俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句510「明日焚くといふ枯菊を堆く」(『風の詩』2014)(介弘浩司)

2020-12-20 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句510・堆い(空間)1・介弘浩司01・2020-12-20(日)
○「明日焚くといふ枯菊を堆く」(『風の詩』2014)(介弘浩司01)
○季語(枯菊・三冬)(「俳句界201506」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(せそちつてにぬねのへほむめもゆ~)】

【鑑賞】:掲句には「枯菊」という目的語を有する他動詞「積む」と行為者が隠されている。うずたかく積むのは今日刈り取ったばかりの多量の枯菊である。


介弘浩司(すけひろひろし)
○好きな一句「風迷ふほどの芒でありにけり」(『風の詩』2014)02
○季語(芒・三秋)(引用同上)

【Profile】:1937年福岡県大牟田市出身。1958年「さわらび」入会。66年頃より公務多忙のため作句活動中断。95年「さわらび」復帰、「田鶴」入会。97年「ホトトギス」入会、2000年同人。2004年「さわらび」編集長。07年「さわらび」主宰。妻は「さわらび」副主宰の→介弘紀子

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