我が郷は足日木の垂水のほとり

文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

日本と世界の農業問題

2009年12月09日 | 課題分類

 

 

 

2009年12月  日
2009年12月  5日 冬のトマトも美味い
 茄子と混植すると、病害虫も付かず、農薬は不要。肥料は落ち葉の腐葉土とかの有機。
2009年12月  5日 日本の農産物は高い ? 
 食パン一袋が100円はする。これで4~5食分。つまり、小麦製品のほとんどの原価は、加工賃と流通経費である。小麦粉1㎏の原価が14円程である。 小売りはその10倍の価格ぐらいか。
2009年10月16日 千本株
 戦後復興の初期の日本産業は<農業>が主役で、農業従事者は全体の六割以上もいたのです。現在は専業農家は0.3%へと激減しました。まさにレッドデータブックに載せねばなりません。絶滅危惧種となりました。日本人の主食の米の全生産量を金額で現すと、おおよそ5兆円です。食糧全体では25兆円とされています。それで日本全体のGDPはざっくり言って500兆円です。
米作農家はその存在意義が、全体の60%からわずかの1%へと墜落してしまいました。千本株を囃し立てて嗤った小僧達も、それぞれの人生行路に散って行きました。
 
 報道2001を見て思ったことは、このような大臣を持つ我邦は、戦後の困窮は、いかほど続くのかとの感であった。農業の近代化とか、集約化とか言っていたがこれこそ、日本農業が米国(米穀=アメリカ農地強盗権力が脱皮して軍産複合の鎧を纏った)の俎上に載ると謂うことである。『株式日記と経済展望』のTORA氏は、専業農家の耕作面積が、15ヘクタールと想定されたが既に、この程度の耕作面積を専業農家は、借地も入れれば耕している。それ故に米の価格がこのような低価格でも、なんとか凌いでいるのである。近代化とは聞こえは良いが、米国農業と同じ土俵で戦わせて、日本国の食糧自給機能を根底から破壊しようという企みにこそ焦点を当てねばならぬ。
 

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