やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【文殊の会】 米国・日米関係の研究(2) ~第40回(2013.6.5)の報告~

2013年06月17日 | ~h27 その他の記事

■研究課題【国際関係・外交・軍事】米国・日米関係の研究(2)

資料1『日本人が知らない「二つのアメリカ」の世界戦略』(深田匠/高木書房2004)より抜粋 <K氏提供>

・「世界はプロパガンダで動いており、全てのプロパガンダは特定の勢力や国家・民族の利益のために存在し、そしてプロパガンダとは捏造と誇張と歪曲に満ちた白黒二元論であることが大半である。従って~~」

・「~~確かにユダヤ資本が国際金融経済に巨大な力を持っていて、グローバリズムを旗印に相当悪どいやりかたをしていることも事実ながら、「ベニスの商人」で描かれるごとく金融業はユダヤ民族の伝統的な「生業」でもあるのだ。~~」

資料2『「右傾」化でなく「普通の国」化だ』(産経新聞h25.5.24「正論」)<M氏提供>

・「米3紙批判は改憲ゆえか ~~そのころニューヨークタイムズは『日本には平和を選ばせろ」との見出しで社説を書いた。タイトルもさることながら、内容は高飛車で、①日本は『平和憲法』に手をつける必要はない ②第9条は米国が命じて書き取らせたものだ ③日本の右翼政治家たちは尻込みしている大衆を前進させようとしている -といった、読むに堪えない無礼な票がんが羅列されていた。~~」

・「オバマ政権を信じたいが… ~~米紙の論調は少しでも日本が『普通の国』に動こうとすると、『戦前化』『軍国主義化』『右傾化』という、うんざりする用語を羅列して批判を繰り返してきた。今回の安倍批判も例外ではない。~~」


 意見交換するなかで、《世界も日本も「情報・宣伝戦争」「経済戦争」のまっただなかにある》という共通認識が生まれたようです。

 この会には使わなかった資料を紹介します。
資料3「【対談】反日国際ネットワークの新たなる策謀 ~中国共産党の仕掛ける国際謀略戦に、日本はどう対処すべきなのか」正論5月号」の記事)より抜粋・要約

<江崎道朗氏(評論家)の発言より要約>
・~~同様に、「アメリカは」「アメリカ人は」と十把一絡げに考えるのも危ない話です。アメリカにもいろいろな考え方がある。それを踏まえて、個別に議論していかないといけない。今のアメリカ人の日本に対する意識は、大きく言って四つのグループに分けられると思います。

グループ1 軍事費が十年間で6千億ドル削減されていくという中で、日本のことなどかまっておられない。
2 アジアはアジアに任せるべきで、アメリカは日本の軍国主義化を防ぐためにも中国と協力すべきだ。
3 過去を反省しない日本は右翼国家でトラブルメーカーだ。日本が反省すればアジアは平和になるのだから、謝罪するようアメリカは圧力をかけるべきだ。

4 米軍の東アジアにおけるプレゼンスが低下しており、中国の軍事的対等に対抗するためにも、日本の軍事的拡大が必要だ。

 
日本は《米国を敵に回さず、かつ、過度に従属的にもならないような、慎重で周到な「世界戦略」》を持つ必要があるようですね。

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