スズメバチトラップを掛けた日は昼間の気温が上がり初夏という感じでしたが、
その後、また気温が下がり、蜂も飛ばなかったのか、捕獲は芳しくありませんでした。
今日は、青空に白い大きな雲が浮かび、もう真夏を思わせる気候です。
アゲハ蝶 が飛んでいます。
昨夜、アオバズク が鳴いていました。 うちのケヤキの樹あたりで長い間
ホッホー ホッホー ホッホホッホ と優しい声で鳴いていました。
アオバズクは青葉のころ、やってくる渡り鳥です。
フクロウよりほっそりしています。
夜行性でなく昼間も出ていて、昆虫なども捕食するそうです。
以前は、この辺りにも フクロウ がいました。
民家の納屋の屋根裏に住んでいるようでした。
フクロウが住める納屋がなくなったためか、鳴き声を聴かなくなって久しいです。
フクロウは、〝ゴロ介” と呼ばれますが、ゴロスケホッホと低い声で鳴きます。
夜の野鳥の優しい声は癒しで、眠りを誘いますが、
早朝のけたたましい キジ の鳴き声は〝起きろ~、寝坊助!”と言っているようです。
雉は鶏の元祖だから仕方ないか。
雉も鶏も朝一だけに鳴くわけではありません。
雉は一日中、ケンケン、ケンケン鳴き、派手にバンバン、ドラミングしています。
キャンプ場で、赤い顔、長い尾、玉虫色の羽の雄の雉を見ることが出来ます。
GWの頃は ガビチョウ (画眉鳥)がにぎやかに鳴いていました。
この鳥は歌鳥として中国から輸入したものです。
あまりの派手な鳴き方に、家庭で飼うのには向かず放たれた「篭脱け鳥」なのです。
日本に生息する野鳥には、そういった鳥が沢山います、
紅スズメ、ワカケホンセイインコなどもそうです。
鳥だけではなく、外来種と呼ばれるいろいろの動植物がいて、折々話題になります。
先日、近所の人が大きな ナマズ をキャンプ場の前の久慈川で捕りました。
これも外来種だったようです。
種々の カエル が鳴いています。 今年はまだウシガエルの声を聴きませんが、
あれも食用ガエルとして輸入したのが、野生化しているのです。
日本固有の生き物と外来種、時が経てば、みな順応して共に育つと
私は思いますが、私はのんきなのでしょうか。
人も含めて、グローバルな時代、更にそれを越える時代も来るでしょう。
外来種に目くじら立てなくてもいいのでは。