わたしの里 美術館

とりあえず西洋絵画から始めて、現代日本作家まで

聖アントワーヌの誘惑

2008-10-12 | 神仏や 神話の人物

 

聖アントワーヌの誘惑【Pierre Chasselat】 聖アントワーヌの誘惑

Pierre Chasselat (1753-1814)
La tentation de saint Antoine
Musée Bernard d'Agesci à Niort
Saint Antoine entouré de superbes filoutes se demande combien de temps il va pouvoir tenir. On remarquera au passage qu'un angelot en profite pour lui faire les poches !

 

 


聖大アントニオス

基督教における修道士会派の創始者とされている人物。
(ギリシア語: Αντώνιος, ラテン語: Antonius、251年頃 - 356年)
キリスト教 (正教会・非カルケドン派・カトリック教会・聖公会・ルーテル教会) で聖人とされており、その長命な伝説からしても、なみの人物ではない。
 ラテン語の読みから、聖アントニウス とも表記される。正教会では勤行者克肖者聖大アントニイと記憶される。


 アレクサンドリアのアタナシオスによれば、3世紀のエジプトで生まれ、敬虔な両親にキリスト教徒としての教育を受けた。20歳になったころ、両親と死別した。その後財産を貧しい者に与え、自らは砂漠の洞窟に籠もり苦行を業とした。かれの人徳にうたれて人々が集まり、かれらと開いた修道院が元となって、修道士会がうまれた。

 修行に励みながらも長寿をまっとうし、356年に、105歳という高齢で亡くなったと伝記には記されている。


 美術では様々な誘惑に抗する姿で描かれることがおおい。

 修道会派の創始者としては、当たり前のように禁欲の聖人ではある。しかし、ひとたび絵画に描かれると、肉感的な女性に誘われる、苦悩する修行者として表現される。

 
 代表的なものは 『聖アントニウスの誘惑』 ( La tentation de saint Antoine ) として知られる、ヒエロニムス・ボス、マティアス・グリューネヴァルト、マルティン・ショーンガウアーの作品や、『聖アントニウス』 として知られるアルブレヒト・デューラーの作品など。

 

 

 聖アントワーヌの誘惑 ダリ

 

 フェリシアン・ロップス

 

入江波光「降魔(ごうま)」 入江波光

ラバー・フェチ【芸術写真】

 

わたしの里の美術館【索引】 ベルギーの作家 ベルギーの作家
わたしの里 美術館    わが郷 HOME 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。