Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

実写の再現度がとんでもなかった『ダンボ』

2019年03月30日 00時45分44秒 | 映画


2019年公開映画47本中10位。

いやいや、こんな再現度高い映画あるかよって。
3日前に何十年かぶりに1941年のオリジナル版見たんだけど、
今回マジでそのまんま実写にできてるの!!

1941年の方もすごいんだけどさ。
CGもない時代に手描きだけで、
あの柔らかい動き出せてるんだから。

でも、今回の実写も相当にやべえ。
象の肌の質感の再現度はもちろんのこと、
アニメっぽい動きは残しつつ、
自然と実物に見えるように作られていて、
クオリティがハンパない!
日本の漫画実写とは訳が違いすぎる。
(まあ予算がそもそも違うけど、
 同じ予算をかけたときにクオリティも同じになるかは謎w)

アニメ版は動物のみで話が進んでいて、
ダンボが空を飛んでおしまいだったのに対し、
実写版は人間との触れ合いが多く、
さらにアニメ版のラストでちょうど半分ぐらいで、
その後に新たな展開が入ってるから、
そこが大きな違いかな。

後半もディズニーらしい展開で、
そんな目新しさがあるわけじゃないけど、
ダンボのかわいさと映像のヤバさで、
個人的には良作でした。
いやー、子ゾウ欲しいわ。
愛くるしすぎだわ。

アニメにしろCGにしろ、動物を描かせたら間違いない!
これなら『アラジン』も『ライオン・キング』も安心できる。

ちなみに、東京ディズニーランドでよく耳にする曲が使われてて、
「これ『ダンボ』の曲だったのか!!」と驚きました。

人種差別についていろいろ考えさせられた『ブラック・クランズマン』

2019年03月28日 00時17分08秒 | 映画


2019年公開映画46本中28位。

KKK(クー・クラックス・クラン)に潜入捜査する警察官2人の話。
だけど、中身は人種差別に基づくもので、
非常にいろいろ考えさせられる内容でした。

KKKは世界史専攻してないと、
あんまり詳しく知らないんじゃないかと思うけど(俺も名前しか知らなかった)、
白人至上主義の秘密結社で、
黒人とかユダヤ人とかメッチャ差別しまくる人たちの集まり。
さらに、時代によって3つに分けられるようだ。

てっきり昔のものかと思ったけど、
今でも続いていて、今のは1946年から始まった第3期らしい。

そんな白人至上主義の団体に、
黒人の警察官のロン(ジョン・デヴィッド・ワシントン)と
白人の警察官のフリップ(アダム・ドライバー)
が潜入するというなかなかスリリングな展開。
ちなみに、ジョン・デヴィッド・ワシントンは、
あのデンゼル・ワシントンの長男で、俺と同い年だった。
見えない。。。(笑)

差別において、そこまでえげつない描写があるわけではないし、
ややコメディなシーンもあるけど、
『グリーンブック』と比べると、
黒人差別およびユダヤ人差別がとても強烈に感じる。

ロンは潜入捜査している中で、
よく私情を挟まずに、
KKKの理事長の護衛なんかできるなと思った。
ただでさえ、当時は黒人差別が残り、
普段から嫌な思いをしてきているのに、
その最も激しい場所にいて、
職務を全うできるプロ意識がすごい。

これまでほぼ単一民族だった日本にいると、
(少なくとも俺は)人種差別という状況を目にしたことがないし
(外国人留学生の不当な扱いとかはニュースで見るけど)、
今年になって『ビールストリートの恋人たち』、『グリーンブック』、
そして本作と3つも黒人差別を感じさせる映画を見ていると、
いろいろ思うことはある。

色が黒いというだけで、
レストランに入れず、トイレも使えず、
何かトラブルがあると真っ先に疑われ、
面白半分で殴られ撃たれという状況は普通に考えて心が痛い。
(六本木でウェイしてる黒人見ると、そんなこと考えないけど、
 彼らもそういう経験をしているのだろうかと思うと見方は変わる)

結局、日本でも「気にくわないから」という理由だけで
いじめに遭ってしまう人もいるけど、
本質的には「多数が異質と思う人への否定や排除」
という点では似ていると思うし、
あってはならないことだと思う。
「この人にはこういうことをしてもいい」という思想が危険だ。
まあ、俺もたまに「それやりすぎだろ」
って思ういじりされるけど、憤慨です!!

野球のイチローのスピーチにもあったように、
一度虐げられる経験をした人にしかわからないことって絶対あると思うし、
それを知らずに生きてきた人とは、
やはり本当の意味ではわかりあえないかもしれないなあ。

と、映画の感想からだいぶ逸れてしまった(笑)

2019年1月-3月期のドラマをすべて見終わって

2019年03月24日 23時43分45秒 | ドラマ
今期はこんな感じでした。

1.初めて恋をした日に読む話(TBS)
2.グッドワイフ(TBS)
3.3年A組 ―今から皆さんは、人質です―(日テレ)
4.イノセンス 冤罪弁護士(日テレ)
5.家売るオンナの逆襲(日テレ)
6.トレース 科捜研の男(フジ)
7.ハケン占い師アタル(テレ朝)
8.スキャンダル専門弁護士 QUEEN(フジ)
9.メゾン・ド・ポリス(TBS)
10.後妻業(フジ)

全体的に前期より盛り上がらないなと思いつつ、
『はじこい』は第1話からずっと首位でした。
やっぱり日本のドラマはラブストーリーが好きかなあ。
小さい頃にトレンディドラマ漬けだったせいもあると思うけど(笑)

今期もお疲れ様でした。

夏休み子ども科学実験室だった『イノセンス 冤罪弁護士』

2019年03月24日 15時48分11秒 | ドラマ
公式サイト

今期ラストの最終回。
最終回こそ違ったものの、
基本的には「夏休み子ども科学実験室」のイメージが強いドラマ(笑)

冤罪の被害者を救う内容で、
ハッピーエンド系が多いかと思いきや、
人としてどうなのって人も救わなければならなかったり、
冤罪で起訴されている人を100%無実にできなかったりと、
必ずしもハッピーな終わり方をしなかったのが印象的。

そしてこのドラマの特徴としては、
藤木直人による実験が毎回すごかった。
事件の状況を再現するために、
至る所にセットを組み、科学的な実験をして、
被告人の主張や事実の確認を行うのだけれど、
実際あんなことまでするのって(笑)
スケールのデカい夏休みの自由研究感あるところがツボだった(笑)

最終回の武田真治のサイコパスっぷりは
メチャクチャ合ってるなって思ったけど、
実はその彼の過去も悲しい事実があったというところは、
彼の罪は許されないとしても、心が痛むシーンであった。

今期、3本も弁護士モノがあって軽く食傷気味ではあったけど、
それぞれが差別化されていてよかったな。

相変わらずの映像革命『バンブルビー』

2019年03月24日 11時57分55秒 | 映画


2019年公開映画45本中2位!

相変わらずの映像革命すぎて興奮しかなかった!!
本当にすごすぎる。
すごすぎるという言葉しか出てこないことが情けないけど、
それぐらいCGのクオリティが他を圧倒しすぎている、、、!
1作目のとき、インタビューで2万パーツをCGで作ったと聞いたけど、
今回もだろうか。

本作は2007年の『トランスフォーマー』より前の話。
なぜ、彼らが地球にいたのか、
そして、バンブルビーが声を失った理由、
それらが12年ぶりにわかる。

これまではマイケル・ベイ監督で、
とにかく数多くのオートボットがドバーッと出て、
ド派手でスピード感溢れるアトラクションのような作品だったのだけど、
今回は監督がトラヴィス・ナイトに変わったことで、
これまでとは違って、バンブルビーと少女の触れ合いがメイン。

最愛の父親を亡くし、
家庭に居場所がないチャーリー・ワトソン(ヘイリー・スタインフェルド)と
ひとり地球に来て心細いバンブルビーの交流は
『E.T.』を彷彿とさせて心温まる。
(ちなみに主人公の女の子はなんとなく広瀬すずっぽいw)

とはいえ、ガッツリバトルやカーチェイスもあり、
しっかりマイケル・ベイ感も残しているので、
非常に面白い!!

特に今回はバンブルビーが
ものすごくキュートで愛くるしさMAXなのがイイ!
そんなかわいい顔しながら、
戦うときはものすごい格闘センス発揮するからね!!
近接戦がメインなんだけど、
縦横無尽に駆け回り、
敵にしがみついてぶん殴る姿はカッコよかった。
あー、マジでバンブルビー欲しい!
車に興味ないけど、あんなに変身するなら欲しいわ!!

シリーズが今後どうなっていくかはわからないけど、
このシリーズは間違いなく映像革命の作品だと思ってる。

ちなみにTOHOシネマズ新宿にはバンブルビーがいます(笑)

まさに歴史の転換点『ビリーブ 未来への大逆転』

2019年03月24日 11時37分48秒 | 映画


2019年公開映画44本中13位。

これは面白い。
まさに歴史の転換点であった。
性差別と戦い、自由を手にした女性弁護士の話。
日本の弁護士ドラマと違って、
シリアスな雰囲気でピリピリした空気もあって、
いい緊張感を持って見れる映画だと思った。

1950年代のアメリカは性差別が色濃く残り、
女性は仕事も選べなければ、
クレジットカードも作れない。

主人公のルース・ベイダー・ギンズバーグ(フェリシティ・ジョーンズ)は、
猛勉強してハーバード大学法科大学院に進み(500人中女性9人とか)、
その後コロンビア大学法科大学院に移籍し、首席で卒業するも、
法律事務所は女性であることを理由にどこも雇わず、
仕方なくラトガース大学の教授となる。
こんな境遇、今では考えられないことだけども。

そんな中で夫が持ってきた案件が希望となるんだよね。
ある男性が母親の介護のために介護士を雇おうとしたけど、
未婚の男性というだけで所得控除が認められなかったというもの。
元より性差別を是正したいと考えていた主人公はこれをきっかけに、
性差別100年の歴史を覆す戦いに身を投じる。

未婚男性が介護における所得控除を受け取れないということを、
広く「性差別」と捉え、
単に女性差別だけをメインに戦っていないのが、
男性視点からして共感できるな、と。
もちろん、元の目的は女性差別をなくすことではあるのだけど、
裁判官は男性が多いから、
そうした方が好感持たれるだろうという入り方が戦略的。

最後の判事に対する4分間の意見は感動的でした。

ちなみに、これは実話で、
主人公のルース・ベイダー・ギンズバーグは86歳にして存命。
最高齢の連邦最高裁判事で、
3人いる女性判事の中のひとりだとか。
なお、最高裁判事に定年はないらしい。

そして、彼女の若い頃はメッチャ美人である。

王子のアベンジャーズ『PRINCE OF LEGEND』

2019年03月24日 11時31分48秒 | 映画


2019年公開映画43本中28位。

王子のアベンジャーズ。
イケメンのオールスター感謝祭。
ド派手な結婚式の余興ムービー。
ボルテージの乙女ゲー実写版。

伝説の王子を目指すため、
壁ドン、お姫様抱っこ、椅子取りゲーム、
にらめっこ、バトルアクション、デート対決と
6つの種目でイケメンたちが戦う茶番劇。

そのすべてが全世界にリアルタイムで配信されていて、
中でも壁ドンとお姫様抱っこ、デート対決は、
会場にいる女の子たちがキュンときたら、
ハートボタン押しまくってその数を競うとか、
もはや投げ銭感ある(笑)

全部で6チームあって、
それぞれにテーマ曲がついてるのがすごい。
『ハイロー』見てないけど、
それの王子バトルみたいな感じなのだろうか。

「王子が渋滞してるよ!」
「耳が妊娠する!」
など、様子がおかしいセリフがちょいちょい笑える(笑)

ラストは割と綺麗に終わるし、
ドラマ版見てなくても普通に楽しめた。
でも登場人物が多いから、
冒頭のドラマ版のおさらいで、
けっこう尺持ってかれる(笑)

順応と妄信がすごい『世界でいちばん悲しいオーディション』

2019年03月20日 23時15分13秒 | 映画


2019年公開映画42本中19位。

ドキュメンタリーなので他の映画と比較しづらいけれど、
人間の順応と妄信って凄まじいなと思った映画でした。

アイドルになりたい18歳のいたいけな少女たちの、
過酷な合宿風景を追った内容。
普段、ドキュメンタリーも見ないし、
アイドルも全然興味ないのだけれど、
これはね、、、すごかった。

2018年3月に長崎県の離島で行われたオーディション合宿で、
全国から24人の女の子たちが集結。
歌にダンスにマラソンにデスソースにと、
様々な苦難が降りかかる中、
自らと向き合い、アイドルを目指していくものの、
毎晩脱落者が出るんだよね。
もちろん日頃の彼女らの姿勢もあるんだけど、
社長の独断とかも入るから、マジでシビア。

基本的には「自分を変えたい」っていう子が多いのだけど、
けっこういじめられていたりとか、
教室の端っこにいるとか、
スクールカーストでいうと下の方に入るのかなっていう子が多かったのが意外。
いや、そんな状況を変えたいから来たんだろうけど、
俺の中でアイドルってのは、
かわいすぎてスクールカースト上位にいる子が
そのままなるのかなと思っていたので(笑)

遊び半分で来てそうな子とか、
意識が低そうな子はどんどん落とされるんだけど、
そんな中ですごいなと思ったのが最初に書いた順応と妄信。

合宿初日なんかはみんな歌と踊りをやらされてる感があるんだけど、
時間が経つに連れて辛いのに笑顔になっていくんだよね。
もちろんそうやれって言われてるのもあると思うけど、
あんなにプレッシャーやストレスがかかる中で変わっていくのは
並大抵のことではないはず。
その場にいるだけで、そういうふうに順応していく姿が印象的だったし、
人はやっぱり環境が大事だなと痛感した。

そして、怖いなって思ったのが妄信。
デスソースっていうめっちゃ辛いソースが必ずご飯の中に入ってるんだけど、
それが当たった人はポイントがプラスされるわけ。
最初の方は、それが入ってたらハズレ、、、だけど点数は入るみたいな
罰ゲームに近い感じだったのが、
途中からみんな自ら「デスソースください」とかって言うからさ。
それがアイドルになりたい本気度とは思うけど、
それを飲んででも勝ち残りたいという鬼気迫るものがあった。
結果、みんな吐いてるし、
2人ほどマジで危ない状況になってたからね。。。
これ飲まなきゃダメっていう強迫観念や
それを妄信してしまうほどの精神状況ってのは、
けっこう闇だなと感じた。

ちなみに、、、カメラマンのエリザベス宮地って人が、
別のイベントでデスソース一気してたけど、
その後ゲロって病院送り。
(そのシーンまでちゃんと撮ってあるw)
あれは絶対「誰が飲むんだゲーム」にしちゃいけないやつだと思ったわ。

毎朝のマラソンや脱落者の救済措置であるスクワット対決、
あれどれぐらいやってるのかわからないけど、
普通に部活や運動をしていれば、
あの若さならそんなに辛くないのではと思うから、
単にみんな運動不足すぎるだろっていうのはあった。

社長の厳しさは好きだったなあ。
自らアイドルになりたいという意思で来てる合宿とかでは、
あれぐらいの方が逆に好感持てる。
まあ実際に自分が参加者だったらすっごくストレスかもしれないけど、
なんか高校時代の部活に近しいものを感じたな。
社長の言葉のいくつかは、
自分にも当てはまるところがあって、
ギクッとしたけど(笑)

アイドルになりたいかどうかは別として、
昔の部活みたいな(と言ったら失礼かもしれないけど)、
ああいう合宿ってのはちょっと憧れたりする。
俺も6年前のゴールデンウィークに1週間、お寺に修行に行ったけど、
当時は辛かったものの、今思えばいい経験だった(笑)

あと、社長は同い年で、カメラマンが一個下ってのがびっくり。
2人とも40代ぐらいかと思ってた(笑)

すべての30代に見て欲しい『初めて恋をした日に読む話』

2019年03月19日 23時54分18秒 | ドラマ
公式サイト

ああ、ああ、すっごく面白かった。。。
今期圧倒的だよ。
主題歌もマッチしてたし。
コッテコテのラブコメだと思ったんだけど、
それだけじゃなかったね。
ラブコメの顔して、メッチャ自己実現ドラマ。
まさにマズローの欲求階層の頂点。

底辺高校から東大を目指す横浜流星もそうなんだけど、
かつて東大に落ちた深キョンのリベンジも込められているので、
ダブルの自己実現を追っていく形がよかった。

それがどうしてここまで面白かったのかと言えば、
受験という舞台と、深キョンの年齢だな。
単純に自分とマッチするんだよね。
1浪して1年多く受験勉強していた分、受験に思い入れはある。
そして、深キョンの役の年齢が自分とタメで、
決して若くはないけど、
まだいろいろ諦めるには早い(と思いたいw)状況の中、
自分の人生を振り返り、
それを次の世代に託していきたいという想いや、
理性で考えてしまって気持ちにセーブがかかってしまうところなんかは、
昔の自分では到達できなかった共感を得たわ。

そういう真面目に感じたところもありつつ、
3人のタイプの異なる男性陣とのやり取りは面白すぎてすっごく笑った(笑)
男がみんな「片想い」という状態は共通している中で、
横浜流星が深キョンと他の男2人が仲よさそうにしてるの見て、
嫉妬して機嫌悪くなるところとか、
永山絢斗がすぐ勘違いして舞い上がるところとかはわかるなあ、と(笑)
特に永山絢斗はマジでツボだったわ。
まあ、「いとこに恋するか?」ってのは思うけど、
本当に切なくて切なくて、
「まさしぃ、まさしぃ」って思ってた。

中村倫也はタイプ的に自分とは遠いから、
他の2人と比べると共感度は下がるけど、
自己犠牲(と言ったら失礼かもしれないけど)の精神で、
深キョンから離れて、
結果的に深キョンと横浜流星を救ったエピソードは泣いた。
「マジで男だ、この人」と。

自分なんか理科と数学が無理すぎて、
東大はもちろんのこと国立なんて受けようとすら思わなかったけど、
受験生時代のこと、思い出したなあ。
でも、あんなライバルの多い片想いの渦中にいたら、
絶対受験勉強どころじゃないし、
ましてや二次試験当日にあんなことあったら、
もう試験どころじゃないよな。。。

はっきり言って受験だけを考えれば、
間違いなく最悪の環境とも言えるわけだけど、
それでもその荒波を乗り越えた
ゆりゆりのメンタルの強さを思い知らされる3ヶ月でした。

やっぱり日本のドラマはラブコメが好きだ。
昔はラブストーリーばっかだったけど、
今は職業モノが多すぎて、逆に新鮮に映る。
今日のラストも、あんなところであんなことするなんて、
もはやトレンディ(笑)

過去のドラマを振り返っても、
印象に残ってるのはやっぱりラブストーリーが多いわ。

とりあえず、ゆりゆり、おめでとう。

映画とは異なる結末だった『後妻業』

2019年03月19日 23時48分08秒 | ドラマ
公式サイト

これもまた最終回がびっくりな内容で、
それまでの流れとだいぶ違うのが印象的でした。

大竹しのぶがやっていた映画『後妻業の女』と基本は同じだけど、
ドラマは全10話で尺が長い分、
登場人物同士のやり取りが増えていたのはよかったかな。

あとラストが映画と違う。
まさかあんな展開になるとは。
ただの木村佳乃の顔芸ドラマなだけではなかった(笑)

木村佳乃の典型的なチャッキチャキの大阪のおばちゃん演技は面白くて、
特に木村多江の取っ組み合いは
キャットファイトを見ているかのようで笑ってしまった。

シリアスな面もありつつ、笑えるところもあって、
いいバランスではあったのだけど、
いかんせん自分の身のまわりで起きるには年齢が上の話なので、
あまりリアリティがなく、
かといって非日常というほどでもなかったので、
やや中途半端なポジションだなと感じた。
役の誰にも感情移入はできなかったし。
あと10歳年取ったらまた違うかもしれないけど。

そういえば、松尾諭が映画とドラマの両方に出てたな(笑)

最終回がエグすぎた『トレース~科捜研の男~』

2019年03月19日 00時04分29秒 | ドラマ
公式サイト

最終回だけがずば抜けてやべえドラマだった。。。

科捜研の錦戸亮と新木優子を主軸に1話完結型で進みながら、
錦戸亮の過去を掘り起こすメインストーリーがあるっていう流れ。
2人とも色が黒くて濃い顔だから、なんか似てる気がしたわ。

キービジュアルからは「これからトイレ掃除かな」
という印象しか受けなかったけど、
中身はちゃんとした科捜研モノでした。

船越英一郎がいるだけで、ものすごく火サス感出してくるけど、
普段火サス一切見ないから、
「月9」という枠を考えたら新鮮だったし、
事件解明に使う道具やら薬品やらがちょっとかっこよく見えた(笑)
不謹慎だけど、特にあの血が飛び散った様子を
糸と画鋲で再現するやつが何かの芸術作品のようだった。

人の主観ではなく、
あくまでも証拠という100%客観的な事実のみを追求する錦戸亮の姿は
『99.9』の松本潤に似ているかな。

特徴としては、物語の最後に、
事件の真相を被害者に説明するシーンがあるのだけど、
個人的には第8話の石井杏奈のエピソードでメッチャ泣いた。
児童養護施設で育った仲良しの3人で、
石井杏奈が女優として羽ばたくために、
他の2人が犠牲になるっていうやつ。
他にもけっこううるってくる回があって、
割と感動的なドラマだったかな。

でも一番やばいのが最終回の千原ジュニア。
狂気乱舞のサイコパス。
あんなエグい設定、久しぶりに見たかもしれない。
ものすごく精神疲れる。
『ヒメアノ〜ル』見た後ぐらいの疲労感。

90年代は『家なき子』や『聖者の行進』、『凍りつく夏』など、
けっこうエグいドラマが多くて、
子供心ながら毎週のように精神的疲労と
怖いもの見たさのワクワクを並存させてきたけど、
今回、いきなり最終回でわーっと来たから、
もう疲労しかない。
どうせなら毎週あんなノリだった方が
まだ耐性できてよかったかも。
(そうなると1話完結は難しくなるが)
千原ジュニアは怖かったけど、いい演技してたな。

そして篠井英介が『3年A組』と同じ警察役を
こちらでも演じていたのが印象深い(笑)

主人公をいじめすぎな『グッドワイフ』

2019年03月18日 00時00分39秒 | ドラマ

なんだかんだで面白かったな、これ!

1話完結型で進み、通常の法廷バトルも面白いんだけど、
唐沢寿明の不正の真相を暴くというメインストーリーもあって、
そこにおける彼の策略家すぎる行動がすごいなと。
最近は1話完結型のドラマも、
背景に大きな別の話があるっていうパターンが目立ってきた気がする。

しかし、このドラマの一番のポイントは
常盤貴子が苦労人すぎることだろう。
全ドラマ中、一番逆境に立たされた主人公だった気がする。

夫が不正疑惑で捕まったせいで、
生活のために16年ぶりに弁護士復帰。
慣れない仕事場で、北村匠海との採用バトルは
けっこうなストレスじゃなかろうか。
相武紗季と唐沢寿明は
結局何もなかったということで安堵したのも束の間、
実は水原希子が夫と関係を持っていたという事実発覚は
とてつもなく辛いだろう。
人間関係ゼロから始めてようやくできた友達だったのに、
それが夫と寝た女だったなんて、、、やりきれねぇ。。。
マジで主人公いじめすぎ(笑)

そして切なすぎる小泉孝太郎。
ずーっと常盤貴子に片想いでね、
少しは気持ちに揺さぶりかけられたけど、
結局ダメでしたね。。。
まあ、常盤貴子の置かれた境遇を考えると、
そう簡単にはかっさらえなそうだけど。
今はそれどころじゃないと(笑)

最終回の吉田鋼太郎の法廷での演技は、
少し香川照之感あって好きだったなあ。

それにしても、やっぱり常盤貴子綺麗だな。
1995年の『愛してると言ってくれ』のときからほぼ変わってないのでは。
(このときの豊川悦司が今の自分と1個しか違わないというのもびっくりだが)

パシリでしかない『君は月夜に光り輝く』

2019年03月18日 00時00分24秒 | 映画


2019年公開映画41本中34位。

別につまらないとかじゃないけど、
まあ「まるっとセカチュー系」だなあ、と。
発光病で病室から出られない永野芽郁のやりたいことを
北村匠海が代行するというパシリ映画。

パシられてしかいないのに好きになるとか、
顔でしか選んでないだろっていう(笑)

この手の邦画は溢れすぎていて、
もう主人公たちに感情移入することはないな。
若い子たちには、
その世代の『セカチュー』になりえるかもしれないけど。

もはや今回のミッチーに対してそうだったように、
親とか先生側の立場として見ることが多くなりそう。

とはいえ、こういう映画は、親や先生はおまけ程度だから、
もう少しそっちの視点にも注力した作品があるとうれしい(笑)

ハリウッドのスーパーヒーロー映画が、
能力の違うヒーロー作って、
役者に肉体改造させて、
敵とドンパチやらせるだけのように、
邦画の純愛映画は、
とりあえず誰か病気にして寿命に制限設けて、
旬な若手の組み合わせ変えてイチャイチャさせるだけだから、
パターンに当てはめるだけという点では、
作りやすいのかも?(笑)

世の中のおじさんへの応援ドラマのようにも思えた『メゾン・ド・ポリス』

2019年03月16日 00時43分41秒 | ドラマ

平均年齢が異様に高いドラマでした(笑)

警察OBのおっさんたちと、
ペーペーの高畑充希がタッグを組んで、
事件解決に挑むという警察エンターテインメント。

おっさんたちが「メゾン・ド・ポリス」と呼ばれる
シェアハウスに住んでいて、
しかもみんな警察OBという設定は面白かったし、
それぞれの得意分野やコネを生かして捜査を進めるというのは、
何かと目の上のたんこぶになりがちなおっさんでも、
まだまだやれるんだぞ!という気概を感じた(笑)

基本的には、
1話完結型のオムニバス形式で進みながら、
最終的には高畑充希の父親の死の真相を追うという
メインストーリーがあったので、
そういう流れとしては『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』と同じかなと。

警察モノだともう少し若い人をメインにしそうだけど、
この前見た映画の『運び屋』同様、
あえてシニア層をメインにすることで、
新鮮さを出したのかなとも思う。

ただ、3ヶ月も見ていると設定にも慣れちゃうし、
そうなるとただの警察モノなのでしかないので、
そこまで面白みを感じなくなるという。。。

しかし、佐野史郎はああいう悪い役似合うよな(笑)

『インフィニティ・ウォー』から『エンドゲーム』へしっかり橋渡しした『キャプテン・マーベル』

2019年03月15日 23時36分26秒 | 映画


びぎゃああああああ!!
繋がったああああ!!
繋げたああああ!!
『インフィニティ・ウォー』から繋がったよおおおお!!
そして『エンドゲーム』に繋げたよおおおお!!。・゜・(ノД`)・゜・。

2019年公開映画40本中1位!!
1位以外の何者でもない!!
4月26日まで不動です。

マーベル・シネマティック・ユニバース第21作目。
MCU初の女性単独主役で、
『アベンジャーズ/エンドゲーム』前最後の作品。

しょっぱなから、ファンならうるっとくる演出に感動。
ど迫力な最高すぎるバトルに、
笑えるシーンも多くて、
マジで最高だった!!
キャプテン・マーベルとか
もはやスーパーサイヤ人じゃねえかよおおおお!!
あと、猫ちゃんかわええええ!!

ニック・フューリーの片目の理由、
“アベンジャーズ”の名前の由来など、
知識が深まる喜び!!
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を見ておくと、
ちょっと楽しめるかも!

ブリー・ラーソンはキャプテン・マーベルを演じるために
9ヶ月もトレーニングをして、
100kgのウェイトを持ち上げられるようになってから撮影に挑んだとか。
しかも、『エンドゲーム』の撮影後に本作の撮影という時間逆行(笑)

サミュエル・L・ジャクソンと
クラーク・グレッグ(コールソン役の人ね)は、
デジタル処理で若返りを。

もう、いろいろ、すごい(笑)