遅ればせながら、新年おめでとうございます。
私の名前の一字は喜ですが、これに口偏が付くと「たのしみやわらぐの意味を表す」と
新漢字林にあります。 わらぐって笑う?
キーキーと鳴くお猿さん、歯をむき出して ”キーキー!” と怒り、
又、”キーキー(^^♪” と声を上げて 喜び笑うのでしょう。
ちなみに、私は申年。口+喜の一年でありますようにと祈っております。
今日はもう”なな草”。
庭の木々はすっかり裸ん坊です。
紋太と外に出ると青空をバックに冬木の枝の織りなす造形美に見とれます。
木は裸でも何だか暖かそうです。 もう、冬芽が膨らんできているのでしょう。
ジュジュ、ジュジュと小さな声。網目のような枝先のあちこちに
小さなエナガがせわしげにツンツクツンツクしています。
今朝はイカルの声も聴きました。
今年は暖冬かと思えますが、いつだったか、イカルの大群が雪の積もったエノキの巨木の下に降りたって、その実を啄んでいました。 感激でした!!
イカルって日本の野鳥と思えないほど、はっきりとした色分けのスマートな鳥です。
丸で観賞用の鳥のように。 でも、昔から日本にいた鳥なんですよね。
奈良、法隆寺の辺りを斑鳩の里というぐらいですから。
やっと落ち葉の片づけが終わったと言うのに、もう春の野の草達が隠れるように地にへばり付きながら出て来ています。 いとおしく思えるのですが、甘いことは言っておられません。 紋太が庭をヒョコヒョコ歩き回っているのを見守りつつ、つい手が伸び、抜いてしまいます。 どっちみち、彼らには勝てないのがわかっていながら。
抜かれた草達は地上に出ている部分の何倍もの長さに網のような根を蔓延らせているのに驚きます。
今日はなな草。 ナズナ、ハコベ は庭で調達。セリ は近場の沢から。スズナ、スズシロは冷蔵庫の蕪と大根。 ゴギョウ(ははこぐさ)、ホトケノザ は庭に出ているけど、口にする気になれないので、摘まない。
これから 上の5草の入ったリゾットを考えます。