キャンプ屋さんで里山暮らし 20年

茨城県北部の小さなファミリーキャンプ場からの便りです。自然豊かな里山暮らしの日々の気づきを綴ります。

  梅の実 と 山椒の実 

2014-06-22 23:26:11 | 里山暮らし

この辺りの家々にはどこでも梅とお茶の木があります。昔からのことだそうです。
水戸藩主の徳川斉昭の命によるとか。
確かにお茶と梅干が常備されていれば、飢きんの時でも、地震などの災害の時でも何とかしのげます。

先日、ご近所からバケツ一杯も梅をいただきました。
その日は一日梅仕事でした。

   

完熟の実、青い実、大きい実、小さい実、傷のあるもの、割れたもの等々を選別し、梅干用、梅ジュース用、梅ジャム用に分けました。 
それから、洗ったり、ヘタを取ったり、痛んだところを切り取ったり、、、、。 
梅干し用はしばらく水に浸してあく抜きをして、よく拭いて、厚手の大きなストックバッグに入れました。
そこに塩と少量の焼酎を加え混ぜ、空気を抜いてジップし冷蔵庫に収めました。上に重しの代わりに糠みそバッグが乗っています。
梅ジュース用は梅酒のビンに氷砂糖と実を重ね入れ、少量の焼酎をかけました。
梅ジャム用は冷凍しました。それを翌朝、2,3度茹でこぼした後、種をとり、砂糖を加え煮ました。

どこの家でもこの梅仕事をしているのでしょう。

うちは梅の木もお茶の木もありませんが、山椒の木があります。 実が年々沢山採れるようになりました。
山椒の木もあると重宝します。 筍料理には若葉(木の芽)を使うと見た目も味もぐっと引き立ちます。
 
梅をいただいた前の日、主人に手伝ってもらって山椒の実を収穫しました。

   

今年はちょっと遅かったかも、種がやや熟しすぎの感あり。 
急いで茹でこぼし、小分けにして冷凍しました。
明日にでもチリメンじゃこを買って来て、佃煮を作りたいと思っています。

私には山椒の木があると嬉しいことがもう一つあります。
アゲハ蝶がこの葉に卵を産み付けに来ます。 アゲハがいくら食べても、木が枯れることは決してありません。
去年は何匹かのアゲハの幼虫を飼育箱に移し、毎日葉を与え、羽化までの成長過程を楽しみました。
今年はどうしようかな~。

 


 

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キャンプ だ ホイ!!・・・・でも、カラス には ご注意 ! 

2014-06-22 15:17:54 | キャンプ場だより

6月第3週の週末、2家族のテントサイトのお客様をお迎えしました。

  

雨が懸念されましたが、テントとスクリーンタープの設営、バーべキューのお昼、
ブランコ、川辺での遊びも雨に降られることなく楽しんでいただけました。 
 
夕方近くなると大子の方の空は白く煙り始め、間もなく家和楽にも雨がやって来ました。
大した降りにはならなかったので、
タープの中の夕食と歓談、大エノキの木の下のブランコ遊びも支障なかった様子。(ホッ!)

しかしながら、翌朝はしっかり雨。 テントを畳むときの雨は困りものです。

お客様に小学3年生と4歳の男の子がおられました。

  

小学生の男の子はベランダに置いてあるスズメバチの巣や飼育箱の中のオトシブミにも
興味を示してくれました。
受付の部屋で石の図鑑を見つけ、自分の持っている石や河原の石の話をし、
私がここの河原で拾い集めた石も熱心に見てくれました。(^^♪
 
こういうお客さんとの出会いが私にとっては何よりも嬉しいことです。(^^♪ (^^♪
キャンプ屋さんをやっていて本当によかったと思います。

そうそう、彼は二股になった小枝に輪ゴムがつけてある手作りの小さなパチンコを持っていました。
「カラスが来て、大きなお肉をさらって行こうとしたけど、落としたので、よく洗って焼いてもらった。」
とのことでした。 それで、パチンコを作ったのでしょう。

その後も柿ピーを一袋持って行かれたそうです。
翌朝、農村公園の前の道でカラスが何やら突いているのを彼は偶然、目撃しました。
走って行ってみると「やっぱり、昨日の晩、取られた柿ピーだった!」そうです。

キャンパーの皆さん! カラスにはくれぐれもご注意を!!

お鍋のカレーを混ぜている間に、後ろのテーブルの上のご馳走が狙われます。
油断も隙もありません! 

 

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