万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌3562 荒磯やに3307

2020年04月17日 | 万葉短歌

2020-0417-man3562
万葉短歌3562 荒磯やに3307

荒磯やに 生ふる玉藻の うち靡き
ひとりや寝らむ 我を待ちかねて  ○

3307     万葉短歌3562 ShuG576 2020-0417-man3562

□ありそやに おふるたまもの うちなびき
  ひとりやぬらむ あをまちかねて
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3455-3566、112首)の第108首。男。
【訓注】荒磯やに(ありそやに=安里蘇夜尓)[「<や>はそのあたり、の意・・・」]。ひとりや寝らむ(ひとりやぬらむ=比登里夜宿良牟)。我(あ=安)。