在庫から。
ケヤキの樹皮下で見つけたヤドリノミゾウムシ、過去にも一度記録したことがあった。
このヤドリノミゾウムシのことで面白い記事を見つけた。
いつも拝見している南大沢昆虫便り様に次のような記事がある。
初夏、ケヤキの葉にこぶ状の虫えいができるが、これはケヤキヒトスジワタムシ (アブラムシの仲間) が作ったもので、
ヤドリノミゾウムシはこの中に産卵するというのである。
その幼虫は虫えいの内壁を食べ、アブラムシは死んでしまうようだ。つまり虫えいを乗っ取りその中でぬくぬくと育つ寄生者である。
なるほどヤドリノミゾウムシだ。
虫えいの中は安全で餌もある。自分で作れなければ、人の虫えいを奪うというわけか?
他にも、虫えいに寄生するゾウムシがいるという。
ケヤキの樹皮下で見つけた。たくさん見つかる。
調べてみるとヒレルクチブトゾウムシだという。5mmぐらい。
活動期はモモ,ウメなどの葉をたべるという。
学名は Oedophrys hilleri で、「ヒレル」はこの種小名から来ているのでしょう。
等とある。
これという題材も思いつかず、オオムラサキの幼虫を探すことにした。
エノキの大木の根の周りの枯葉をチェックする。
これを探すことを「神経衰弱」と呼ぶほど、なかなか見つからないのだが、今回は意外と直ぐにたくさん見つかった。
(一枚目と2枚目の写真の中にはゴマダラチョウの幼虫も混じっている。)
この分だとここでは、来年はきっとたくさんのオオムラサキが飛ぶかもしれない。
2017年07月24日に、ここの近くで撮ったオオムラサキのカップル。
171216
昨日 閲覧数2,219 訪問者数336