俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句646「ドーナツの穴も頬張り靑き踏む」(永島唯男)

2024-04-30 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句646・抽象の物質化17・永島唯男01・2024-04-30(火)
○「ドーナツの穴も頬張り靑き踏む」(永島唯男01)
○季語(靑き踏む・晩春)(→「俳句の殿堂」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそてとにぬねのはひめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:ドーナツの穴には生地の実態はない。しかしドーナツを頬張ることは穴を頬張ることでもある。芽生えたばかりの青草の上で。


永島唯男(ながしまただお)
○好きな一句「落ちてなほころころ転ぶ藪椿」02
○季語(藪椿・三春)(引用同上)

【Profile】:1935年千葉県木更津市出身。1991年「」俳句会(銚子市)主宰となる。「天為」俳句会主要同人。

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