この前、WBS(念のために言っておくけど、別に要求仕様分析における、Work Breakdown Structureじゃなくって、テレビのニュース番組)を見ていたら、地震などの災害時における、事業継続計画(BCP)についてやっていた。
でね、その場面で、
「では無線が使えなくなったとして、これからやってください」
っていわれて。。。
「横浜に連絡するには。。」
「171」
っていって、ケータイかけてたんですけどお。。。
もしもーし!ケータイって、無線使ってるんじゃないでしょーか(^^)
そーいう意味じゃない??
でも、現実問題として、災害にあったときに、すぐに連絡しようとしても、向こうが迷惑っていう可能性がある。
その番組では、ITが、どーのこーのとか、力説してたけど、現実問題、大企業でない場合は、決済ができるかどうかがすべてで、決済ができるんだったら、別に地震が起きて、1週間ぐらい、事業を復旧させなくてもいいかもしんない。
なぜなら、お客さんも、地震なので、こないから(^^;)
そんな中、お店開けてもねえ。。。
従業員も、地震で、それどころじゃないでしょ。連絡してきたら迷惑かもよ?
逆に、コンピューターが復旧しようが、何しようが、決済が回らなきゃ、アウトだ。
手形を燃やしちゃったとかいって、入金を受け取れないで、その一方、支払いだけがきて、ショートしちゃったら、たとえ、コンピュータがうごいたって、従業員がいたって、おみせが無傷で、商品が今すぐ売れたって、銀行取引停止になり、それが立て続けに2回やっちゃったら、事業継続は事実上、不可能だ。
なんて考えると、ITがどーこーのなんていってるのは、IT屋さんの論理で、世の中、カネなのだよ。
そー言う意味で、BCPを考えるには、IT屋さんじゃない、中立的な立場から、作成していったほうがいいと思う。
そこで、取り上げたいのが、中小企業庁が出しているこれ
中小企業BCP策定運用指針
http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/index.html
とりあえず、このへんから、とっかかりとしてみていったほうがいいと思う。
あ、あとBCPについては、IT屋さんとして言いたい皮肉っていうのがあるんだけど、まあ、それは別の機会に。