俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■色彩俳句645「蓮如みち行く先々に緑立つ」(中村青径)

2024-04-25 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句645・緑6・中村青径01・2024-04-25(木)
○「蓮如みち行く先々に緑立つ」(中村青径01)
○季語(緑立つ・晩春)(→「俳句季語一覧ナビ>行く先を使用した俳句」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたけこすせそちつてとぬねのはひふへほみむめも)】【→俳句結社索引

【鑑賞】:「蓮如道」とは蓮如上人が歩いた吉崎古道(福井県あわら市)。修行僧が歩いて行く道の両脇に緑がほつほつと芽生えていく情景を思い浮かべている。

 今日は20年目の「緑風忌」。緑立つ道を杖もなく歩いていることであろう。母を連れ立って。


中村青径(なかむらせいけい)
○好きな一句「時の日の会話を計る砂時計」02
○季語(時の日・仲夏)

【Profile】:1938年大阪生れ。東大阪市在住。柳史俳画砂丘会指導委員。砂丘青径会主宰。

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