思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

札幌市電のループ化を確認

2016-05-31 23:59:59 | 自分の旅話(非日常)

23日(月)から25日(水)にかけてまたもやLCC利用で、北海道札幌市を6か月ぶりに再訪した。昨年11月にやり残したことの続きのために行ったようなもので。
それで最大の目的は札幌市電のループ化を、実際に乗車して確認することで。上の写真のように、すすきの交差点の上に電線が張り巡らされて市電が通行する様子は昨年までは観られなかった光景で、思わずループ化の新区間である「西4丁目停留場」から「すすきの停留場」(そしてその間に「狸小路停留場」も新設)では特にくまなく観察しながら写真を撮りすぎてしまった。もちろん、乗車のほうも外回りでも内回りでも細切れにだがそれぞれ1周して、運行の所要時間や乗客の流れもきっちり確認した。今度は冬の時期にも乗りに行きたい。

ちなみに今回の北海道行きのLCCは初めてバニラエアを利用した。もちろんセールを利用して、それで今回も前回同様に2泊3日で野宿とネットカフェで1泊ずつで、と前回と旅行のカタチおよび出費はほぼ同じだった。スープカレーは食べなかったけど(内地にもよくあるふつうのカレーライスは食べた)。
次回はいつになるかはわからないが、札幌以外の地域も久々に巡ってみたいなあ。登りたい山もまだまだたくさんあるし。

ファストフード店から自転車店へ

2016-05-29 23:59:59 | 普段の生活(日常)

昨年10月に別れを惜しんだ地元マック(マクドナルド)のいち支店の跡地の行方は常に気になっていて、昨年末に建物が解体されて更地になり(長らく店舗だった土地の地面も土であることを目の当たりにすると、それなりの感慨があった……)、そこからまた新たに鉄筋の建物が建て始められたという進捗をたまに立ち寄って眺めてきたが、結局は何をする建物なのだろうと今月中旬に再び行ってみると、全国展開の自転車専門店「サイクルベースあさひ」の支店になることがわかった。鉄筋の組み方を観ると店舗というよりも倉庫のようなものかと予想していたが、予想は半分当たって半分外れた感じ。

それで19日(木)に「サイクルベースあさひ新座店」として開店したが、ただ、あさひというと地元では以前からたまに行っている(「通っている」というほどでもない)富士見店のほうがウチからの距離は近いので、どちらかと言うと今後も富士見店へ行く回数のほうが多いかもしれない。この新座店は、国道254号(川越街道)を挟んで反対側(南側、上の写真の右側)のロヂャース新座店へたまに買い物に行くときについでに立ち寄ることになるだろう。

ちなみに、この新座店の近辺の道路は国道から1本外れると時間帯を問わずそれなりに自転車の交通はあるので、自転車の購入のほかのメンテナンス利用としてもまあまあ良い立地だと思う。ただ、国道の抜け道として市道を過剰に飛ばす不躾な他所者ナンバーのクルマもそれなりに多いので、特に夜の交通には気を付けたほうがよいけど。
なお、あまり関係ないかもしれないが近所に新座警察署もあるので、交通事故等の問題が起こったときはより対処しやすいはず。

でもまあ、この出店によって地元で自転車の交通が増えるのは僕の同志が増えることでもあるので歓迎すべきことではある。ただし、交通法規は遵守で。

昨年下半期に閉店ラッシュが顕著だった東京都内のマックの店舗跡地は別の飲食店やコンビニエンスストアに替わったところが多いが、郊外型の店舗跡地ではこのようなまったく別の業種の店舗に替わるという変貌ぶりもアリでしょう。そういえば、マックはこの閉店ラッシュの整理のおかげもあってか、今年に入ってからは業績が回復しているらしいね。



※同日のどうでもよい追記
この元マクドナルド254新座店に関して思い出したこととして、昨年10月は古めかしい店舗だったと触れたが、先月に長野県の御柱祭のついでに立ち寄った「諏訪インター店」が254新座店とほぼ同じ店内の雰囲気だったので驚き、そしてちょっと懐かしくも感じた、ということがあった。まあ店内の設備もそれなりに古かったが。そんなこともあって諏訪インター店でも、夕食等で3時間近くお世話になりました……。6年後に再訪するときは、まだ生き残っているだろうか……。

御柱祭・下社里曳きは建御柱を2本

2016-05-17 23:59:59 | その他趣味

15日(日)から16日(月)の2日間で、またもや野宿しながら御柱祭の下社里曳きを観に行った。

15日はよく晴れた日曜日だったこともあって物凄い人出だったが、それは建御柱が実施される諏訪大社の春宮と秋宮、それに双方をつなぐ曳行ルートの国道20号の近辺のみで、僕個人的にはそのほかにも見所は多かった。脇道に1本入ると意外に静かだったりもするが。
それで15日の昼下がりは、春宮から曳行ルートを少し遡って里曳きのスタート地点である注連掛(しめかけ)や先月の山出しで賑わった木落し坂を再訪した(そこでもクルマで坂だけを観に来た観光客もちらほら見かけた)。

写真は16日に実施した春宮三の建御柱で、これは平日の午前中だったので前日ほどの混雑はなくてとても観やすい穴場で、というか上社でも下社でも今年は建御柱のときは一般の観光客は境内に立入禁止という規制があったので(建御柱の関係者と氏子の一部しか入れない)、これを観るならこの角度しかなかったわけでもあるが。

しかも僕は春宮の奥のほうで行なわれる春宮三の建御柱はこれまで未見だったので(以前に境内で春宮一と春宮二を観たことはある)、御柱を垂直に建てること自体はどれも30分から40分程度で済むが、そのあとの御柱を固定するために重機や人力でショベルも使って御柱を入れるために事前に開けた穴を埋めてゆく、時間がかかるので観光客どころか地元の氏子でさえ見届ける人が激減するこの土木作業を観ることも僕は結構好きなので、要は柱の建て始めから固定し終わる最初から最後までをここで堪能した。それらを全部観ると3、4時間はかかるものだ。でもこれは次の、2022年の祭まで6年ほど(語弊はあるが)放置し続けるための重要な作業だから。

それでこの日は夕方の、秋宮で最も大きな御柱の秋宮一を建てる様子も観ることができた(ちなみに、前夜にも秋宮へ行って待機状態のこの柱に触ったりもした)。これは祭の最終日で建御柱の位置に4本の柱が着くともうそこから移動することはないので、規制が解除されて誰でも境内に入れるようになるからで。ただ、関係者とそうではない人とを分ける規制線はあり、いち観衆が御柱へ最も近付くことができても30mくらいの距離はある。当初は秋宮は諦めていたがこれもなんとか観ることができた。(今回は交通費をケチらずに「あずさ回数券」を利用した)特急列車で帰宅する時間ギリギリの20時前まで。
今回は建御柱を2本も観ることができるとは思わなかったので、予想以上の成果。ただそのぶん、この2日間でもまたもや調子に乗りすぎて? 写真を1200枚ほど撮ったりもして、記録の整理が大変だが……。
それで2本観たうち、どちらかと言うと今回は春宮三の建御柱のほうが印象深いので、1枚挙げるならばの上の写真も春宮三のほうにした。

下社の建御柱、上社の事故を受けて柱に乗っていた氏子はかなり慎重に対処していたのは主に双眼鏡で眺めながらよくわかった。こちらは大きな事故もなくて幸い(ただ、足を滑らせて落ちたが安全帯があったので頭が下にひっくり返っただけで済んだ氏子が……、という場面はあった)。

そういえば、今年の黄金週間の長野県内の観光の動向は、御柱祭のほかにNHK大河ドラマ『真田丸』の影響もあって例年以上だったようで、そりゃそうか。こうなると年内いっぱいは県内の旅行や観光に関する移動は登山以外でも例年よりも多少は多いと思われる。僕も年内は、登山とは別件で長野県へ数回行くかもしれない。

上社の事故は残念だったが、それ以外では新たな発見も多くて僕個人的には思いのほか充実した、結果的には先月から計7日間の今年の御柱祭詣でであった。

御柱祭・上社里曳きは最終日の1日のみ、そして事故……

2016-05-10 23:59:59 | その他趣味

ここ数日の仕事の影響で出すのが少し遅くなったが、御柱祭の先月の上社のほうの続きの里曳きは、最終日の5日(木)のみ日帰りで観に行った。
しかも、茅野に着いたのが正午前あたりとかなり出遅れてしまったので、今回は里曳きの日程においての御柱の曳行は観ることができず、諏訪大社の前宮は前日の4日までに終了しているので本宮のほうで最終盤の建御柱を少し観た程度だった。

写真は本宮の4本の建御柱のうち最も大きな本宮一だが、先月の山出しで盛り上がった木落し坂あたりから曳行ルートを追いかけて本宮に着いた頃にはほぼ終わっていた、の図。

それで、NHKや朝日新聞など全国向けの媒体の報道でもその夜に出ていたが、この本宮一で氏子の転落事故があった。やはり初出としては地元紙の信濃毎日新聞の記事が最も詳しかった。写真の記録を観直すと上の写真で御柱に乗っていた氏子(毎回、この建御柱に乗る氏子は鳶職のような安全帯(ハーネスのようなもの?)の着脱や高所作業に普段から慣れている人々が選抜されるらしい)が御柱を立てるときに四方に張っていた綱を伝って次々に地面に降りていくなかで、遠めなのでその瞬間は見えなかったが写真の40分後の16時30分すぎにいきなり「ドンッ」という大きな落下音が響いて、その直後から御柱の近辺の警備・医療関係者の動きが慌ただしくなって見物客の規制線が大きく動いて鳥居の付近も騒然としたなか、それを拡げたところに救急車がやってきてすぐに搬送されたという一連の流れも実際に見てしまった。

12年前と6年前にも怪我人が救急車で運ばれる様子を見かけたことはあるが、結果的に怪我で済んだそれらとは違って亡くなってしまう事故に遭ったのは今回が初めてで、氏子の多い境内の周辺も、見物後の暗くなってからのJR茅野駅への帰路は曳行が終了した充足感なんて微塵もなく、いつになく複雑な気分……。落下したかたが亡くなったことも帰路の電車内で知った……。

本来は建御柱のあとに氏子が乗っていた、御柱に巻き付けていた足場用の綱や板を解体して御柱をまっさらの状態にしながら全員が柱から下降するが、救急車の直後に今度は警察車両が滑り込んですぐに現場検証が始まって御柱の周辺はしばらく立入禁止になってしまったので、僕のような一般の見物客が終了後の御柱を触ることもできなかった(ついでに報道関係者も)。ちなみに、落下したかたのあとにもまだ上方に残っていた氏子も2人いたが、遠めからはわかりにくいが彼らは登山用なのかもしれないロープを足場の上方に掛けて垂らしてから懸垂下降で地面へ降りていた。本業とは別に地元の山ヤさんで、高所に慣れていたこともあるのだろうか。

ということで近々、日を改めて前宮と本宮を再訪して今回建てた8本の御柱を観察し直すつもり。

不忍ブックストリート「第18回一箱古本市」に出店した。そして……(仮)

2016-05-05 23:59:59 | その他趣味

3日(火・祝)、先週の告知どおりに不忍ブックストリート「第18回一箱古本市」に出店した。10回目という節目の出店だった。

天気は降雨の心配は皆無というくらいの晴天で、風がないときは半袖Tシャツでもよさそうなくらいに暑くて水分が必須だったが、そんななか今年初めての大家さんの「アイソメ」(フェイスブックのアカウントあり)は開業から1年で普段は地域の貸しスペース兼シェアオフィスのような業態らしいのだが(概要は昨年の上野経済新聞の記事に詳しい)、結局そこは靴を脱いで上がる室内できれいだったので、準備も片付けも例年よりもラクだった。窓を開けると思ったよりも風通しも良かったし。
大家さんや助っ人さんなど関係者のみなさん、今年もありがとうございました。

ひとまず当日の拙店「人力旅人の本箱」の箱の写真を挙げて、追記は後日。