俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■特集俳句645「臍の緒の箪笥にねむるさくら季」(高澤良一)

2024-04-26 04:56:00 | 特集俳句

●特集俳句645・家具俳句2-9箪笥・高澤良一05・2024-04-26(金)
○「臍の緒の箪笥にねむるさくら季」(→高澤良一05)
○季語(さくら季・晩春)(「俳句研究198706」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「家具俳句」の最も家具らしい「箪笥」である。時期はさくらの季節(今年は早かったが)。掲句では「どき」と読ませるのであろう。五体の「臍の緒」は「押し花を展けば臍の緒でありし」「臍の緒に風乾きゆく秋祭」の2句を数える。

コメント