俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0276・月018=四月(時間)・天下井誠史01・2016-04-24(日)

2016-04-24 04:56:00 | 次元俳句

●次元俳句0276・月018=四月(時間)・天下井誠史01・2016-04-24(日)
○「四月尽一本の木に戻りけり」(天下井誠史01)
季語(四月尽・春) 「しがつじんいっぽんのきにもどりけり」(「俳句界201506」より引用)【→次元俳句-索引 →俳人一覧()】

【鑑賞】:四月が過ぎ去ろうとしています。この木は桜のでしょう。満開から花吹雪を経てようやく一本の木に戻った桜です。葉桜とはいっても生まれたての瑞々しい新緑の色です。

 

天下井誠史(あまがいせいし)
○好きな一句「烏瓜幣より白く咲きにけり」02※「幣(ぬさ、みてぐら)」:神前に供えるもののこと。
季語(烏瓜の花・夏) 「からすうりぬさよりしろくさきにけり」(引用同上)

【Profile】:1942年、茨城県出身。1971年俳句に入る。→進藤一考に師事。1979年「」創刊同人。俳人協会幹事、同茨城県支部幹事長。

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