万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2181 雁が音の2012

2016年08月02日 | 万葉短歌

2016-0802-man2181
万葉短歌2181 雁が音の2012

雁が音の 寒き朝明の 露ならし
春日の山を もみたすものは  

2012     万葉短歌2181 ShuE588 2016-0802-man2181

かりがねの さむきあさけの つゆならし
 かすがのやまを もみたすものは
=未詳。
【編者注】「詠黄葉」(10-2178~2218、四十一首)の第4首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第186首。
【訓注】雁が音(かりがね=鴈鳴)。朝明(あさけ=朝開)。露ならし(つゆならし=露有之)。春日の山(かすがのやま=春日山)。もみたす(令黄)[色づかせる、黄変させる]。



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