万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4515 秋風の4186

2022年10月16日 | 万葉短歌

2022-1016-man4515
万葉短歌4515 秋風の4186

秋風の 末吹き靡く 萩の花
ともにかざさず 相か別れむ  大伴家持

4186     万葉短歌4515 ShuJ811 2022-1016-man4515

□あきかぜの すゑふきなびく はぎのはな
  ともにかざさず あひかわかれむ
〇大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第223首。題詞に、「〔天平宝字2年(758)〕七月五日於治部少輔大原今城真人宅餞(せんする)因幡守大伴宿祢家持宴歌一首」。左注に、「右一首大伴宿祢家持作之」。
【訓注】秋風(あきかぜ)。萩の花(はぎのはな=波疑能花)。相か別れむ(あひかわかれむ=安比加和可礼牟)[「<相別れむ>のあいだに疑問の助詞<か>を割って入れた形。集中ここだけの表現」]。



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