俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■特集俳句510「新しき波を育てて紙を漉く」(稲田眸子)

2020-12-23 04:56:00 | 特集俳句

○特集俳句510・新し俳句1-9(新しき波)・稲田眸子03・2020-12-23(水)
○「新しき波を育てて紙を漉く」(→稲田眸子03)
○季語(紙漉・三冬)(「→575筆まか勢」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4 →俳人一覧(うえくけこすせそてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:紙漉の作業の様子の精緻な写生句であります。漉桁(すきけた)の中に敷かれた漉簀(すきす)の上に紙の繊維の溶け込んだ水を流し込む作業。何度も漉桁を揺すって「新しき波を育て」ながら丹念に。

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