8月はキャンプシーズンとは言え、あまりに無視されていたうちの畑。
今日、ちらっと覗いてみたら、高さ70cmぐらいに穂先を揃えたメヒシバ畑になっていました。 幸い、22、3℃の涼しい曇り日。
刈払機を持ち出し、草刈決行。
主人が使う2サイクルの混合ガソリンを使う刈払機は私の力ではエンジンが掛かりません。
3,4年前、私専用に充電式、電動コードレス刈払機を買いました。
45分充電して約45分草刈が出来ます。 電池を2個買っておけば仕事率がいいのですが、頑張らないで1時間弱で一旦終わりにして、充電しながらお茶タイムにしています。
余力があれば、その後もう1回することもあります。
1回では畑の全面積を刈ることは出来ません。
中途半端な仕事だけど、ドンマイ、ドンマイ。
畑一面を占領したメヒシバを見て、「一掃してやるぞ~!」と気合を入れて、肩にかけた刈払機を左右に大きく振りながらジワジワ前進して行くと、何だか兵器を手にした戦闘員のような気になります。
刈払機は刃が時計回りに回るので左から右に振るようにして草を刈りますが、何せ背丈の高い草達ですので、力いっぱい左右に大きく振ります。 右から左に戻す時もそれなりに切れていました。
以前は屈んで鎌を使って草を刈ったこともありましたが、腰が曲がりそうだし、鎌を握る手もこわばってくるので、あまり長くはしないようにしていました。
鎌で草刈をしていると、目が草の根元に向けられるので、小さな草花、虫たち、その他様々な発見があり、自然に道草?寄り道?休憩?を楽しめます。 機械音もないので、鳥の声も楽しめます。
それに比べて、刈払い機を振り回していると、倒れて行く草を一心に見つめ、その作業をひたすら進めることのみに夢中になってしまいます。 これって怖いことではないかと思います。
電池が切れそうになって来て、刃の回転がゆるくなって来た時、草の中に何やら茶色い塊が見えました。 刈払機を止めて、見ると、何とそれはバターナッツカボチャではありませんか。
そういえば、春にその苗を2本いただいたので、畑を一部掘り起こして植えておいたのでした。 まだ、草が蔓延る前に花を咲かせ、虫が受粉をさせてくれたのでしょう。
実は生い茂った草の中で、カラスにもネズミにも見つからないでいたようです。
コオロギの齧り痕もありません。
残りの草を刈ったら、もう一つぐらい見つかるかも。 刈払機を使っても、今度は戦う姿勢でなく、鼻歌を歌いながら優しく機械を振るようにしたいと思います。