そよかぜ日記

山への思いや毎日のちょっとした出来事を書き記します

なんで今日もヤブなの?

2007年09月30日 | Weblog
出かけるときは疑いもせず、岩山に向かうつもりだった。
しかし、雨がポツポツときた時点で、変更。
無理は禁物。

変更した山はきれいな山容の、比較的簡単な山。
急登はあるものの、整備された山で安心だ。

なのに・・・
普通に下るはずだったのに、生い茂るカヤを掻き分けての下山になってしまった。

なんでかなあ・・・
いつも普通に登山しているつもりなのに、いつのまにかヤブに突入しているのは。

まあ今日は新しい登山服ではなかったから、良かったけどね。
これが買いたてだったら泣くよ~

信頼

2007年09月29日 | Weblog
チンパンジーのパンくんをテレビで知っている人は多いと思う。
あまりテレビをじっくりと見ることのない私だが、
今日はついつい見てしまった。

見ながら涙が出てくる。
パンくんだけではない、そこに出てくる動物と人間のふれあいが心をうつのだ。

動物のけなげに一途に信頼して、甘えたり行動したりする姿に感動するのだ。
それはまるで、幼子が母親を見るときの、抱かれている時の、
おっぱいを飲んでいる時の、安らぎと信頼を思い出させる。

我が子が大きくなり、違う形での信頼関係で結ばれて入るが、
あの、100パーセント信じきった我が子を腕に抱く喜びは、
人生の中でも光り輝いているに違いない。

そんな時期から遠くなり、幼子を抱く機会もなくなり、
パンくんの姿を見ると、懐かしく、いとおしくなるのだ。

様々な事件が起こり、心が寒くなるけれど、
我が子を思い切り抱きしめて、信頼に満ち満ちた目を見ればきっと、
その愛に愛でこたえたいと思うだろう。

日々の生活の中で、子育てさえ自信をなくし、涙した日々を思い出すが、
乗り切れたのは、子どもの信頼に満ちた目があったからだと思う。

子どもが親を成長させる。
そのとおりだと思う。

信頼、それはとてつもない大きな力を持っている。

それぞれの思い

2007年09月28日 | Weblog
「気にすることないですよ」と言ってくれた人がいる。

いろいろ言っても原因の一端を担いだことは確かだろう。
そう思っていたから、その言葉になぐさめられる。

以前と同じように、語りかけ、たくさんの情報を交換する。
それは二人にしか分からない喜びでもある。

一方で「ありがとう」と言ってくれた人がいる。

ずっと待っていてくれたんだと、今気がつく。
そして今後に期待してくれている。

その期待に応えることができるか、応えることが適切かはまだわからない。
でも、喜ばせてあげたいと思う心の動きがある。

どちらの人も大事に思う。
思いながら、ひとつのことしかできない自分が歯がゆい。

こうして、一つを選択し、一つを失っていくのだろう。
二つを同時に体験できない以上、振り返るのは止めよう。

もしも、なんて考えない。
今進もうとしている道を信じよう。

今日がまん丸

2007年09月27日 | Weblog
中秋の名月 は一昨日だったと思うけど、まん丸のお月様は今日。
確かに一昨日はまん丸ではなかった。

まん丸でない方が風流なの?かな?

それにしても、不思議に家の近くでは9月のはじめの方が虫の声がすごかった。
夜窓を開けると、遠くに近くに虫の声が響いていた。

詩的には、まん丸お月様と虫の声はぴったりなんだけど。
明るすぎると不安になるのかなあ。
今はかすかに鳴いている。

雨降りお月さん 雲のかげ
お嫁に行くときゃ 誰と行く
一人で からかさ さして行く
からかさ ないときゃ 誰と行く
しゃらしゃら しゃんしゃん 鈴つけた
お馬にゆられて 濡れてゆく

十五夜お月さん
ぞうさんのお目目
お目目のお月さん
どんな夢を見てた
可愛いい坊やの 坊やのお目目
それからねんねんよの さよなら 見てた

月の砂漠をはるばると 旅のらくだが行きました
金と銀との鞍おいて 二つ並んで行きました

まだまだ、たくさんの月の詩を歌ったように思うのだけれど、
それはずっと小さかった頃、母に手を引かれて見た月の下でのこと。

あなたはどうしてそんなに元気なの?

2007年09月26日 | Weblog
先日から気になっていることがあった。
庭の雑草だ。

夏の暑い日差しにクラクラなりながら草むしりをしたと思っていたのに、
気がつくとまたもや・・・

一面に広がるススキの原を思わせる草は、風にそよぎ美しくも思える。
折しも月の美しい季節。風流といえば風流。

しか~し、ここで見逃しては恐ろしいことになるのは明白。
山の洋服に身を包み、いざ出陣。

むしり始めると、疑問が次々にわく。

これはコミカンソウかな?
名前がかわいいので一度は見て見たいと思っていた雑草。
家の庭にあったなんて・・・

この香りのいい柔らかい草はなに?
今はヒメミクリのような花を咲かせている。

ヨモギはヨモギでも、これはなにヨモギ?

これはもちろんカタバミでしょう。
ずいぶん大きな実をつけているなあ。

このはいつくばっている草はなにかなあ・・・

日当たりのいい場所と草でない場所では住み分けているのね。

次々とわく疑問。
そういえば本屋さんに「校庭で見かける草」とかいう本があったけど、
身近な草でも分からないものはたくさんあるなあ。

と、いろいろ思いつつ元気に育った雑草を、容赦なく抜いていったけど、
あっと言う間に時間切れ。
おかげで、約束の時間に遅刻しそうだったよ~

中秋の名月

2007年09月25日 | Weblog
今夜は中秋の名月。
夜空を仰ぐと青白く輝く月が浮かんでいる。
それはくっきりと美しい。

ずっと以前は、月を見るためにちょうどいいホテルに出かけて、
ラウンジからながめたものだ。

相方さんはもちろんアルコール。
私はケーキとコーヒー。

長崎の街を見下ろし、そのきれいな夜景と、
それよりももっと美しい月を同時にながめるのだ。

古の人も月をながめて思いに浸ったのだろうか。
月の物語・・・ かぐや姫やうさぎの話し。
日々の暮らしへの感謝、みのりの喜び。
通り過ぎていった人たちのこと、今ふれあっている人たちのこと。

今日の月もあの時と同じように美しく輝いている。

疲れは

2007年09月24日 | Weblog
昨日の縦走、距離もそこそこだけど、暑さと霧そして展望なしで、アップダウンあり。
歩いているときはそうでもなかったけど、朝起きると疲れが残っていた。
どこか体もギクシャクしている。

こんな時、じっと寝るのも一つの手だけど、軽く運動するのもなかなかいい。
体がほぐれ軽くなるのだ。

軽く運動といっても、山好きの私たちにとって運動は登山。
ということで、毎回疲れたときはリハビリ登山と称してのんびり歩き。

といっても、ほとんどいつもの山をゆっくり歩くだけなんだけど。

ゆっくり歩くとおのずと違う景色も見えるというもので、   などに敏感になる。

時には先を急がない登山もいい。 

下山する頃には何故か体は軽くなっている。
そしてぐっすりと眠って、元気回復よ~

交差縦走

2007年09月23日 | Weblog
今回それぞれの登山口から登り、交差する縦走を試みた。

一抹の不安。それは・・・
① それぞれの登山口の近くに、駐車スペースがあるか。
② 登山口を見つけられるか。
③ 道迷いなどですれ違いにならないか。
④ ペースの違いにより、大幅なズレが生じないか。

今回は少々ペースのズレはあったものの、どうにか合流することができた。
こういう登山もいいのかもね。

新しいデジカメ

2007年09月22日 | Weblog
父がこれを使えと新しいデジカメをくれた。
別にいままでのもので十分に満足していたのだけれど・・・

今までのデジカメで撮った画像を見せたのが間違いの元。
それを見たとたん、「デジカメが悪い!」

マイデジカメは500万画素で、それなりの機能もついているし、
何より電池が長持ちで、山中で切れたことはない。
それに案外雨にも強く、乱暴な扱いをしているわりには故障がない。

使い慣れているので、このままでも良かったんだけど・・・

とにかくもらったデジカメは1200万画素。
昨日発売されたばかりのものだ。

あれこれ機能を確かめているのだけれど、
これまでだって、ほとんどの機能は活躍することもなく、
最近になって、こんなことできるんだと気がついたことも多い。

だから、結論から言うと、今までとほとんど変らないでしょう。

とりあえず、明日からの山には持って行くつもりだけどね。

熱中症

2007年09月21日 | Weblog
「さあ岩屋山に登ろう」と思って準備をしていたら電話がかかってきた。
相手は男性の友だち。

「あっ 居ましたね。良かった」
「居ましたよ。今から出かけるところでした」
「いやあ 昨日岩屋山で遭難者が出たというから 
        あなたではないかと思って」

なんでも、昨日岩屋山で遭難者が出て、ヘリコプターが出動したらしい。
全然知らなかったなあ。
しかし、勤務中というのに気にかけて電話してくれてありがとう

岩屋山のとちゅうで常連さんと会ったので聞いてみた。
その人の話によると、気分が悪くなって歩けなくなったらしい。
ヘリコプターには歩いて乗ったというから、軽症だったのかもしれない。

「熱中症かもね」
確かにねえ。今日だって無風で、とっても暑い。
ちょっとスピードを上げると、頭がボーッとして気分が悪くなるもの。

気をつけなければと、意識的に水をゴクゴク飲む。
保冷剤をバックに入れて、冷たくした飲み物を持ってきたので、飲むとスッとする。

しかし、毎日登山の常連さんは元気一杯。
仕事を終えた方々ばかりだけど、軍隊のように歩いていた。
すごい