Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

ラストがタランティーノらしい『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

2019年08月31日 23時51分19秒 | 映画


2019年公開映画131本中50位。

ラストが衝撃的な映画でした。
キャリアにつまづいた俳優役のレオナルド・ディカプリオと、
そのスタントマン兼付き人であるブラッド・ピットのお話なんだけど、
彼らの共演ばかりに目が行って、
中身があんまり知られていない気がする。
これ、実話ベースの話なんだよね。

『戦場のピアニスト』で有名なロマン・ポランスキー監督の
奥さんであり女優でもあったシャロン・テート(劇中ではマーゴット・ロビー)。
彼女が1969年8月9日に、カルト集団に惨殺されてしまう事件があり、
それがベースになってます。

26歳の若さで、
しかも妊娠8ヶ月であったにも関わらず、
全身を16箇所もナイフで刺されてお腹の子供も亡くなるという、
本来はけっこう暗く重たい話。

なんだけど、事件はあくまでも下地になっているだけで、
映画自体の話はまったく違うものになってるし、
何よりもクエンティン・タランティーノらしく、
ポップな感じに仕上がってます(笑)

ディカプリオとブラピのキャラも面白いんだけど、
とにかくラスト20分が一番の見どころ。
ここだけ、浮いてるwww
でも、ここが一番タランティーノっぽいんだよなあ。
ぜひ映画館で確かめて欲しいですわ。

ちなみに、ディカプリオとブラピだけは映画オリジナルのキャラなので実在しないんだけど、
他はね、スティーブ・マックイーンやらブルース・リーやら出てきて、
これがまた本人に近い人でさ、
本当にハリウッド映画って似た人連れてくるよなあと関心してしまった(笑)

そして、ブラピの肉体がヤバイ。
55歳には見えないほど仕上げてきてた。

あと、全然気づかなかったんだけど、
ブルース・ウィリスとデミ・ムーアの娘が出ているらしい。
それと、ユマ・サーマンとイーサン・ホークの娘も(笑)

けっこう『シザーハンズ』な『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』

2019年08月29日 00時43分39秒 | 映画


2019年公開映画130本中32位。

完結編でした。
いろんな人の、いろんなラブが、
ちゃんと締めくくられててよかったー!

とにかく濃い2時間!
田中圭を中心とした相変わらずのドタバタ劇で、
ずっと笑いっぱなし。

サウナでのバトルロワイヤルが一番面白い♨️
あんなカオスな状態なのに、ただやかましいだけでなく、
きちんと笑いに繋げられるのはすごいなと思った。

ただ、これは完全にドラマの続きなので、
そっち見てないとちょっとわからないかも。
この映画を見るなら、先に予習しておいた方がいいです。
(僕もドラマはリアルタイムで見てなかったので追っかけで見ました)
そんな都合よく全話公開してるところなんて、、、
あるんだなー、huluに。
huluサイコー!(ステマじゃないよw)

『おっさんずラブ』のいいところは、
ゲイってことをまったく特別視していないところだと思う。
そりゃ男が男を好きになるってことで
最初は田中圭も戸惑っていたけど、
このドラマの世界の中ではけっこう普通のことというか、
そういうことも偏見なしに受け入れられていて、
その点では『シザーハンズ』と似ている気がする。
あれもジョニー・デップが演じた人造人間に対して、
みんな大きな違和感も抱かず、普通に接していたから。

しかも、恋愛の当事者が男同士ってだけで、
やってることはかつてのトレンディドラマかってぐらい
切ないし、すれ違うし、みんな全力なのが、
ちょっと懐かしい感じもする。
昔、「登場人物の性別を変えるだけで物語は面白くなる」
って教えてもらったことがあったけど、
まさにそのいい例だと思った。

あとは役者が素晴らしいんだよねえ。
強面の吉田鋼太郎が「はるたん」とか言っちゃうギャップが最高だし、
個人的には伊藤修子が本当にいい味出してると思ってて!
あの女優さん、マジで面白い!
2016年1-3月期のフジテレビでやってた
『お義父さんと呼ばせて』ってドラマで初めて知ったんだけど、
そのときから好きだわー。

主人公の田中圭以上に、まわりの脇役が濃くて、
面白いドラマや邦画って、
いかに濃い脇役がいるかどうかかなあなんて思ったり。

あと、はるたん見てるとちょっと安心する(笑)
役の設定としても自分と同い年ぐらいで、
この歳だともっと大人っぽくピシッとしてた方がいいのかなあなんて思うけど、
はるたん見てたらまったくそんなことないから(笑)

ある意味、この夏一番の純愛映画かな。

そういえば、この前ドラマのエキストラで
同じ現場にいた人が映ってて吹いたwww

全然伝わってこなかった『世界の涯ての鼓動』

2019年08月27日 23時45分17秒 | 映画


2019年公開映画130本中111位。

伝わらねえ、、、伝わらねえ映画だった。。。

MI-6の諜報員であるジェームズ・マカヴォイと、
海洋生物学者のアリシア・ヴィキャンデルっていうね、
X-MENとララ・クロフトなんだけれども、
そんな出会いそうもない2人が海辺の素敵なホテルで出会って、
フォーリンラブなんですわ。

散々イチャコラするんだけど、
お互い仕事で離れた後、
男は爆弾テロ組織に捕まり、
彼女と連絡取れなくなって、
それで彼女がやや精神不安定になるっていう。

そんな彼女も潜水艇で海底3400mぐらいまで潜った後、
操縦不能で動かなくなり、ピンチに陥るんだけど、
それでもずーっと彼に想い焦がれてるという
恋愛至上主義感満載。

2人とも極限状態になりながらも、
お互いを想い続けるって話なんだろうけど、
その切なさや尊さがまったく伝わってこなかった。

なんというか、そんな厳しいミッションがお互いにあるのに、
ちょっと恋愛にどっぷり浸りすぎてるのが共感しづらいなあと。
特にアリシア・ヴィキャンデル。

話は割とシリアスなのに、要素だけ取り出したら、
邦画の高校生キラキラ青春純愛映画と大差ないような。

ただ、二人の会話はウィットに富んでたというか、
ハイソな感じだったけど(笑)

主人公の存在自体がカオスだった『ロケットマン』

2019年08月23日 23時50分52秒 | 映画


2019年公開映画128本中49位。

「史上最も売れたアーティスト」ランキングで
5位の記録を持つエルトン・ジョンの半生を描いたミュージカル映画。

普段、洋楽はまったく聴かないので、
彼については「メガネをたくさん持ってるおじさん」
のイメージしかなかったのだけど、
存在自体がカオスだったというのが
この映画を見てよくわかりました(笑)

エルトン・ジョンは4歳頃からピアノを始めたものの、
一度聴いた曲は完璧に演奏できるというチート能力を持ち、
素晴らしい曲を生み出すことで、
トントン拍子でメジャーデビューを果たし、
一気に億万長者に。

しかし、富も名声も欲しいままにしたのに、
同性愛者ということで孤独になることが多く、
「愛」だけはなかなか手に入れることができなかったというから、
愛だけは金で買えないことを体現しているようだった。

そんなこともあってか、
彼の精神は不安定で、
アルコール依存症、薬物依存症、
セックス依存症、買い物依存症、
癇癪持ちという、
人間のほとんどの闇を内包したような性格で、
ものすんごい振り切れ方してます。

天才は何か欠けてるし、
何か欠けてないと天才になれないのかなというぐらい、
振り切れ方がとんでもない。
その振り切れ方に憧れはあるけれど、
実際にそうなったら、日常生活を送りづらそうである(笑)

ミュージカルとしては、
さすが本場アメリカ・イギリスと言うべきか、
『ダンスウィズミー』よりもはるかに見ごたえある歌と踊りが圧巻だけれど、
お話そのものは『ボヘミアン・ラプソディ』に似た流れだなという印象。
監督が同じってのもあるけど、
海外のスーパースターはぶっ飛び方も似るのだろうか。

しかし、大きく違うところといえば、
この映画は展開が早い。
幼少期から更生施設に入るまでと、
かなり期間が長いからだとは思うけど、
シーンが変わった途端に何年も経ってましたってぐらいには急展開。

あとは、、、20曲ぐらいの歌がある中で、
2曲しか聴いたことなかった(笑)
なので、歌で楽しむということが、
『ボヘミアン・ラプソディ』よりはできなかったな。
エルトン・ジョンの歌をよく知ってる人なら
より楽しめるとは思うけど。

僕は『ボヘミアン・ラプソディ』の方が好きでした。

夢に向かう大切さよりも母娘の愛を痛感する感動巨編『シークレット・スーパースター』

2019年08月19日 23時10分23秒 | 映画


2019年公開映画127本中8位。

おいおい、マジかよ。
最高かよ、このインド映画・゜・(ノД`)・゜・。

内容はもちろんのこと、記録もすごい。
インド映画歴代世界興行成績第3位で、
投資利益率6,000%らしい。

話としては、歌の才能のある少女インシアが、
YouTubeに動画をアップしたところ、
落ち目のプロデューサーの目にとまり、
一気にスターダムにのし上がるというもの。

ざっくり言うと、
インド版『スター誕生』みたいな感じではあるんだけど、
実は夢を叶える話というよりも、
母と娘の親子愛を描いた感動超大作になってます。
最後に「母と母性に捧ぐ」ってテロップも出るぐらいだし。

母と娘の号泣必至のエピソードに、
プロデューサーのコメディ全開なノリなど、
まさに感動と笑いがてんこ盛りのヒューマンドラマ。

特に、母と娘のやり取りをはじめとした家族の関係性が、
物語としてマジで最高な構成。
父親を敵として置いて対立構造を作ったのがよかったよ。

彼は音楽に反対どころか、
女性を見下していて、
つまらないことですぐに妻に暴力を振るうクソ野郎。
自分の言うことは絶対で、
それ以外の意見は一切認めない独裁者。

そんな中、夫の金をこっそり盗んだり、
大事な首飾りを売ったりして、
娘のインシアにギターやPCを買い与えた母親の愛は身に染みたよね。
でも、その母親も、娘のよき理解者かと思いきや、
結局は夫に強く言えず、
現状を変えることをあきらめているから、
インシアにとっては味方とも言いづらい存在。

彼らに対し、インシア自身は、
自分の意見をはっきり持ち、
現状をどんどん変えていくために
自らの意志を通す強い女性として映し出されている。

絶対権力の父、旧態依然の母、現状打破の娘、
と、属性がハッキリ分かれているのがわかりやすくて見ごたえあったわ。

三者三様の生き方がある中で、
インシアが自分の夢を叶えるために、
クラスメイトの協力を得ながら邁進する姿はとても応援したくなるし、
これだけ情熱を持って本気で取り組めることがあるって素晴らしいなって思える。

さらに、インシアは自らの出生の秘密を知って、
一度は母親の言うとおり、父に従う道を選ぶんだけど、、、
そこで、旧態依然としていた母親が自らの殻を破って、
娘のために戦うところが大興奮ですよ。
いくつになっても人は変われると言わんばかりの母親の変化。
たまんねえ。。。

歌も素晴らしかったし、
すったもんだあった上でのハッピーエンドなので、
ラストの感動はものすごく大きい!

個人的には、プロデューサーとのエピソードもとても笑えるから好きで、
本当に興奮と感動と笑いがうまく入り混じった最高に面白い映画でした。

みんなもっとインド映画見た方がいい。

2019年7月-9月期のドラマを半分見終わって

2019年08月18日 23時32分40秒 | ドラマ
今期のドラマも後半戦。
現時点での面白い順。

1.ノーサイド・ゲーム(TBS)
2.あなたの番です-反撃編-(日テレ)
-----------<見えない壁>-----------
3.凪のお暇(TBS)
4.ボイス 110緊急指令室(日テレ)
5.TWO WEEKS(フジ)
6.偽装不倫(日テレ)
7.サイン―法医学者 柚木貴志の事件―(テレ朝)
8.ルパンの娘(フジ)
9.監察医 朝顔(フジ)
10.Heaven?~ご苦楽レストラン~(TBS)

トップ2つは言わずもがなだけど、
その次に『凪のお暇』がいい感じ。
高橋一生がクズ野郎なのに、
すぐ泣いちゃうっていうそのギャップにハマってる。

そして、『Heaven?~ご苦楽レストラン~』が、
見ているのが苦行になるぐらい面白くない。。。
石原さとみと志尊淳にイラつきすぎて無理(笑)
このドラマ、ここ3年の中で底辺争いしそう。

誇りと魂を賭けて負け戦に挑む姿がかっこいい『KESARI/ケサリ 21人の勇者たち』

2019年08月18日 19時11分43秒 | 映画


2019年公開映画126本中48位。

史実に基づくインドの戦争アクション映画。
今から122年前、インド近代史に残る伝説の激闘
“サラガリの戦い”を描いた作品。

もうさ、こんな戦いする?!って驚愕の戦闘。
味方21人に対し、敵が10,000人。
サイヤ人とかスーパーヒーローはもちろんのこと、
敵より優れた兵器があるわけでもないのに、
己の誇りと魂を賭けて戦う
主人公イシャル・シン以下21人の兵士の姿は圧巻だった。

もともと物語冒頭で、
「インドの土地が奴隷体質を作ってんだよ」
とイギリス人にバカにされた経緯もあって、
それを見返す意味も込めての戦いなんだけど、
これが実話ってのがすごい。
命より大切なもののために負けると分かっていても
立ち向かった兵士たちに感服。

インド映画おなじみの歌やダンスも健在で、
シリアスな話なのに、
登場人物が陽気すぎて笑えるシーンが
散りばめられているのも楽しめるポイント。

ただ、話の割に尺がちょっと長い。
スローモーションとそのときによく耳にする
「ブゥゥゥン」って効果音を多用しすぎてて、
戦闘シーンがやや間延び感ある(笑)

ちなみに、今回主人公を演じたのは、
昨年日本でも大ヒットした『パッドマン 5億人の女性を救った男』で
主役を務めたアクシャイ・クマール。
『パッドマン』のときとは全然違う、
己にも他人にも厳しい軍人というのはかなり新鮮だった。

改めて思うけど、
インド映画は作品の持つ熱気がひしひし伝わってくるんだよね。
当然ジャンルにもよるんだけど、イメージとしては、
ハリウッドは莫大な予算かけて全方位にドーン!って感じで、
邦画は規模は小さいながらも日本人が好みそうなモノや
監督が作りたいものを丁寧に作ってる印象。

そして、インド映画は、
莫大な予算で「インド人のインド人によるインド人のための」映画を作ってるように感じる。
まさに、「インド人みんなで盛り上がれるやつ作ろうぜイェイ!」みたいな。
独特の歌や踊りなど、ノリは完全に内輪感あるんだけど、
あまりにも陽気すぎるのと、クオリティが高いがゆえに、
外から見ててもメチャクチャ楽しい!みたいな。

今日の映画も、歌やダンスに加えて、
過去の英雄を讃える作りが、
インド人ウケしそうだなと思った。
(そう考えると、日本の歴史モノって、
 別に過去の偉人を讃えるようなことはしないよな)

最近、新宿ピカデリーにインド映画が増えてきてうれしい。

ホラーじゃんって思った『命みじかし、恋せよ乙女』

2019年08月18日 19時09分45秒 | 映画


2019年公開映画125本中121位。

樹木希林の遺作。
3割ぐらいホラーでした。
(怖くはないけど)

ドイツ人のアル中の男性カールが、
彼の父親と生前交流があったという日本人女性ユウと出会うも、
彼女には悲しい秘密があり、、、という話。

オープニングとエンディングでは、
日本画の妖怪がたくさん出てきて、
「一部の外人が好きそうな日本映画」という感じだった(笑)

ドイツ人の彼は、霊感が高いのか知らんけど、
しょっちゅう両親の亡霊やら悪霊やらに苛まれるも、
その理由は不明(笑)
さらに、何でユウがやって来たのかも謎(笑)

極めつけは、、、某映画のようなオチ(笑)

まあ、総じてよくわからない内容でした。

ザ・アメリカ的な若気の至り感ある『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』

2019年08月18日 19時05分28秒 | 映画


2019年公開映画124本中48位。

ヤクの売人映画。

父親を亡くした主人公が、
夏休みの間だけ叔母の家に行くことになるんだけど、
そこで知り合った町の不良とマリファナを売り出し、
次第に規模を広げていくうちに、仕入先と揉める話。

マリファナに、ハイになった連中に、
セクシーパツキンギャルとのロマンスにと、
アメリカのティーンによる若気の至り感があって、
ある意味ザ・アメリカ的な青春ムービーだと思った。

主人公を演じるのが、将来有望な若手俳優ティモシー・シャラメ。
彼の演技が素晴らしいのだけど、
彼は4月にも『ビューティフル・ボーイ』という映画で、
ヤク中の主人公を演じているから、
かなりヤクなイメージがつくな(笑)
(今回は売人ってだけで、中毒にはなってないけど)。

劇中映画に『ターミネーター2』を使用しているのも、
個人的には推しポイントです。

しかし、こういう映画でよくある酒とハッパが入り混じるホームパーティーって、
ものすごくエロさやセクシーさが漂うよなあ。
日本では出せない雰囲気(笑)

ヒロインを演じたマイカ・モンローと取り巻きたちの色気はヤバイね。

『コンフィデンスマンJP』っぽかった『イソップの思うツボ』

2019年08月17日 21時26分43秒 | 映画


2019年公開映画123本中96位。

監督が3人というめずらしい作品。
大別すると、『カメラを止めるな!』っぽい感じだけど、
予告の時点ですでに「騙されるな!」と言っていることもあって、
ある程度覚悟を持って見に行ったから、
『カメ止め』ほどの衝撃はないかなー。

要は復讐劇なのだけど、騙し、裏切りを経ながら、
真実にたどり着く流れは『コンフィデンスマンJP』に似ていると思う。
ゆえに、多くは語れず(笑)

誰が怪しいのかをあれこれ妄想しながら見るのは楽しかったし、
「そういうことだったのか!」という驚きもあるけど、
『カメ止め』の印象を持ったまま見ると、
ちょっと物足りないと感じるかも。

逆に、監督からすると『カメ止め』でハードルが上がっちゃうから
プレッシャー大きそうだけど(笑)

好きな人は好きそうっていう作品かな。

純粋でプラトニックなワンナイトラブ『ローマの休日』

2019年08月17日 21時23分02秒 | 映画


「午前十時の映画祭10-FINAL」にて。
1953年のアメリカ映画『ローマの休日』。

2年前の「午前十時の映画祭8」以来、2回目の鑑賞。
究極の純粋かつプラトニックな、
ある意味ワンナイトラブ映画。

公務に飽きた王女様が下々の男と戯れる話だけど、
その設定は『アラジン』に通ずるところがある気がする。
(まあ、映画のパターンなんて、
 50~60年前には出尽くしているというし、
 似たところは多いだろう)

お互いに素性は隠しているものの、
明らかに不自然だし、
今見たら「普通わかるだろ」って思うけど(笑)

「真実の口」のシーン、好きだなあ。
グレゴリー・ペックが手を噛まれたフリをして、
オードリー・ヘプバーンがガチで慌てるところがかわいい(笑)
賢いけど、無垢で世間知らずなところがいいキャラだなと思う。

1952年の夏に撮影したそうだけど、
当時は記録的な暑さでメイクがすぐ取れたとか、
スクーターで街を爆走するところは、
3分のシーンなのに撮影に6日かかったとか、
そういう裏話も好き。

"ミュージカル"感はない『ダンスウィズミー』

2019年08月16日 23時49分49秒 | 映画


2019年公開映画122本中76位。

こ、これは、、、絶妙!
絶妙に、、、微妙!(笑)
「邦画って全然ミュージカル映画ないよなー」
と思っていた矢先に出てきた作品なんだけど、
ミュージカルとして見ると、、、
ちょっとコレジャナイ感あると思う(笑)
絶対に『ラ・ラ・ランド』や
ディズニー作品を思い浮かべてはダメ(笑)

三吉彩花が催眠術により、
音楽を聴くと歌って踊らずにはいられない体になってしまうという話で、
設定としてはこの上なく面白いし、
三吉彩花がムチャクチャスタイルいい上に、
流れるようなダンスをするもんだから、
「綺麗な人が踊るとこうもきらびやかなのか!」
と見入ってしまうのは事実。

が、しかし!
「なんかハリウッドと違うんだよなー」
と感じちゃったんだよね。
その理由を見ながら考えていたんだけど、
たぶん、作品内における
「歌と踊りの扱われ方」なんじゃないかと思った。

『グレイテスト・ショーマン』やディズニー映画は、
作品内において主人公たちが、
歌を歌と思ってないと思うんだ。
観客が「歌」だと認知するだけで、
登場人物たちからしたら、
普通に話すこととなんら変わらない。
それが当たり前の世界に生きているってこと。

でも、この作品は、歌を歌として、
普通に話す行為とは別物として扱ってるから、
そこでぷっつり切れてるように感じたな。

まさに、歌を空気として捉えるか、
道具として捉えるかの違いだと思うんだけど、
普段から洋画のミュージカル映画に慣れ親しんでいる身としては、
この差は大きい。
ミュージカルというよりは、
歌ってるコメディという印象の方が強かった。

あとは、踊りがちょっと小さいかなーと思った。
洋画だと人数が多いときはとにかくスペースを広く使うし、
狭いところで踊るときは人数を絞って、
よりテクニカルな動きになることが多いけど、
今回は会社で踊るシーンは人数が多いのにすごく狭くて、
ややインパクトに欠けた。
まあ、日本の一般的な会社の室内レイアウト上仕方ないけど(笑)

でも、レストランのシーンは踊りがキレッキレな上に、
かなり破天荒な形だったので、
一番の見どころだと思う。

後半は、ほぼロードムービーな感じなので、
あんまり「ミュージカル」ということを意識せずに、
邦画の楽しいコメディだと思って行った方が楽しめると思います。

とにかく、三吉彩花が美しくてカッコイイことは間違いない。

基本ぶん殴ってるだけの劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』

2019年08月12日 23時14分27秒 | 映画


2019年公開映画121本中48位。

劇場版『ONE PIECE』第14作品目。
原作は最新話まで読んでなくても大丈夫。
僕はドレスローザ編で止まってるけど、
「最悪の世代」が出てくるところまで読んでればわかります。

さて、映画の中身なんだけど、、、
ただ殴りまくってるだけでした(笑)
ブエナ・フェスタってやつが「海賊万博」つって、
世界各地からいろんな海賊が集まるイベントをやりつつ、
裏の目的を果たそうとする話なんだけど、、、
まあ、そんな設定はあってないようなもので、
とにかくいろんな海賊や海軍たちがワーワーやってました。
その名の通り、本当にお祭り。

最初はね、海賊のアベンジャーズかなって思ってたんだけど、
正直もっとひどい(笑)
「全員集合だからとりあえずいました」みたいなキャラもいて、
キャッチコピーで「立ち上がれ、全勢力」という割には、
かなり物足りなかった。

しかも、ウソップが自分の弱さを卑下するところがあるんだけど、
それ、(物語上の)2年前のウォーターセブンでも
まったく同じように悩んでたじゃんって思った。
「まーたそういうこと言っちゃうのか、こいつは」と。
気持ちはすごくわかるけど、
まわりは化け物ばっかなんだし、
もうそこで勝負する必要なくない?って。
立派な麦わらの一味じゃんって。
とはいえ、見ている側からしたら、
共感しやすいポジションではあるので、
必要な役割だとは思うけど。

あと、この映画は『ONE PIECE』における
オールスター作品ってことなんだけど、
それよりも、過去のジャンプ作品の要素をいろいろ詰め込みました
っていう印象の方が強かったんだよね。

バトルは完全に『ドラゴンボール』で、
今回の敵であるダグラス・バレットはまるでブロリー。
さらに、途中から色が青くなって、
人造人間13号にしか見えなかった(笑)

ブエナ・フェスタは『幽☆遊☆白書』の垂金権造みたいだし、
ブラック・ブラック・クラブみたいなのもいたし。

なので、そこらへんを見ていた人には
「あ!」と思う楽しさはあるかもしれない(笑)

久しぶりに見た僕でもわかるキャラもけっこう出てくるから、
昔『ONE PIECE』にハマってたけど、
今は離れてしまった人とかでも、
それなりには楽しめると思う。

とはいえ、基本はぶん殴りまくってるだけなので、
好みは分かれるかも(笑)

そう考えると、
僕はもうジャンプを卒業してしまったのかなと思ったりします。
かつてはルフィのコスプレをするぐらいには
『ONE PIECE』好きだったのに、
今回の映画もそこまでハマれず、
人気作品と言われる『銀魂』や『ヒロアカ』も
読み進めるのが辛くて3巻で挫折。
もちろん嫌いじゃないんだけど、
うまく感情移入できなくなってきたってのが大きい。
5年前だったら、
この映画もムチャクチャ好きだったろうなあ。

でも、唯一、ラストの演出だけ、すごくよかった。
アンって、指原莉乃が声優やってる
映画オリジナルキャラがいるんだけど、
彼女の能力が、触れたものを一時的に幻影化できるってやつで
(能力の見た目はマーベルのミステリオっぽいw)、
それを使った見事な、ちょっとうるっとくる演出がね、好きでした。

ナショナル・ジオグラフィックかと思った『ライオン・キング』

2019年08月09日 19時55分31秒 | 映画


2019年公開映画120本中10位。

究極のナージベンニャー映画。
原作が1994年だから、実に25年。
(当時、茨城に住む祖父に会いに行ったついでに叔母と見ました)
僕の中では『アラジン』に次いで2番目に好きなディズニーの長編アニメーションで、
期待も大きかったけど、とにかく映像がヤバイ。

『ライオン・キング』の実写というより、
もはやナショナル・ジオグラフィックでした。
「あれ、ドキュメンタリー見に来たんだっけかな?」
って言うぐらい、スクリーンいっぱいのサバンナと動物たち。

冒頭のワンショット以外、全部CGらしいのだけど、
VFX全盛期の昨今において、
『トランスフォーマー』ばりの映像革命だったわ。

毛の動きや呼吸によるお腹の動き、虫を食べるシーンなど、
こんなんよくCGで再現できるなと。
“超”実写と言われる所以。

さらに、原作のアニメにものすごく忠実。
一昨日復習で見たのだけど、ほぼまんま。

でも、個人的には原作の方が好きかな。
アニメの方が、表情がコミカルで感情豊かだし、
シンバが最初に歌うシーンの物理法則無視な演出も好きだったけど、
今回リアルすぎるがゆえに、
現実的な演出にとどまり、感情の豊かさも感じなかった。
ムファサとスカーの違いもアニメより分かりづらくなってたし(笑)

それでも、、、泣ける。。。
特にシンバとナラの再会のところ。
『Can You Feel the Love Tonight』の歌と、
壮大な映像美のマリアージュにやられました。
(この歌、エルトン・ジョンなんだね)

話は今見ても普通に面白いなー。
サバンナに生きるひとりの少年、、、
一匹のライオンの苦悩と成長の話で。

将来が約束された子として、
生命の循環(サークル・オブ・ライフ)の中で
責任を持つ立場でありながら、
父親の死を境にそこから逃げ、
自由気ままに暮らすつつ、
最後には故郷に戻るという、
まさに責任と自由の2つを、
壮大なサバンナを舞台に描いてる。

今思えば、人間にもすっぽり当てはまると思う。
会社だったり、家族や友達だったり、
特定のコミュニティの中で生活していた人が、
そこから逃げ、のんべんだらりと暮らしているものの
、結局、自らの使命を果たすために戻るみたいな。

ディズニーの十八番である、
人間以外のものを通じて、
人間社会で起こることを表現するやり方が如何なく発揮されてました。

あと、ムファサってマジでいい父親だなと思った。
王として絶大な権力と腕っ節の強さを持ち、
子供に対して厳しさと優しさを併せ持つ。
まさに理想のパパ。

ああ、ライオンと戯れたい。

ラストが「え?!」な『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』

2019年08月04日 00時05分32秒 | 映画


2019年公開映画119本中39位。

『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』
を原作としたフルCG映画。

親子三世代に渡る壮大な冒険で、
僕は面白いと感じたけれど、、、
最後の展開がかなりびっくり。
「だから、“ユア・ストーリー”なのか~」
と納得はできるものの、あまりにも急すぎて、
一旦そこでぷつっと切れちゃった(笑)
集中力とか、物語への没入感とか。
「あ、そっち?!」って思ったから、
これは賛否両論ありそうだなあ。

そこを抜きにしたら、
バトルシーンの中二感溢れる演出は魅力的だったし、
終盤の『アベンジャーズ/エンドゲーム 』
を彷彿とさせる戦いは好きでした。

でも、あの「日本を代表するRPG」
という大きな看板を背負ってる割には、
「ここがとんでもなくすごい!」
っていう強い推しポイントはなかったかも。

全体的には面白いのだけど、
例えば、昨日見た『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』みたいに、
目が点になるほどカーアクションが圧倒的とか、
『アラジン』みたいに思わず涙が出てしまうほど感動するとか、
映画として見たときにそういうのは弱かったかなと感じ。

映画というよりは、
プレステ4のゲームのイベントシーンを
ずっと見ているような感覚だったので、
むしろ映画館でゲームをしている気分でした。

個人的には、吉田鋼太郎が演じていたゲマの声がよかった。
フリーザみたいな雰囲気があって(笑)
他のキャストは、やっぱり専業声優との違いみたいなのは感じてしまう中、
吉田鋼太郎の演技は自然で好きだったなー。
舞台俳優の為せる業なのか。

あと、キャラクターデザインが鳥山明じゃなかったのは、
少し残念。
やっぱりドラクエキャラと言えば、
みたいなところはあるから。

ちなみに、、、
僕は『ドラクエⅤ』未プレイなんだよね。。。
幼稚園の頃に、知り合いからファミコンと『ドラクエⅢ』をもらったんだけど、
当時の僕にはRPGが難しすぎて、
「クソゲー」というレッテルを貼ってました。
なので、ドラクエのせいでRPG嫌いになったようなものなので、
当然『Ⅴ』もスルー。

それを覆したのが『FFⅥ』で、
そこからFF好きにはなったものの、
未だにドラクエは苦手w

そんな僕から見たらこの映画は面白かったけど、
原作ファンにはどう映るかな。
いっしょに行った原作経験者の友達いわく、
「多少の違いはあるけど、原作に忠実」ではあるらしい。
やっぱりラストの展開への評価が気になる(笑)

それにしても、山崎貴監督は今引っ張りだこだね。
『アルキメデスの大戦』しかり、
12月には『ルパン三世 THE FIRST』も公開予定なので。
個人的には、この監督さんの作品は好きです。