俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五体俳句511「剃り傷の顔もち歩き年の暮」(友永佳津朗)

2020-12-29 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句511・顔19・友永佳津朗01・2020-12-29(火)
○「剃り傷の顔もち歩き年の暮」(友永佳津朗01)
○季語(年の暮・暮)(「『俳人年鑑』2004年版」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(けこすせそちつにぬねのはひみむめゆ~)】

【鑑賞】:この一年の擦り傷を刻んだ顔。何も臆する必要などない。まるで勲章のようではないか。しかしこの年末はどこへでも「持ち歩く」というわけにはいかないか。


友永佳津朗(ともながかづろう)
○好きな一句「ゆつたりと齢をためて懐手」02
○季語(懐手・三冬)(「→現代俳句データベース」より引用)

【Profile】:1924年生まれ。1998年大阪府大阪市にて「雑木」主宰。

コメント