我が郷は足日木の垂水のほとり

文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

狐の嫁入り、雨 利加の あわい夢  同床異夢

2010年04月06日 | 経済

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                                  http://www.ekinariya.com/diarypro/archives/410.html

 

どうも

民主党の「コンクリートから人へ」の言葉には、嘘が隠されていたようです。

無駄なダム工事でも、小沢幹事長なら遣りかねません。

国民を騙して、国益を損ねたのは、自公政権だけでは ありませんでした。

財政出動は 「むだなダム工事」 のようなものが具体例です。一部の利権業界は潤しますが、その範囲は 政党や政治家の 利権の関連内で、政治腐敗の 温床です。

民主党の小沢幹事長は、沖縄の辺野古の近くに土地を買っていました。県外移設も口から出任せで、本心は「日米合意」の辺野古案だったのでしょう。

沖縄の海を眺めてオムライス ときどき釣り

 

自民がコケて、民主党も地金がみえてきました。

鳩山由紀夫はブリジストンのような巨大企業の利益を代弁し、小沢一郎は田中政治そのまま旧態依然の土建屋政治です。カネによる政治は公共事業にまつわる、キックバックや賄賂だけではありません。グローバリズム経済のもとでは、世界金融の欺瞞性に 切り込む必要があります。ふつうの経済活動で生み出す富の世界とは 別の現実が 其処にはあるのです。

「アメリカFRBベースマネーの推移」をみてみれば、金融危機の前は「0.8兆ドル」それが危機以降では「1.8兆ドル」にまでも爆発的に増加させられています。その差は1兆ドルつまり邦貨にしてみれば、およそ90兆円です。日本の国家予算の1年分です。

FRB(米国連邦準備制度理事会 )の輪転機が唸りをあげて刷り散らかしたドル紙幣の山です。

現在の世界は実際は、貴族社会のようなものです

世界金融貴族は、通貨(基軸通貨=ドル)の発行権利をもっています。

今回の金融危機では、日本円換算で約90兆円のドルを印刷しました。正確な表現では「信用創造」を行いました。私たち一般人は額に汗して働くか、アタマを搾って働いてお金を稼ぎます。しかし通貨の番人であるFRBはドルを印刷すれば良いのです。実際は現物のドルは印刷もしません。「信用創造」を行ってそれをアメリカ政府なり、市中の銀行に貸し付ける「書類」を作ればよいだけのこと。

それでこの2~3年のうちに、90兆円を稼いだのです。

 


   アメリカFRBベースマネーの推移 01年-09年(単位:百万ドル)

出典 http://www.gci-klug.jp/mitsuhashi/2009/09/01/006629.php

サブプライムなどのインチキ商品を売りつけて、実物経済から「余剰資本 」を吸い上げました。いいかえれば、年貢を納めさせたわけです。
そしてこれは、徴税ではありませんから、インチキ債権を買った者達は、あとで自国通貨に換金出来るものと信じ込まされて買ったのです。ところがそれは大きく減価してしまいました。あるいは様々な事情で換金不能に陥っています。つまり「世界金融貴族」たちは詐欺的な言辞で、『徴税』を行っていたのです。彼らはだいたい20年あたりの周期で、好況と不況の波をつくります。これはゼネレーション・ギャップを狙ってのことです。世代が交代すれば過去の記憶は無くなります。前の世代を騙しておいて、次の子供の世代で巻き上げるのです。

 

中江滋樹 の名を知っている人は もうかなりの年齢です。

1985年の逮捕の前日には、豊田商事の  永野一男会長が刺殺される事件があった。中江も殺されるのでは無かろうかと心配になった。それで駆け込み逮捕となったとの説があります。

 

あと3年半は 民主党が衆議院では優勢のままです。参議院で過半数を与えれば、彼らは 暴走がとまりません。 『学級崩壊』の後は『民主暴走連合』の暴走・爆音と手当たり次第の 暴力的な破壊です。日本の当たり前の秩序が壊されます。それを防ぐには、当て馬、自民党を民主党と戦わせれば、よいのです。彼らは国民にいい格好を見せねばなりません。「みんなの党」はすでにスタンバっています。あとは保守本流? の出番です。

 

「沖縄普天間基地の国外移転」は、日本が自立するための一里塚です。これを言わせた沖縄の戦いは応援します。本当は自衛隊の拡充も言いたいのですが、前進するには一歩まえに出ることです。
 
刀掛には 模造刀

日本全体の問題は 経済の落ちこみを回復することです。支那などから安すぎる人件費で作られた 商品を輸入したために、日本の零細な企業は 大打撃を受けました。ある意味では「国際分業」も意味があります。しかし急激に行えば、副作用のほうが大きくかえって日本経済の害になりました。

銀行金融は お天気にカサを貸して、雨の日には「傘(借金)」を返せといいます

ここ2~3年のアメリカ金融と自動車産業の惨状を見てきた人たちには、「国際金融」と自称する金貸し達のやり口を理解しました。

金貸しは不良債権処理がめんどうなので、株などの自己責任の金融取引で、実体経済の資金循環を画策しました。これだと株価の下落やその他で、投資家が損をしても、関係した證券金融業者は 責任がありません。しかし株の取引自体が壮大なるインチキだと、世間に知れてしまえば、信用は一気にクラッシュしてしまいます。(狐の紙幣を貸し付けて好況をつくり。信用不安が生ずればヤクザ用心棒を引き連れて、債権回収です。ですから不況でもかれらは儲かるのです)

2年前には20ドルだったモノが、1ドルにまで値を下げて、今では5ドル近辺だそうです。アメリカ金融のシティバンクの株価です。(これが彼らの落ち目の「信用」の現実です。)
 http://www.kabucfd.com/cat0003/1000000016.html


パチンコや競馬で儲ける人もいますが、損する人がほとんどでしょう。でなければギャンブルの運営経費が出ません。損なことは理性では知っていても、止められないのが「中毒」の恐ろしさ。

巨大企業や中央官庁の幹部クラスになれば、高給をもらいます。それで株などの金融ギャンブルの中毒になる人も出てきます。アメリカはシリコンバレーから始まった、フィーバーが今でも続いています。


自称「国際金融」の創りも作ったり、「信用創造」の90兆円。これが謂わば、パチンコの玉です。株に填った日米欧の小金持ちは、せっせと「金融・株式パチンコ」に中毒です。

FRB狐の描いた1.8兆ドルのノートの上で、踊らされています。

余分なお金があったなら、まずは家屋敷を構えましょう。

次には、旅行や美味しいモノを食べましょう。

それでもお金が余ったら、美術品でも買いましょう。

株式などの狐の紙幣をながめているより、まともです。

 

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