拙著『沖縄人力紀行』(彩図社刊)の中盤でも触れているが、僕は常々、沖縄県内で最も良い眺望を楽しめるのが本島東部の与勝半島と海中道路周辺、と思っている。
今回もこの地域を3年ぶりに再訪して、改めてホントに良い場所ですなあ、と溜め息混じりにしみじみ思う景色に出合えた。
そのひとつが上の写真にもある、2000年12月から世界遺産に登録されている勝連城跡(グスク)で、拙著にある2002年4月の自転車ひとり旅の途上でも立ち寄ったここを登っての夕景・夜景を、今回は浜比嘉島帰りの野宿仲間2名とともに再訪し(僕はここに行くのは4回目)、景色を堪能した。
ここからの眺めは同行者にも好評で、普段はあまり積極的に写真を撮影しない彼らも携帯電話でしっかり撮影していた。
ホントにおすすめの場所なので(しかも特に夕刻)、今後もこの眺めをより多くの方と分かち合いたい。ひとり占めはもったいないかも。