***** 万葉集 巻11 問答の部(2808~2827、20首) 始 *****
万葉短歌2808 眉根掻き2620
2018-0430-man2808
万葉短歌2808 眉根掻き2620
眉根掻き 鼻ひ紐解け 待てりやも
いつかも見むと 恋ひ来し我れを ○
2620 万葉短歌2808 ShuF422 2018-0430-man2808
□まよねかき はなひひもとけ まてりやも
いつかもみむと こひこしあれを
○=柿本人麻呂歌集。
【編者注】「問答」(2808~2827、20首)の第1首。男。左注(読下し)に、「右は、上に柿本朝臣人麻呂が歌の中に見ゆ。ただし、問答をもちてのゆゑに、ここに累(かさ)ね載(の)す。」
【訓注】問答(もんだふ)。眉根(まよね)。鼻ひ(はなひ=鼻火)[くしゃみ]。恋ひ来し我れを(こひこしあれを=恋来吾乎)。(左注)上に=11-2408、下記注。
【編者注-2017-0310-man2408】11-2408 眉根掻き 鼻ひ紐解け 待つらむか いつかも見むと 思へる我れを 柿本人麻呂歌集