俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句629「壁の影出水の上に長く引く」(『雑草』1924)(長谷川零余子)

2023-07-18 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句629・長(空間)1・長谷川零余子03・2023-07-18(火)
○「壁の影出水の上に長く引く」(『雑草』1924)(→長谷川零余子03)
○季語(出水・仲夏)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえせそてとにぬねのふへみむめゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:水浸しとなって川と道の境が見えなくなっている。壁の影がその水面に長く伸びている。梅雨時の出水。日本列島に大きな被害をもたらす。今故郷の秋田が大変なことになっている。異国の地でひたすら祈るしかない。復興などという言葉はまだまだ先のことだ。

コメント