博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『魔幻手機』その2

2010年05月07日 | 中国科幻ドラマ
『魔幻手機』第7~12話まで見ました。

傻妞の存在を知った游所為は小千に傻妞の売却を持ちかけますが、小千は多額の手付け金に目がくらみつつも売却を拒否。そして散々悩んだすえ、武功に秀でた傻妞の力を人助けに生かすことにしたのでありました。

具体的には、傻妞の力を一定時間小千の体内に移し、(傻妞にはそういう機能があるのです。)スーパーマン……というかパーマンよろしく空を駆け抜け、事故や犯罪から人々を救い出そうというのですが、自分の正体が知られてしまうと社会生活上何かと不都合ということで、いっちょまえに変身用のスーツを調達することに。下の画像が変身後の姿なんですが、何というか物凄く微妙な格好です……



で、マントはたまたまポールからずり落ちてきた旗を流用してますが、その旗には下の画像のごとく「打撃盗版」のフレーズが。「盗版」とは海賊版のこと。これは視聴者である我々に向けられた何かのメッセージなんでしょうか(^^;)(作品中では「このフレーズの意図するものは不明」なんて言ってますが……)



陸小千が変身した「飛人」の活躍がテレビを賑わす中で、游所為は黄眉大王が本当の妖怪であることを知ってしまいます。で、傻妞が手に入らないならこいつでいいやとばかりに彼を会社の役員に引き立て、その妖術をビジネスに生かすことに。しかしいい加減現代文明に慣れてきて自身を取り戻した黄眉大王は、王天覇らチンピラ3人組を子分にして、裏では再び悪事に手を染めていきます。陸小千こと「飛人」も本気モードの黄眉大王には太刀打ちできず、取り敢えず難を避けるために641年の中国にタイムスリップ。

そこで陸小千はどういう訳か2ヶ月後の世界からやって来たガールフレンドの化梅・楚楚と遭遇。(小千は2006年6月、化梅らは2006年8月の世界からやって来たとのこと。)3人がやって来た世界ではまだ猪八戒は三蔵法師と孫悟空と出会っておらず、高老荘の高太公の娘が美人だというのでムリヤリ結婚しようとしていたのでありました。3人は高太公の娘のために猪八戒と戦いますが、やはり太刀打ちできず、やむを得ず「もっとかわいい娘がいるから」ということで、ウヤムヤのうちに猪八戒を2006年6月の世界へと連れ帰ることに。帰る間際に化梅から「この2ヶ月の間色々なことがあると思うけど、私のことを信じていてね」なんて思わせぶりなことを言われてしまいますが……

で、2006年の世界にやって来た猪八戒は案の定うまい飯とかきれいなお姉さんに目がつられる始末。で、山海の珍味とかわいい妹妹を用意しているという范グループの悪徳社長にスカウトされ、フラフラ着いて行くことに。小千も厄介払いとばかりに「2~3日遊んで来いよ」と猪八戒を范社長に着いて行かせてしまいますが、自分で連れてきたんだから責任持って最後まで面倒見見ろよとツッコまざるを得ない(^^;)


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