俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■色彩俳句643「山葵田のひかれるところ流れをり」(『万燈』1970)(江口竹亭)

2024-04-11 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句643・光彩25・江口竹亭01・2024-04-11(木)
○「山葵田のひかれるところ流れをり」(『万燈』1970)(江口竹亭01)
○季語(山葵・晩春)(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめも)】【→俳句結社索引

【鑑賞】:「ひかれるところ」とはすなわち水のあるところである。水のあるところとはすなわち流れるところである。明解な山葵田の一物俳句。


江口竹亭(えぐちちくてい)(1900~1993)
○好きな一句「走り来る水美しき野菊かな」(『万燈』1970)02
○季語(野菊・三秋)(引用同上)

【Profile】:佐賀県出身。師系:→高浜虚子・→河野静雲。1969年「万燈」創刊主宰。

コメント