そよかぜ日記

山への思いや毎日のちょっとした出来事を書き記します

サーロインステーキの思いで

2015年09月12日 | 徒然
もうすぐ誕生日がやってくる。
そのお祝いに美味しい肉を食べさせてくれるというので、喜んで出かけた。

お肉はもちろん長崎和牛。
日本一になってから、長崎和牛は人気がある。

で、ヒレにしますか、サーロインにしますか と尋ねられた。
もちろんサーロインステーキで!

実は小さいころからサーロインステーキは憧れの食べ物だった。
それには訳があり~

家族で時々外食することがあった。
だが、長女の私はいつも親の様子を見て…
例えば、親が親子どんぶりといえば、それと同じ程度のものを頼んでいた。
それは親の懐具合を考えていた考えていたからだ。

そういうことは外食の時の暗黙のルール。
だと思っていたよ~
親は何も言わなかったけど。

しかしである。
末に生まれた妹は、そんなことお構いなし。

食べたいものを遠慮会釈なく注文する。
デザートだって、今日は頼んでいいかなあ… と考え考え言い出せないでいる私の横で、
プリンアラモードが食べたい! と、あっけらかんとのたまう。

そしてなぜか毎度妹のコールは通るのだ。

例のサーロインステーキもそうだった。
レストランのメニューで一番高いのがサーロインステーキだった。

美味しいんだろうなあ。
と思っても、だれも注文したことはなかった、もちろん私もね。

だが、空気を読めない妹は、でた~
サーロインステーキが食べたい!

で、ハンバーグなんかを食べている私の横で、妹はサーロインステーキを召し上がる。
その後も妹は何度もそれを食べていたけど、
子どもみんながそれを注文したら親は困るだろうなあ~
と子ども心に考えていた私は、ほとんど注文したことはない。

のでありまして、サーロインステーキは今でも特別の感がするのだ。

庭に咲いている花 シュウメイギク
この面白い形のシュウメイギクは毎年決まって咲いてくれる。
まだまだたくさんのつぼみを付けている。