万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌2637 うち鼻ひ2449

2017年10月29日 | 万葉短歌

2017-1029-man2637
万葉短歌2637 うち鼻ひ2449

うち鼻ひ 鼻をぞひつる 剣大刀
身に添ふ妹し 思ひけらしも   

2449     万葉短歌2637 ShuF280 2017-1029-man2637

うちはなひ はなをぞひつる つるぎたち
 みにそふいもし おもひけらしも

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第19首。男。
【訓注】うち鼻ひ(うちはなひ=[(偏)口(旁上)一(旁下)血])[下記注]。ひつる(嚏)[下記注]。
【編者注-鼻ふ、ひつる】くしゃみをする意。「くしゃみをするのは人が自分を思う兆(しる)しとされた」。11-2408鼻鳴紐解(はなひひもとけ)、-2808鼻火紐解(はなひひもとけ)。