我が郷は足日木の垂水のほとり

文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

たまには激辛インドカリーで活をいれましょう

2010年02月14日 | 日記
 
 
 
 イランアメリカ大使館人質事件の不首尾な結果から、カーター大統領の人気は落ちました。次の大統領選挙には共和党のロナルド・レーガンが当選しました。それから4年後の選挙が、1984年の11月に行われてレーガンは再選されます。黄金寺院事件はその年の6月に起きています。ブルースター作戦という「鎮圧作戦」と宣伝された軍事行動ですが、これはアフガニスタンへの米軍侵攻にも似ている構図があります。
インディラ・ガンジー首相の作戦は、自国民を正規軍をもちいて、包囲し殲滅するという途方もないものでした。この惨殺を指揮した彼女は、シーク教徒の護衛らによって暗殺されてしまいます。その後のインドの政治状況は、民族派が台頭して、英米と通じていた国民会議派は退潮し、それから現在に至るまでは、この事件以前の独占状況は失われ、他の政党と入れ替わりの政権交代の状況になりました。哲学や倫理感の希薄な、軍事プロパー思想に裏打ちされた人達がいます。彼らの行う蛮行はインド国民の信を失い、それまでの国民会議派の歴史的蓄積を大いに傷付けるものとなりました。自国民を戦車などの圧倒的な軍事力で、数百人も死傷させたことは暴挙としか呼べません。彼女はこの作戦を承認して指揮することの、哲学的意味に思いを馳せなかったのでしょうか。民主主義の大儀は、国民主権です。その国民を軍事力で蹂躙することは、国民に対する敵対でした。
 
 
きょうはお休みですから、なにか美味しいもの食べようか。このまえは、寿司だった。その前が、天麩羅と日本ソバ。ピザも食べたし、あとはなんだろうか、で思いついたのは、インドの専門店のカレーです。なにげにシャレも入っています。
  
我が郷の街はそこそこの大きさで、一応食べ物にもことかきません。御多分にもれず、町の中心はシャッター通りになりそうで、村に住むものたちにとっては、不便な所になりました。そうは言っても、昔は自転車で何でもすましたのに、自家用車なんかをもつから、いけないのです。駐車場がないと、なんにも出来ません。それで繁盛するのが郊外のお店となります。高速道路へ行く途中に、インド人が経営するカレー専門店があります。もう20年くらい前からやっていますから、安定した固定客も多いのでしょう。何年ぶりかで、出かけてきました。そして、出されたカレーのまろやかなこと。そんなに辛くはありません。ある意味がっかりでした。以前のカレーは本当に辛くて、ちょびちょびと少しづつしか、口に運べません。当時を思い出せば、いまでも舌が痛くなり、汗が噴き出しそうです。
お店のひとに、いつからこんな味なったのか聞いて見ても、『わかりません』
すこし話してみると、店員の彼はこの店に勤務してから数年以上も経つのだとか。やはりお店の繁栄を続けさすのは、大変なんだなあと思った次第です。
そこで今日はネットのうえでの憂さ晴らし。激辛の店を探してみました。
 
                             
 この紅い色が、眼の中に突撃してきます。食べれば舌の味蕾がその辛さに堪えきれずに、全部殲滅されそうです。水を飲んでもこの辛さは消えません。この辛さがいつまで続くのか、こんなものを口に運んだことを後悔もします。でも其処は見せずに、なにげない会話、おしゃべりで時間を稼ぎます。ナンでも食べながら、ビールを飲みながら、インドのビールのラベルなんぞを読みながら辛さが引いてきた頃合いで、別の色をしたカレーに挑戦。
 
こんな優しい色のカレーに、昔、騙されました。赤いのより辛かった。クルクミンは鬱金(ウコン)の一種で黄色の色付け。抗ガン作用もあるとか無いとかの報告も。βアミロイドの脳内蓄積をコントロールして、アルツハイマー病にも効くとのお話しもあります。でもこれって、西洋近代医学の特定の化学物質が、特定の病変に効き目有りの、単純な図式の医学無見識者の信仰なのでしょう。辛いカレーを食べて、身体がシャキッとすればおのずと身体免疫機能が亢進するのです。
 
 
カレー専門店で、これを注文したら怒られます。
 
   クンチェ−ナンプラーです。海老などの刺身をタイ風の調味料で、やはり熱く食べたいものですネ。生ものはなにかとアブナイので、ニンニクや唐辛子で細菌などを迎え撃つ。
支那の名前は香菜(シャンツァイ)でタイではパクチーで、日本名は「こうさい」香菜は英語名ではコリアンダーで臭いが強烈な野菜だとか。インド料理店でナンプラーいったら帰ってくれと謂われそう。醤油くらいはあるかも知れない。とにかくここは、ネットの幻想レストラン。いくら食べても太りません。太りませんが、気分すっきり、身体の精気は活性化すること請け合います。
いくら食べても、デブにならないのなら、もう一軒カレーの梯子でもしてみましょうか。
 
昔懐かしい舟形の型で作ったライスは何故か郷愁をさそいます。半分に切ったゆで卵が二個乗っているのも、ご愛敬。
インド料理「サモサ」さんの、サービスランチ、680円は『安い!』

だいたい
 
 
こんなカレーセットが、専門店なら、2,000円前後はとられちゃうのがあたりまえ。
最後に『 マドラスプラウンの激辛』で締めましょう。
 
 
 
     記事紹介。 
   児童買春の規制法(Wikipedia)
 
      記事総覧
  全ての記事の、索引です。  
 
 
 テーマごとに、まとめて一覧に。要約文が付いてます。   
  
  
 
 
 
 
お暇な方、彼女のURLを 別の窓に映して、弄ってみてください。色んな側面が写っています。
 
アクセスの記録 2010.02.13(土)     849  PV     273  IP     4192 位  /  1366119ブログ
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