俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五体俳句507「湯たんぽを足で探るや四畳半」(『駄句たくさん』2013)(藤原月彦)

2020-12-03 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句507・足13・藤原月彦01・2020-12-03(木)
○「湯たんぽを足で探るや四畳半」(『駄句たくさん』2013)(藤原月彦01)
○季語(湯たんぽ・三冬)(「増殖する俳句歳時記」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(けこしすちつにぬねのはひみむめゆ~)】

【鑑賞】:江戸から昭和までの広い時空を共有するような句。「どこに行ってしまったの」と、冷たい足先が逃げた湯たんぽをまさぐる。


藤原月彦(ふじわらつきひこ)
○好きな一句「致死量の月光兄の蒼全裸」(『王権神授説』1985)02
○季語(月光・三秋)(「二十世紀名句手帖①愛と死の夜想曲」より引用)

【Profile】:1952年福岡県出身。学生時代は早稲田大学短歌会に所属。1990年第33回短歌研究新人賞受賞。歌誌「短歌人」編集人。歌人としては藤原龍一郎。俳句は藤原月彦の名で→赤尾兜子に師事。「」「」所属。

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