のり巻き のりのり

飾り巻き寿司や料理、己書、読書など日々のあれこれを書いています



いらいら

2017年01月10日 | ひとりごと
昨夜は急にブログが開けなくなり、自分の操作ミスかと思ってあーあとあきらめ、もうこの際やめようかと思ったら、
gooの管理上の不手際だったようだ。

失敗ばかりしているのでてっきり自分のミスだと思って損した気分。

今朝は夫がぶつぶつ言っていた。昨日の町内会での出来事だ。
町内の親睦会があり、送迎バスに乗り込んで昼食会場に行くときのこと。

50代の人(男性)が、80代の人(男性)に「○○さん年寄りはここへ座ってー」と大きな声でバスの席に座るのをうながした。
大勢の中でしかも大きな声で「年寄りは・・」の言葉を聞いた夫は、腹がたったという。

親切心で言ったのだろうが、言われた人や聞いていた人はどう感じるのか。
そのデリカシーのない直接的な「年寄りは・・」は、言った人間の知性と教養のなさを示しているとのたまう。

たしかに、何気なく言った言葉がそうとられていると知ったら、言った本人は意外な顔をするだろう。
気にしない人もいるだろうが、夫は言葉に敏感だ。

この言葉は変だ、使うべきでないとしばしば言う。
普段は方言ミックスでしゃべり続ける私も、「うん、それはおかしい」と言う。

本人に向かって「年寄りは・・」なんて絶対言わない。
そもそも私にとって年長者は恐れ多い存在なのだから。

亡き父が入院していたとき、父を「○○くん、今日はどうですか?」とよんでいた看護士(50代女性)がいた。
私はむしょうに腹がたった。

自分より年長の90代の人間にむかって「○○くん」とはなにごとぞと。
声を発することもできず、からだを任せきりとはいえ、幼児ではないのだ! 「○○さん」と言ってほしい!

世の中には、まったく不愉快な言葉遣いが横行している。
父のことを思い出したら悲しくなってきた。

がつんと本人に言えばいいのに、いざとなるとなかなか言えないのがノミの心臓しかない悲しさである。
というわけで、こんなところに書き込んでいる小市民。

佐藤愛子著「90歳、なにがめでたい」がよく読まれている。
言いたいことをがつんと言う痛快さが、共感を得ているのだろう。あやかりたいものだと思う。



「笑顔と思いやりのある言葉を」 年頭の目標にしよう。