思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

自信作なので、精力的に

2014-12-01 12:00:00 | 登山
先月に触れた『サバイバル登山入門』(服部文祥、DECO)の件の続き。
実際に売れているのかどうかはよくわからないが、しかし先月に東京都内では神保町と池袋の書店に入荷していたサイン本がすべて売れていたのは先週に確認したので、(定価が高いわりには)好調なのだろう。

それで服部氏、直接的な本の宣伝というわけではないが、直近では長野朝日放送で明日に放送の紀行番組『ネイチャー&ヒューマンスペシャルシリーズ2014 秘境・秋山郷 マタギの里の恵み』に出演するそうで。というか、この取材で秋山郷へ行っていたことは9月に聞いていたけど。昨年のNHKBSのシベリア取材よりももっと「サバイバル登山」の経験を活かすことができる感じの話なのかしら。
僕は後々のBS朝日での放送を楽しみにする。
ここ数年、長野朝日放送はこのシリーズ特番では長野県内の飛騨山脈(北アルプス)の登山を扱っているが、今年は狩猟なのね。

あとは今月以降に発売の雑誌にも、本の宣伝に引っかけた狩猟企画にも登場するそうで。それとは別に、各種媒体の書評のページでは扱ってくれるのかなあ。
ひとまず先月に覗いたところでは書評というほどでもないが、(DECOの近所の)『本の雑誌』の連載「帰ってきた炎の営業日誌」11月12日(水)分で触れていて、面白かった。僕は教科書採用までは期待していないが、全国各地の学校内の図書室にも動植物の図鑑や百科事典よりも生々しく著したこのような本が1冊くらいあってもよいのではないか、とは思っている。

そういえば、先月27日(木)にあったモンベルの「冒険塾」を“塾生”のひとりとして聴きに行った。この「冒険塾」という催しも、それ以前に登山話を中心に頻繁に実施されているモンベル品川(東京会場)での催しも初体験だった。
しかし僕は服部氏の狩猟や生い立ちの話は他所も含めてもう6、7回は聴いていてすっかり慣れているが、それでも毎回の服部氏のトークイベント用の尖ったネタを初めて聴く(この日も100人以上いたと思われる)聴衆の、特にサバイバル登山中に行動し続けるための食料として自分の手で動物を殺し、植物を採り、という新刊でも詳述した獲物を得ることに関する反応を眺めるのが楽しく、今回も面白かった。



その終了後に、僕はまだだった新刊へのサインをこのようにいただいたが、先月の発売前から版元の通販分や書店分も含めてサインはすでに100冊以上はこなしているのかしら。既刊のとき以上に精力的に行ない、販促にかなり力を入れている印象で。そりゃそうか。

新刊、僕は版元からいただいたぶんも含めて現状は2冊所有しているが、少なくとももう1冊は欲しいなあ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿