俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0274・真夜中(時間)01・新海非風01・2016-04-10(日)
○「芝山や真夜中頃の花吹雪」(新海非風01)
○季語(花吹雪・春) 「しばやまやまよなかごろのはなふぶき」(→「俳句空間―豈weekly」より引用)【→次元俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:桜の下に人間がいてもいなくても、花は咲きまた散るのです。花吹雪は真夜中もとめどありません。
●新海非風(にいのみひふう)(1870~1901)
○好きな一句「釣鐘に梅の影這ふ月夜かな」02
○季語(梅・春) 「つりがねにうめのかげはふつきよかな」(引用同上)
【Profile】:伊予生れ。明治時代の俳人。東京で→正岡子規と知りあい俳句をはじめる。のち肺病のため陸軍士官学校を退学し各種の職業を転々とした。→高浜虚子の「俳諧師」の五十嵐十風のモデルといわれる。