俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0273・膝06・藤井冨美子01・2016-04-03(日)
○「水清し花びら清し母の膝」(『藤井冨美子全句集』2014)(藤井冨美子01)
○季語(花・春) 「みずきよしはなびらきよしははのひざ」(→「大井恒行の日日彼是」より引用)【→五体俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:流れる水も清く 散る桜の花びらも清く 花びらの降りかかる母への愛も清く
●藤井冨美子(ふじいふみこ)
○好きな一句「人遠く木の国眩し山ざくら」(『藤井冨美子全句集』2014)02
○季語(山ざくら・春) 「ひととおくきのくにまぶしやまざくら」(→「関西現代俳句協会」より引用)
【Profile】:1931年、和歌山県和歌山市出身。1951年「群蜂(ぐんぽう)」入会、→榎本冬一郎に師事。1982年、榎本死去後「群蜂」主宰継承。