博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『大軍師司馬懿之虎嘯龍吟』その1

2017年12月17日 | 中国歴史ドラマ
『軍師聯盟』第二部『大軍師司馬懿之虎嘯龍吟』がいよいよ配信開始。ということで今回は第1~6話まで見ました。

第一部は司馬懿一家が故郷温県に隠退する所まで描かれましたが、第二部は今際の際の曹丕が司馬懿の召還を命じるところからとなります。司馬懿は急ぎ洛陽に駆けつけるも曹丕の死に目には会えず、曹丕は曹真・曹休・陳群・司馬懿を四大輔臣とし、後継の曹叡を支えるよう遺命して崩御。


しかしこの曹叡、実母甄氏の死をきっかけにすっかり性格が歪みきっていたのでした。母を死に追いやったのは郭照だと信じ、隙あらば皇太后となった彼女を殺害しようとします。そして……


亡き母の似顔絵を絵師に描かせるも「全然似ていないではないか!」と激怒して次々と絵師を処刑させるという、北斗の拳の悪役のような所業を繰り返す曹叡。お付きの宦官辟邪(イケメン)に、陛下は亡き母太后の子なのだから御自分が女装して絵師のモデルになれば良いのではないかと吹き込まれ、女装して母の絵を描かせます (^_^;) これはちよっと並のレベルの暗君・暴君じゃないですね……

そうこうしているうちに呉の周魴が魏に投降を求め、曹真はこれを足がかりとして呉へ進攻を宣言。これは偽の投降で陸遜が仕掛けた罠ではないかと喝破した司馬懿ですが、聞き入れられず、曹休を総大将として出征。司馬懿も後詰めを任され、長子司馬師は人質同然に曹休の部将に任じられてしまいます。で、案の定周魴の投降は偽装で石亭の戦いに大敗し、総大将の曹休は帰還後に病死。

曹真は後方の司馬懿が前線に援軍を寄越さなかったのが敗因であると弾劾します。 曹叡「しかし敗因は曹休が司馬懿らの忠告を聞かなかったからだと、司馬懿を擁護する上奏がこれだけ来ておるぞ?」 曹真「これは全て司馬懿派の連中の上奏ではありませんか!」 曹叡「夏侯玄もか?」 曹真「……」 曹叡「朕は戦のことはわからぬが、彼らや司馬懿の言い分に理があると思うがな」 曹叡は普通にしていれば普通に英明の君なのに、普通にしていられないところに闇を感じますね……


そして蜀でも丞相諸葛亮が動き出します。孔明演じるは、張P版『神雕侠侶』の郭靖役などでお馴染み王洛勇。

で、この孔明が元蜀の武将で魏に投降した孟達を調略して再度蜀に寝返らせようとしつつ、その情報を密かに魏にリークさせます。当然魏では孟達を討伐しようということになり、司馬懿が彼の守る新城へと派遣されますが、これは最大の敵司馬懿を孟達討伐に引きつけさせ、その間に北伐を進めようという孔明の計略なのでありました。一方の孟達は蜀の出した寝返りの見返りと魏側の引き留めの条件を天秤に掛けようとしますが……

ということで今回はしょっぱなから、第一部ではほとんどなかった戦争シーンが挿入されています。新キャラも第一部で退場した荀彧・曹操、あるいは今回の冒頭で死んだ曹丕の穴を埋めるだけのインパクトがありますし、最終回まで目が離せそうにありませんw
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『那年花開月正圓』その13(完)

2017年12月12日 | 中国近現代ドラマ
『那年花開月正圓』第71~最終74話まで見ました。

趙白石から逃げおおせた杜明礼は張長清のもとに身を寄せ、彼の伝手で李鴻章のもとに身を投じて助命してもらおうとしますが、張長清の方は李鴻章派から王爺派に鞍替えしようとしていたのでした。というわけで杜明礼の身柄を手土産に趙白石とコンタクトを取りますが、元師匠に愛想を尽かしていた趙白石は杜明礼に刃物を持たせて復讐の機会を与え、隙を突かれた張長清は斬殺、杜明礼自身も自害してしまいます。

そして息子月生の死が、当時呉家のバックに控えていた左宗棠を蹴落とそうとする王爺の陰謀の巻き添えの更に巻き添えであったと知った沈四海は、不正な蓄財の材料を揃えて王爺を告発しようとしますが、逆に官兵に捕らえられて刑場の露に…… 権力者の手先であった杜明礼や、息子の制止も聞かずにそれが家のためになるのだと権力者に阿った沈四海の末路は、何となく現在獄中にいる籠池夫妻に見せたい気がしますw

一方、周瑩は自分が呉家東院の学校で学んだことがきっかけになって身を立てたことから、女性のための学校を創立。その間に趙白石から再婚のプロポーズを受けますが、自分の心は沈星移にあるということでさっくり拒否。

そうこうしているうちに北京では義和団事件がおこり、難を逃れて陝西へと退避してきた西太后と光緒帝が数日間呉家東院に身を寄せることになります。


この御両人を迎えたというのが周瑩に関する歴史上の最も大きな事件である模様。光緒帝の顔色が優れないのは、変法の失敗で幽閉されたり、北京から逃れる際に寵愛する珍妃を井戸に突き落とされたりとか色々あったからでしょう……

で、西太后・光緒帝とご対面することになった周瑩ですが、西太后から商売の秘訣を問われて変法に通じる「変」と答えて光緒帝の顔を曇らせたり、「祖法よりも西洋人のやり方が役に立つ時もあります」と発言して西太后の眉を微妙にしかめさせたりと割と言いたい放題w そしてなおも空気を読まずに変法運動のスローガンになってたらしい『尚書』五子之歌の「民は惟れ邦の本、本固ければ邦安んず」を引用し、西太后に「もう下がってよい」と言われてしまいます。

しかしこれが不興を買ったのではなく逆に気に入られたようで、帰朝の暁には周瑩に一品誥命夫人の位を授けると約束され、不正な蓄財がバレた王爺こと載漪の処断と、その息子で光緒帝の後継者として据えられていた溥儁から大阿哥(皇太子)の地位が剥奪されることも決定しと、万事めでたしめでたしと言いたいところですが、そこへ星移が呉家東院に潜入し、西太后&光緒帝暗殺を図り、更に西太后を暗殺し、光緒帝を救出しようとする保皇変法派の呉沢が飛び込んでくるという、大変ややこしい事態となります。星移は呉沢を逃がすため、呉沢のふりをして官兵の前に姿を現しますが……

【総括】
ということでラストが何だかドタバタした感がありますが、全体的には老百姓の目から見た清末の状況、政治に翻弄される大商人たち、そして時代の波に呑まれながらもちゃきちゃきの江湖人から大商人へと成長していくヒロイン周瑩とが非常によく描けていたと思います。

おまけに完全無欠の王子様呉聘、放蕩息子の沈星移、清廉潔白で堅物の趙白石、陰のある陰謀家杜明礼、誠実な性格でヒロインの良き補佐役王世均と、イケメンのコマが揃っていますし、呉蔚文、沈四海、胡志存、周老四といったおっさんズも見所になっていますw

ノリとしては近年の近現代史物の朝ドラに近いのですが、現在放映中の『わろてんか』は無論のこと、好評を博した『あさが来た』よりも歴史物としてクオリティが高く、日本の朝ドラの上位互換という感じになっています。日本での放映や日本語版のリリースが待たれる作品です。
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『那年花開月正圓』その12

2017年12月07日 | 中国近現代ドラマ
『那年花開月正圓』第67~70話まで見ました。

変法派の天下も長くは続かず、光緒帝が西太后に幽閉され、変法が停止されると、変法派のアジテーターのようなことをやってた沈星移はとっとと逃亡を決め込みます。一方、光緒帝の欽差として派手にやらかしていた呉沢は逃げ遅れて親友の趙白石から追われる身に。しかし周瑩は、かつて呉聘・呉蔚文の死の直後に呉家の面々からすまきにされて池に放り込まれる際に、呉沢と呉漪の兄妹二人だけが彼女を弁護したことを忘れておらず、彼を庇い通します。

そして朝廷では西太后のお気に入りの王爺が復権。杜明礼は陝西機器織布局の業績が思わしくないのを見て、変法時に光緒帝のお墨付きを得て周瑩が開業した洋布工場を取りつぶさせようと図りますが、趙白石は工場の開業が遅れたことで呉沢が周瑩を弾劾したことに目を付け、周瑩はむしろ変法派に弾圧された側だったということにして工場を守り通します。

趙白石は周瑩が北京に連行されて投獄された際に王爺に助命を願い出て、釈放と引き替えに王爺の配下に入って手先として働くことを約束させられたのですが、王爺の自分に対する評価を下げない程度に杜明礼の陰謀をくじくといった具合に、面従腹背のスキルがどんどん上がってる感がありますw

杜明礼は沈四海に織布局の赤字補填を押っ付け、沈四海はそのために高利子の債券を濫発し、資金をの確保を図ります。それに目を付けた周瑩は今こそ復讐の時と裏で糸を引いて沈家の債券の取付騒ぎを引き起こさせます。「いざとなったら王爺が助けてくれるから」と沈四海に赤字の補填をさせていた杜明礼ですが、本当に沈四海に危機が訪れると「えっ、そんなこと言いましたっけ?」とすっとぼける始末。このドラマはいくら政府の有力者に阿っても切り捨てられるだけという大切なことを教えてくれますw

ここで逃亡していたはずの星移が周瑩の前に現れ、父親を許すよう求めていますが、いつの間にか変法派から革命派に鞍替えしたようで、孫文の名前もチラッと出てきます (^_^;)

そして破産寸前まで追い込まれる沈四海ですが、周瑩は自分が引き起こした取付騒ぎによって債券を購入した庶民が苦難に追い込まれているのを見て心を痛め、債券の払い戻しを進めることと、呉蔚文の冤罪を晴らすのに協力するという条件で多額の資金を援助し、沈四海を許します。

しかし呉聘を毒殺した疑いが強い杜明礼は許せないということで、趙白石とも連携しつつ、織布局の顧客を奪ったりして潰しにかかり、趙白石も王爺に杜明礼の悪評を流します。その甲斐あって王爺から代理店「隆升和」の店主を解任され、北京へと連行されようとしますが、相棒の査坤が抵抗。査坤は趙白石らとの乱闘によって死亡しますが、杜明礼は逃げおおせます。しかし査坤の持っていた獲物から、かつて星移の兄の月生を殺害したのは査坤であり、おそらくは査坤が呉家の倉庫に不正な薬剤を使用した膏薬を放置しようとするところを目撃したことによって殺害されたこと、そして軍需膏薬の件を呉家が請け負うことになったこと自体が、呉家を取り潰そうとする王爺側の罠であったことを突き止めます。

杜明礼の運命は風前の灯、残るは王爺ということになりますが……

ということでおまけ。本作でしょっちゅう出てくる周瑩の椅子の上でしゃがむスタイルと急須を口飲みするスタイル。年を取っても偉くなってもスタイルを改めませんw ちなみに地べたでもよくうんこ座りしてますw



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『那年花開月正圓』その11

2017年12月01日 | 中国近現代ドラマ
『那年花開月正圓』第61~66話まで見ました。

周瑩は自分のために犠牲になった沈星移のことが忘れられず、呉家東院に戻った後も鬱々とした日々を過ごし、「自分は関わった人間を死に追いやる災星(疫病神)だから呉家を出ていきたい」と言い出します。


二叔らが自分を元気づけるために呼び寄せた地元の秦劇の女形に星移を重ね合わせる周瑩。それだけの場面のために女形に扮する陳暁 (^_^;)

姑の鄭氏は周瑩を引き留めるために、彼女に東院を継ぐ後継者を養成させることにします。二叔・四叔の孫に競い合いをさせて彼女に養子を選ばせることにしますが、彼女が選んだのは、一番年下で一番きかん坊で一番競い合いに熱を入れなかった玉成君。まだまだ幼い彼から大器の片鱗を見出したようですが、彼を選んだのはまたきかん気が昔の自分に似ているからでもある模様。


東院に入って玉成から懐先へと名を改めます。「懐先」というのはかつて呉聘が周瑩との間に子が生まれたらつけようと言っていた名前です。最初は中院に戻りたいばかりにやんちゃ放題をしていましたが、次第に周瑩と心を通わせるようになっていきます。

その間に自分を陥れた呉漪とも、彼女が流産による出血で亡くなる寸前に和解を果たします。この手のキャラは于正ドラマだと、裏切りが発覚したあたりで自分から崖に飛び込んで死んだりするもんですが…… 一方、周瑩は旧知のジョセフ神父との対話の中で、呉聘は胡詠梅の仕込んだ毒で死んだのではなく、死の前日の杜明礼との会食で毒を仕込まれた可能性に思い当たります。呉聘は一体何人の人から毒殺されようとしていたのでしょうか……

そしていつの間にか日清戦争が過ぎ去り、光緒帝とブレーンの康有為らによる変法が開始されます。科挙に登第した二叔の長男呉沢も皇帝の名代として涇陽に赴任。涇陽の街中でも変法運動を支持するデモ運動が盛んに行われるようになりますが、その中に獄中死したはずの星移の姿が…… どうやら獄中で死んだのは替え玉で、王爺もおおっぴらには彼を赦免できないというので、死んだことにしてほとぼりが冷めるまで日本に亡命させていたということのようです。彼との再会を喜ぶ周瑩ですが、彼はつれない態度をとり……

変法の流れの中で呉家は今度は自前で洋布工場の建設を計画します。王爺の意を承けた杜明礼が阻止しようとしたり、趙白石が面従腹背の態度で王爺の意に従うと見せかけつつ、呉沢と連携したりして、皇帝による建設の認可に漕ぎ着けます。しかし工場の開業には相応の時間がかかるという周瑩らの現場の声を無視して呉沢は早急に開業するよう申しつけ……と、変法運動の限界が見えてきたあたりで次回へ。
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2017年11月に読んだ本

2017年12月01日 | 読書メーター
中国はなぜ軍拡を続けるのか (新潮選書)中国はなぜ軍拡を続けるのか (新潮選書)感想
中国の軍拡について、特に対国内事情に着目した本。人民解放軍は、基本的には中国国内の民主化運動の弾圧など、国民に対する威嚇・恫喝のための手段であり、軍拡の目的は、人民解放軍を通じて共産党が自国国内における特権的地位を保持し続けることにあるという主旨。人民解放軍の場合は「党の軍隊」としての立場からそうした性質が際立っているが、本来どの国の軍隊も自国国民に対する威嚇・恫喝のための「暴力装置」(この言葉は本書でも使用されている)としての性質を具えているのではないだろうか。
読了日:11月03日 著者:阿南 友亮

兵農分離はあったのか (中世から近世へ)兵農分離はあったのか (中世から近世へ)感想
兵農分離について、兵農分離をすれば本当に軍隊は強くなるのか?兵農分離以前は百姓が戦争に動員されていたのか?武士と百姓の間の身分の移動を禁じ、双方の居住区の分離を定める政策が行われたのか?等々様々な観点から史料を検討し、兵農分離の状態は複数の要因による結果として生じたものであって、それを目指す政策はなかったという結論を導き出す。本書の中身もさることながら、歴史学的な議論や研究へのアプローチのしかたを学ぶために読まれるべき本。
読了日:11月06日 著者:平井 上総

司馬遷と史記 (新潮選書)司馬遷と史記 (新潮選書)感想
原書は戦前に出た『史記』のフランス語訳の序論の部分ということだが、かなりの程度現代でも『史記』の参考書として通用する。読みどころは後半二章の『史記』著述のために用いられた資料の話と、『史記』の諸注釈の評価。
読了日:11月08日 著者:エドゥアール・シャヴァンヌ

十二世紀のルネサンス ヨーロッパの目覚め (講談社学術文庫)十二世紀のルネサンス ヨーロッパの目覚め (講談社学術文庫)感想
中世の各分野の学術や文芸のありようをまとめ、イタリア・ルネサンス以前に「知的復興」が進められていたことを示す。ラテン語が国際語としてだけではなく「自国語」の役割も担い、各地域でなまりや新しい慣用を生み出した「生きた言語」であったという指摘が印象に残った。
読了日:11月10日 著者:チャールズ.ホーマー・ハスキンズ

漢文のすすめ (新潮選書)漢文のすすめ (新潮選書)感想
『大漢和辞典』の編纂に関わった著者原田種成の半世記。大漢和といえば諸橋だが、諸橋自身はそれほどタッチしていなかったとか、法律・経済関係の語彙や日本の古典語などが編纂者も知らない間に挿入されていたというような裏事情が面白い。後半の教育論はいかにもな俗流教育論という感じで残念。
読了日:11月16日 著者:原田 種成

世界史のなかの天正遣欧使節世界史のなかの天正遣欧使節感想
それほど史料がないのだろうと思っていた天正遣欧少年使節も、欧文史料によってそれなりに肉付けができるのだなと感じた。当時の日本人も西欧人も最果ての地がインドだと漠然と捉えていたという地域概念の話や、西欧側からも少年使節四名の血筋などから、使節派遣に対して冷ややかな視線があったという話が面白い。
読了日:11月18日 著者:伊川 健二

兼好法師 - 徒然草に記されなかった真実 (中公新書)兼好法師 - 徒然草に記されなかった真実 (中公新書)感想
『徒然草』の著者として有名な兼好法師は本当に吉田兼好ないしは卜部兼好だったのかという疑問から、彼の出自と身分、金沢貞顕や高師直といった有力者との関わり、経済状況、歌壇での地位など、様々な史料を駆使して外堀から埋め立てていく。一個人の伝記にとどまらず、時代背景の中に個人を位置づけることや、史料をもとに考察を深めることの面白さを伝えてくれる好著。
読了日:11月21日 著者:小川 剛生

興亡の世界史 東インド会社とアジアの海 (講談社学術文庫)興亡の世界史 東インド会社とアジアの海 (講談社学術文庫)感想
ハードカバー版以来の再読。「陸の帝国」と「海の帝国」、鎖国・海禁を進めた東アジア諸国と西洋人でも何でも受け入れた西南アジア諸国との対比がやはり面白い。また、本国から派遣された東インド会社の社員が現地で不正な私貿易に励み、会社に損害を与えることすらあったという話は、よく話題に出される前近代の中国の官吏が不正な蓄財に励んだという話を連想させる。同じような状況に置かれれば人間誰しも同じような行動をとるということだろうか。
読了日:11月26日 著者:羽田 正

緯書と中国の神秘思想緯書と中国の神秘思想感想
著者は緯書の研究で名高いが、緯書だけでなく、馬王堆帛書を資料にしながら天文占について解説したり、天文占と兵書との関係、陰陽五行思想と漢方との関係に言及したりし、タイトル通り古代の神秘思想全般についての概説となっている。
読了日:11月28日 著者:安居 香山

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