいでした。台詞間違いもなかったし。個人的にはこのくらいがちょうど良いな。あとは、高音を上手いこと処理して欲しい。高音全部がダメなわけじゃないから、きっと大丈夫さ。

佐藤フランツは、これまた良くなってました。歌の安定感はあるので、この先芝居がどう進化するのかが楽しみ。佐藤フランツなら香寿ゾフィー様との組み合わせのほうが好きかな。

古川ルドルフは、城田トートとの『闇が広がる』でも迫力負けしてなかったです。しかもヴィジュアル的には最高。しかし、下手側からは、死のキスがルドルフの後ろ頭しか見えなかった。残念! 次回に期待しよう(笑)。


そうそう、観劇後日比谷シャンテに寄って井上くんデコレーション監修の「マロンシャンテリーピニャコラーダ」をいただいてきました。

ここだけの話、ココナッツもパイナップル(加工してなければ好き)も得意ではなかったりする。が、今は祭りには乗ると決めていたので注文しました。そして、思ってたより大丈夫でした。
うーん、女子っぽいぜ。
無事ゲットしたクリアファイルは、サイズが小さいから、使い道が限られます。


安定の好きさ加減

2015-06-21 22:37:02 | pink

諸星和己 シングル『あさきゆめみし』
発売記念トーク&ミニライヴ
モラージュ菖蒲 滝のコート


「久しぶりのCD発売! ならば、この祭りに参加せねば!」ということで、とりあえず行ってきました。今日は、昼間にモラージュ菖蒲、夕方に亀戸のサンストリートでのイベントですが、両方行くにはちょっとキツイ。なので、どちらかと言えば人が少なさそうな菖蒲を選びました。正直、駅からは遠いしアクセス的には不便。だからこそ、こっちのほうが良いかなと。実際、亀戸だけしか行かないという人の話を聞いたので、敢えて。
モラージュ菖蒲は以前近くに住んでる友達に連れてきてもらったこともあるから、土地勘が少しあるし。なんといっても屋内だし。天気予報が晴れなら亀戸も考えたんですが、ゲリラ雷雨はイヤン(サンストリート亀戸は屋外なので、雨天時は雨具着用。ただし、傘は禁止)。というわけで、菖蒲に勝負をかけました(←シャレか)。
とはいっても、座席に着くには何時間も前に来なきゃならないので、そこはまあ臨機応変に(笑)。とりあえず参加することに意義がある。というか、サクラだろうが何だろうがギャラリーは多いほうがいい!
で、結局座席には着けなかったので、とりあえず二階から覗いて……じゃなかった観覧してきました。

ほぼオンタイムで、ご本人登場。分かりやすくローラースケート着用。こういう“ザ・光GENJI”を堂々と全面に押し出すところは流石だなぁと。もちろん「過去の栄光にすがってみっともない」と思う人もいるでしょう。ですが、たとえ黒歴史と思ったとしても彼が元光GENJIなのは変えようのない事実。だからそれを否定しないでいてくれるのはファンとしては嬉しいです。だって黒歴史にされたら昔からのファンの立場がないですから。
さて、そんな分かりやすい元光GENJIかーくん、まずは新曲をご披露。作詞:綾小路翔(氣志團)・作曲:鶴久政治(元チェッカーズ)という、『あさきゆめみし』。まさに“ひかるげんじ”ですな。私、この曲初めて聞いたのですが、歌詞が光GENJI時代の曲のタイトルだったりフレーズだったりして驚きました。しかもわりと初期のころのアルバムもあったり。つか、綾小路さん、よくご存じで……と感心しました。
歌い終わったところで、鶴久さん登場。しばしのトークタイム。トークは、残念ながら音が反響してしまったため、半分くらいは聞き取れず。ですが、楽しそうな彼の顔が見られて何より。この辺りで、友達と「ああ、私達って彼のファンなんだねぇ」確認しあう(笑)。
で、続いて歌ったのは『夜明けのブレス』鶴久さんコーラス付。チェッカーズさんの名曲ですが、今回『あさきゆめみし』のc/wです。いやぁ、いい曲ですなぁ……。コーラスのおかげで素敵度2割増し。ありがとう鶴久さん。
で、そのあとは握手会。
鶴久さんも参加してくれました。

当然のことながら、CDを購入した人が対象。特に整理番号はないので、基本的には座席エリアの人から立ち見エリア、2・3階観客の順番です。ようは、CDさえ買えばどこに居ようが参加できました。そんなわけで、私は最後の方だったのですが、思ったより本人の調子もご機嫌も良かったように感じました。しっかり握ってくれたのでちょっと驚いたです。


一度私の目で見てくれたなら

2015-06-14 23:50:40 | 芝居

ミュージカル『エリザベート』
帝国劇場

二日目。本日は二回公演です。マチネは花ちゃん以外が初日。そして私も初見のキャストです。
これで、蘭ちゃん以外はコンプリート。蘭ちゃんも好きだから観たいけど、花ちゃんシシィだけで精一杯なんで手が回らない(爆)。
だから応援だけするよ。蘭ちゃんがんば!

さて、妖しいだのエロいだのと評判の城田トート。ヴィジュアル的には井上トートよりハマっているから当然っちゃ当然か。一応、ファーストは城田くんになるのかな? 一回演ってるし。

そんなわけで本日マチネのキャストは

子ルドは、プレビューのときと一緒です。

シシィは花ちゃんなので安定のシシィ。だけど、城田トートがデカイからラブシーンがちょっとキツそうかも。しかし、私としては背伸びしてのラブシーンは萌えるのでよし。むしろもっとやれと言いたい(笑)。
そんなデカイトート閣下ですが、なるほど黄泉の帝王って感じでした。井上トートとは全然違う。というか、トート像としてはこっちが正解なんだと思います。正統派トート? ヴィジュアル良すぎてCGみたいだ(笑)。歌も上手い。低い声がいいわー。時々ロック調になるのもヴィジュアルとの相乗効果で良いです。が、どーしても気になったのが姿勢。背が高いせいか、猫背というか首が前に出ちゃってるのが惜しい。これ、前屈みにならずちょっと反り気味のつもりでやったら貫禄出てもっと素敵になると思います。『私が踊る時』の時もせっかく片膝付くんだから、背筋を真っ直ぐ伸ばせたら超かっこいいと思う(個人的意見です)。井上くんより座る(しゃがむ?)芝居が多いから気になってしまったです。
今回のお席が通路際だったので、トート閣下が横をお通りに! や、てっきりサイドの扉から登場なさるとばかり思ってたのでビックリしました。人の気配を感じたので、遅れてきたお客様だと思って見たら閣下! 咄嗟に匂いをかいだけと、あんまり匂いしなかったです。客席降りのときは役者さんから香水の香りが~ってことが多いのですが、さすがは閣下です。わりと本気で感心しました。

京本ルドルフは、芝居も歌も上手かったです。ただね、細すぎる。「殿下は大人になってもひ弱でいらっしゃる」まあ、まだ二十歳だし、これからかな? だけど細いから『闇が広がる』で城田トートに迫られるのが、補食されてるように見えました。虎が兎を追い詰めていたぶってるみたいな? だからからか、そんなにはエロくなかったです。むしろ恐かったです。マジで食われる!(食欲的な意味で) と思いました。迫力満点でした。
そういえば、『闇が広がる』のパート、ルドルフが上でトートが下だったよーな気がするのですが。井上×古川は、一番はトートが上ルドルフは下、二番はトートが下でルドルフが上だったからちょっと気になりました。組み合わせによって変えるのかな?

剣ゾフィー様は、文句なし。上手い。フランツの母でありルドルフの祖母であるけど、オーストリアの皇太后! 宮廷でただ一人の男と呼ばれているだけある。香寿ゾフィーも好きだけど剣ゾフィーも良い。タイプはどちらも似てるかな?
どっちのゾフィー様も好きだわ。

佐藤フランツは、スッゴい歌ウマ。『我ら息絶えし者ども』でビックリした! 芝居はそれほど上手くはないかな? と思ったけど、晩年のフランツがイイ! 正直言ってヴィジュアルが地味だったけど、逆にそれが良かったと思います(そもそも城田トートと比べたら誰だって地味だ)。だから1幕ラストが映えたんじゃないかなと。むくむくした体型も個人的には嫌いじゃないです。

尾上ルキーニは、役作りとしては高嶋さん寄りの狂人系。多分正統派ルキーニなんだと思います。だから、好き嫌いはあんまり分かれなそう。
芝居は上手い。ただし、発声が歌舞伎役者独特のあれ。歌は高音に難アリ。上手く誤魔化してくれると嬉しいなと。
初日は緊張のせいかちょっとミスが目立ったかな。まだ段取りで手一杯みたいな感じが……。今後に期待。
つか、あらためてルキーニって難しい役なんだと思いました。


ファーストとセカンド入り交じってましたが、全体的に正統派な感じがしました。
これから組み合わせが変わるとどんな風に化学反応するのか楽しみです。
今回の公演は金銭的な面で蘭ちゃんシシィを取っていないのですが、城田トートとの組み合わせも見てみたかったな。
なので、DVD出してください! 責任もって買いますから!


確かにそこにいるわ、あなた

2015-06-13 23:37:23 | 芝居

ミュージカル『エリザベート』
帝国劇場

ついに初日です。
プレビューの花總シシィを観たおかげで、昨日はニコニコ(いやニヤニヤだな)しながら1日仕事してました。そしてちょっと気を抜くと「わたーしだーけにー♪」と口ずさんでしまう恐ろしい病におかされてました。
そして迎えた初日。
本日のキャストは、子ルド以外はプレビュー1日目と同じ。

なので、とっても比べやすい。
というか、全員プレビューよりずっと良かったです。

やっぱり初日というのは特別なものなんだなーと。
ていうか、プレビューはやはりプレビューなんだなと思いました。はい。

ちなみに本日のお席は、1階後方上手側やや中央より。プレビューの時よりは中央よりなので、全体を見渡しやすかったです。


もう、花ちゃんは『パパみたいに』から、本領発揮。正直なところプレビューのときはお化粧にちょっと違和感があったのですが、今回は問題なし! オペラで見てもちゃんと少女に見えました。私がご近所の住民ならマックスさんに「お宅のお嬢さん、可愛いですねぇ」と言ってますよ(爆)。そりゃトート閣下も見初めますよ。歌も落ち着いていて凄く良い。少女時代の歌は「自由に生きたい~♪」・「誰かは知らない~♪」のところでいつもドキドキするのですが、全然心配いりませんでした。
『私だけに』も感動的。滑り台も気にならなかったよ(爆)。これ、もしかしたら1階席のほうが気にならないのかもしれないです(慣れたとも言う)。というか、双頭の鷲(権力)に立ち向かおうとしてみたものの、相手にすらならなかった的表現なんだろうけど。あと、なんていうのか、ぽっかり空いた黄泉への入り口を足蹴にしてるのにも意味があったりするのかな?

そうだ、プレビューの時に気になったラストの“シシィが黒い服を自ら脱ぐ”ですが、今日はわりとすんなり脱いでました。うん、コレならイイカンジ。死を受け入れたシシィがトートのところへ自ら行くというのにつながるし。

 あ、そうそう2階席で見たときに違和感があったところが1階席で見たら意味が分かったというのもありました。あと直接階段が見えないから安心できるかも(苦笑)。

それから、初日ということでリーバイさんが観にいらしてました。すぐ近くを通られたのでびっくりしましたよ。カーテンコールの途中で抜けられて、舞台に上がられてました。せっかくご挨拶してくださったのだから、動画配信してください。


最初のダンス

2015-06-11 23:55:42 | 芝居

ミュージカル『エリザベート』プレビュー公演
帝国劇場

東宝初演から15年、ついにこの日がやってきました。花總シシィを知ったのはそのころ。時既に遅く、もう観ることは叶わないと思ってました。
が、スペシャル ガラ・コンサートで運良く観ることができたときは感動しました。しかし、あくまでガラコンであってミュージカルではない。ああ、いつか帝国劇場での東宝版に出てくれないかな……とずっと願ってました。
そして、今回ついにその願いが叶いました。もちろん、私以外でも願っていた人は数知れずですが。

さてさて、今回新演出の『エリザベート』。今までもちょいちょい変わってきたけれど、「新演出」とわざわざ言うくらいなのだから、きっとずいぶん変えてくるのかなと。だから不安を抱えつつ、帝国劇場へ向かう。
平日の昼間なんて、フツーの会社員には行きづらいことこの上ない。でも、“誰も観たことのない『エリザベート』”を観たい! ということで、1ヶ月以上前からコツコツと画策し、仕上げに午前中に1日分の仕事をこなして会社を脱出。ちなみに劇場に着いたのは開演5分前。開演してからだと、すぐに席に着けないし(多分、パパみたいにまで)、回りの人の迷惑になるし。間に合って良かった。アタシ頑張った!

そして、頑張った甲斐ありました。もう、すばらしい公演でした。思わず、手持ちのチケットの残数確認してしまったくらい(苦笑)。

さてさて今回のプレビュー公演ですが、キャストは初日と一緒です(子ルドは分からないけど)。

個人的には、この組み合わせがベストかなと思ってます。しかし、この組み合わせで行かれるのは、あと2回しか無い! なんてこと! もちろん他のキャストも楽しみですが、最初に一気にハードル上がっちゃったんじゃなかろーか。……と思うくらいの出来でした。

花總シシィは期待通りでした。なんてったって綺麗。ロイヤル感半端ない。容姿に説得力があるってのは凄いです。よくある“「美しい」っていう台詞があるから、アレは美しいって設定なのね、了解”っていうのではない。そりゃ閣下も一目惚れするわ、ってな感じです。
とはいっても、1幕目の最初は緊張しまくりなのが伝わってきたした。まあ、伝説と言われたシシィですから観客の期待感は半端ないし、隙あらば叩こうと虎視眈々とつけ狙うアンチもいるでしょうし、その中で緊張しないほうがどうかしてると思います(苦笑)。ですが、後半になればなるほど、どんどん良くなってくる。2幕は本領発揮、といった感じ。宝塚ではカットされていた晩年のシシィ、私はコレが観たかった! 私が花ちゃんファンなのを差し引いても、素晴らしいシシィだったと思います。

そして、そのシシィと共に歳を重ねるフランツですが……これがまた、素晴らしかった。正直「フランツ若すぎー、どうよ?」と思ってたのですが、とんだ番狂わせでした。番狂わせが面白い♪ むしろフランツは晩年のほうが良い! や、ビックリですよ。ちゃんとシシィと夫婦に見えたし。歌はうまいし。

ルキーニは、歴代のとはちょっと違ってました。なんつーか小者というかチャラい。でもこーいうアプローチか! と唸らされました。思想犯ていうより、偉い人なら誰でも良かった(←台詞にもあるし)感が伝わってくる。そして、いい感じにトート閣下の手駒です。良いわ、好きだわこのルキーニ。何よりもうまい。芝居も歌も。

そして、トート閣下。実は「井上くんか。うまいのは分かってるけど、トートが合うとは思えないんだよなぁ」と思ってました。なので、昨日までの自分を殴ってやりたい。そのくらい、素晴らしいトートでした。まあ、黄泉の帝王っていうには若いというか、若干青臭いというかでしたが、逆にそれが良い! 人間であるシシィは歳をとっていくのに、閣下のお姿は変わらず若いまま。だからこそ良い!
井上くんの役作りに土下座したくなりました。

香寿ゾフィー様は、ある意味予想通りだったかな? 歌は上手いし綺麗だし。強いて言えば、若干若いかなーくらい。
ゾフィー様は、宝塚版だとシシィをいじめる姑という完全なヒールですが、東宝版だと“姑でもあるけど、国のことを考える皇太后”に。東宝版のゾフィー様が好きなのはそこなんだなと。まあ、私が歳をくったというのもありますが(苦笑)。

ルドルフ殿下は、『僕はママの鏡だから』のマジモンの鏡を期待していたのですが、今回の席がちょうどイイカンジに二人の顔を見ることができない角度でした。くぅ、残念。でもやっぱり似てるので、母子っぷりは説得力ありまくりでした。



全体を通しての演出も、それほど文句はないです。突っ込んだのは、トートの羽根つきゴンドラと滑り台くらいかな。あと、個人的に気になったのは、ラストでシシィが自ら黒い服を脱いだところ。なんかモソモソしてて勿体ない。だからってトートが脱がせるんじゃ意味無いし……。
でも、全体的に好きな感じでした。今までは宝塚版が好きだったのですが、今回の新演出もかなり好きです!

今回のお席は2階前方上手側だったので、舞台装置がよく見えました。これ、1階から見たら棺って分かりにくいんじゃね? 高さがあるから、2階席もかなり観やすいんじゃないかと思います。