俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句511・触覚24・中原徳子01・2020-12-28(月)
○「術後ひらいた掌が極月の顔撫でる」(中原徳子01)
○季語(極月・暮)※【極月ごくげつ】(陰暦)十二月の呼び名。師走(しわす)。【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:作者なのか他者なのか、動作の主体は明らかではない。いずれにしても、ひらいた掌が顔を撫でたのである。生きていることを確かめるために。そのように暮れてゆく十二月もある。
○中原徳子(なかはらのりこ)
○好きな一句「朱欒ざぼん人形の肉ふくらみ来」02
○季語(朱欒・晩秋)(「→週刊俳句 Haiku Weekly」より引用)
【Profile】:1958年香川県出身。東京都世田谷区在住。「からまつ」(→由利雪二主宰)同人。