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敵は詐欺師の、フォルクスワーゲンなのにネ

2015年09月29日 | 経済

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2015 09 29 敵は詐欺師の、フォルクスワーゲンなのにネ【わが郷・投稿記事】

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ローマからマドリードに行くときに、

スペインの航空会社を使った。

 

明るい栗色の髪の客室乗務員が目立った。

スペインはラテン系なので黒髪が多いものと、

勝手に思い込んでいたので意外だった。

 

カタルーニャがスペインから独立するとかしないとか。

 

 

 2014 09 16 UK の崩壊 UK の崩壊 わが郷

 

 

独立ならユーロ圏離脱、スペイン中銀総裁がカタルーニャ州けん制

    2015年 09月 22日 02:01 JST

[マドリード 21日 ロイター] - スペイン銀行(中央銀行)のリンデ総裁は、独立への機運が高まっているカタルーニャ自治州について、独立した場合にはユーロ圏から自動的に離脱するとともに、州内の銀行は欧州中央銀行(ECB)からの支援が受けられなくなるとの認識を示した。

同州では27日に議会選が実施される予定で、世論調査では、分離独立派が過半数議席を獲得すると見込まれている。
 
リンデ総裁はマドリード市内で行われたイベントで、独立なら「自動的にユーロ圏離脱となり、欧州連合(EU)離脱も暗示されている」と警告した。
 
州議会選をめぐる不透明感や緊張がカタルーニャ州、およびスペインの銀行に影響を与えているとも指摘。カタルーニャの独立は地域の金融安定への深刻な脅威となると唱える業界と、同様の懸念を示した。
 
欧州では1年前、スコットランドが英国からの独立の是非を問う住民投票を実施。その際もEU離脱の可能性などをめぐり、スコットランド住民に対し、独立に伴うコストを警告する指摘が相次いだ経緯がある。
http://jp.reuters.com/article/2015/09/21/spain-economy-catalonia-idJPL4N11R4E920150921

 

 

スペイン【各国情報】 スペイン 【各国情報

 

ネットで調べてみると、バルセロナを中心としたカタルーニャは、民族的にも違っていて、長い独立運動の歴史があるのだとか。ならば北海道とか沖縄などは、大和民族とは別系統。などという見方もあるし、大阪都心構想などでは、西日本の日本からの分離独立運動ともとれる、橋下徹氏らの動きがあった。

フォルクスワーゲン(VW)などの世界戦略を見れば、企業統合で膨大な資本を得、今では英国での自動車生産一は、VWになった。そして世界のなかでも、VWがトヨタを抑えて世界一の生産台数を記録した。

巨大企業の資金調達方法が、銀行からの借り入れではなく、株式市場からのものが大きな比重を占めるようになってきた。ならば、世界一の自動車生産企業と云えば、箔が付くのだと考えたのだろう。日本のスズキ自動車は、VWのその思惑からありもしない技術を分けてもらえると欺されて、提携をしたこともある。それが、VWの性能欺瞞の事件が発覚する直前に、提携を解約できた。

世界構造改革は、自由経済社会のソ連・スターリン主義化だと、わが郷では何度も書いてきた。

ソ連では共産党独裁で、国家経済を計画経済へと収斂させてきた。

ならば、ゴルバチョフなどに見られるように、その腐敗は目を覆うばかりの惨状で、ついにソ連は解体してしまった。

 

     道州制の裏の意図は、分割統治

 

人々の意思は国家権力の為政者を選ぶことで、政治に反映させる道が残されている。

ところが巨大企業群と比較して、ちいさな地域などでは太刀打ちできない。つまり橋下などが企んだというか、小臭い金貸し衆に陰でおだてられて為したこと。日本を幾つかに分断してしまいたい。経済も、歴史も、ましてや日本が国際的に於かれている、その重要な役割も認識できない。そのようなヘンテコリンな歴史家風情がかつがれて、軽い御輿になる。やはり、スコットランドも、カタルーニャなども同じ事なのだと思う。

 

 

上の図で赤い部分が、問題のカタルーニャで首都は、地中海に面した大都会のバルセロナ。

そして残りの部分が農業地帯で、失業が多く現金収入が少ない。

ならば、カタルーニャだけは投資を集中的にして、他のスペインはもっと貧しくすることだって。国家が分裂してしまえば、もっと効果的に進めることが出来る。

 

経済も歴史も知った風な気になった。

そのような人々が風に煽られて、自分たちの於かれている本当の状況が見えていない。

VWの様なインチキ国際企業が寡占化を進めたから、スペインは田舎になって寂れてしまった。

 

Daydream【Heliogravure】 Daydream パックン

 

経済を活性化するには、地元に大いなる投資をする。

 

  そのような企業なり、

  政府なりが

  力をもたねばならない。

 

日本農業はアメリカなどから安い穀物を輸入したので、今ではほとんど壊滅状態だ。スペインだってリカードの比較優位の学説に乗せられて、ワインの生産に特化したので貧乏になった。そして最近では詐欺師経営者に、自国の企業を盗まれもした。 (日本では日産が遣られちゃったヨネ) スペインはドイツの下請け企業ばかりとなり、構造改革でコストカットばかりさせられてきた。これが現実の歴史の断面であり、カタルーニャなどのことは歴史好きなオッチャンたちの床屋談義にすぎぬ。

    比較優位【岩水・言葉の説明】 比較優位 【岩水・言葉の説明

 

大切なのは自動車などの機械工業とか、素材の化学工業を地域がもつことなのだ。スペインが二つに分かれて争うことではない。北海道とか沖縄の独立論なんぞは、今ではよほどのポンツクが謂っているだけだ。

スペインが遣るべき事は、自国の経済をしっかりと見つめること。

(VWの騒動で嫌気がさした幹部とか、熟練技能者をがっぽりと引き抜いてくる。そしてスペイン国内に、独自ブランドの企業を造って工場も造る。このような胆力のある起業家とか、政治家はいないものか。)  ( 1)

日本だって、支那などに工場を移されて、寂れてしまった県などがどれほど多いことか。

(石破 茂氏が派閥の旗揚げをしたようだが、彼はもっとも酷い構造改革派だ。ならば地方をより貧困には出来ても、豊かになんぞは出来っこない。

 

構造改革はリッチな一部の人間には都合がよい。

しかし、ほどほど豊かだった中産階層を、どれほど貧乏に突き落としてきたことか。

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 2009年にスペインの自動車産業は350万台を生産しGDPの3.5%と被雇用者数の約9%を占める。スペインは世界で第8位の生産台数だが2008年から2009年にかけて自動車生産が落ち込んだ。政府の多くの政策が放棄された事により10年前から低迷が始まった。その結果全てのスペインの自動車のブランドが失われ、現在では外国の企業がブランドを保有する。スペインの主要な工場はフォルクスワーゲングループの子会社のSEAT, S.A.である。 ( 1)
wikipedia.org 

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