情報処理とは何?から、Hello Worldを各種言語で出力するまでの流れをかく、シリーズHello World以前のプログラム言語のつづきです(このシリーズは、土日に書きます)。
前回のはなしでは、情報を処理するっていうのは、必要なデータを入力し、それを加工して、目的となる出力を出すことで、それを機械的(電気的)に行うのがコンピューターって言うことを書きました。
そして、その処理加工なんですが、いろんな処理加工をさせるため、どんな加工をするのかをコンピューターに入力し、そして処理させるという手法をとるようになったということも書きました。
「どんな加工をするのか」っていうのを、どうやって書くかというと、「どんな処理をする」っていうのは、命令してるわけなので、命令文で、基本的には
動詞 対象物 。。。。
という形で書くというところで終わっていました。
今回は、これだけでは、困るということで、命令文以外に、何が必要なのか。。。というコンピューター 言語を構成する文についてです。
■命令する文だけでは、困るケース
命令文だけだと、すべて、条件によって、命令を変えるということができません。
障害物があっても、まっすぐ進めといわれたら、まっすぐすすみます。
こまります。
条件によっては、曲がるとか、いろんなことをしてほしいです。
この条件によって、処理内容を変えるための文、条件文というのが、存在します。
条件文のなかには、単純に
もし、○○だったら、なになにをしろ。。というような形と
○○になったら(なるまで)、なになにをしろ。。。という繰り返す形があります
それと、入力データを処理していく過程で、途中に値を置いておきたいっていうことがあります。この値を置いておくところが変数(文字列を置いておこうが、変”数”という)
そういうように、値を置いておくところを宣言する文もあります。
■ということで、処理を指示する内容を構成する文の種類は
こんなかんじになります。
1.処理を命令する文
2.条件によって、処理を分けるための文
単純に条件をわける文
繰り返しする文
3.変数を宣言する文
■じゃ、これで書けるかというと
たしかに、Hello Worldと出すだけなら、
perl(という言語)では、
print "Hello World"; |
と書くだけですから、書けるのですが、もっと大きなプログラムになってしまうと、なにがなんだかわかんなくなってしまいます。そこで、処理命令をわけるということをします。
それについて、次回のこのシリーズで書きます。